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本物の英国紳士はバレンタインに何をするの?イギリスよりお届けします!

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日本の男子たちが心なしかそわそわし始める2月。言わずと知れたバレンタインデーの季節ですね。「や、別にチョコとかそんな興味ないし。彼女もいらないし!」なんて硬派を装いつつ、ついつい手探りで机の中を漁ったり、休み時間のたびに鞄の中をチェックしたり……。そんな甘酸っぱい学生時代を過ぎると、今度は同僚・先輩・上司からの義理チョコという名のプレッシャーが待ち受けています。男の子って大変!

クリスマスの次に無くなればいいのに、なんて囁かれている恋人たちのイベントですが、ここ最近はすっかり女子同士で限定チョコを交換し合ったり、チョコフォンデュパーティーをしたりといった過ごし方も定着し、楽しみ方も変わってきています。そんな、ほとんど女子のためのチョコの祭典と化したバレンタインデーですが、イギリスではまた違った趣があります。

やっぱり定番は花束

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ヨーロッパでバレンタインといえば、男性から女性へ日頃の感謝や愛情を花束に託して伝える日。現在でもその習慣は残っていて、特に夫婦間では真紅やピンクの華やかな花束が定番です。ロンドンでは、日本のように大きな店舗を構えたフラワーショップというのは以外と少なくて、その代わり仕事帰りにさっと買って帰れるように駅構内や通りに面してポップアップのテナントがたくさん出ています。

また、スーパーでもイベントごとに色とりどりのブーケを用意しているので、帰りが遅くなっても安心。この辺りが、日常的に花束を贈る習慣のある国ならではですよね。心なし大ぶりのローズがなんともイギリスらしい!

手書きのカードに愛を込めて

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花束には必ず手書きのカードを添えて……。同じヨーロッパでも大陸の男性と比べるとそこまで大っぴらに愛情表現をしないと言われるイギリスの男性たちも、この日ばかりは違います。ちゃんとデパートでカードを選んで、恋人や奥さんへ感謝の気持ちを綴ります。普段はほぼ女性客で溢れるLIBERTYのステーショナリーコーナーも、ちょっとだけ肩身が狭そうな男性客がちらほら……。

カリグラフィー用のペンやインク、シーリングワックスも多数揃います。また、店内では手作りカードのワークショップも開催されていて、バレンタインは「物を贈る」というよりも「感謝の心を贈る」日といった方が良いかもしれません。

女の子はチョコレートが大好き!

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日本でも定番のチョコレートギフト。甘党男子なんて言葉が一時期流行ったものの、やはり甘いものが苦手な男性が多いのも事実ですよね。

でも、女の子はチョコレートが大好き! 男性から女性へ贈るギフトなら、ハート型のラブリーなパッケージも、ジュエリーみたいにキラキラしたボンボンショコラも、一粒数ポンドもするようなデコラティブな高級チョコも、何のためらいもなく買えるはず! やっぱりチョコって女子のためにあるんだな、と心の底から実感します。

日本人に人気のCharbonnel et Walkerの他、Victoriaなど主要なターミナル駅構内に数多く出店しているHOTEL Chocolat.は、味もパッケージも文句無しにおすすめです。

お酒だってとことんラブリーに

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花束やチョコレートに添えるなら、一緒に楽しめるスパークリングワインが人気。特に、飲み口が軽くて見た目も可愛いロゼは、バレンタイン用のラベルが数多く揃います。女子向けにとことんラブリーにドレスアップしたワインを選ぶなら、品揃え豊富でお財布にも優しいM&Sがおすすめ。

ただ、こちらは「ちょっと高級なスーパー」という位置付けなので、あくまでプレゼントへ添える名脇役として使ってくださいね。お酒を主役にしたい方やちょっとランクアップしたい方は、FORTNUM&MASONへ行けば間違いなしです。

恋人たちの定番はアクセサリー

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女性への贈り物といえばアクセサリー。夫婦間での定番は花束だとご紹介しましたが、花束だけをぽんと渡す男性は少ないです。特に恋人同士だと、指輪やネックレスなどのアクセサリーは欠かせません。もう、これは日本のチョコレート商戦と張るくらいの勢いでどのブランドも力を入れています。

「メモリアルチャーム」といって、ブレスレットにひとつずつ記念のチャームを追加していくのもこちらでは人気なので、毎年一個ずつ二人の思い出を増やしていくのも素敵ですね。

Happy Valentine’s Day!!

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男性から女性へ心を込めた贈り物をする日であるイギリスのバレンタインデー。ただ、女子が楽しむイベント、という点では日本もイギリスも似たようなものかもしれませんね。

男性の皆さん、今年のバレンタインデーは、彼女や好きな人へ、日頃の感謝を込めてチョコやワインを贈ってみるのもいいかもしれませんよ。その時は、感謝の言葉とカードを添えるのをお忘れなく!

番外編

日本でおなじみ「無印良品」。Oxford Street店のバレンタインフェアはこんな感じです。並んでいるのはアロマディフューザー。郷に入りては郷に従え、ということで日本企業の無印さんも女性向けギフトを展開中です。
番外編

この記事を書いた人

Yuki

Yuki

横浜生まれ。大学卒業後、制作会社勤務を経て現在はフリーランスのDTPデザイナーをしています。ロンドン在住をいいことに、日本の第二都市は横浜だと吹聴してます。歴史と文学と美術にまつわる旅をビール片手に一人で楽しむのが至福。こちらでは、歴史好きと飲兵衛さんに有益な情報をお伝えしていけたらと思っています。