”最強のそうめん”が食べられる島があるのですが、ご存知ですか?
そうめんはどれも同じと思っている方。(かつての私ですね。)
いますぐ小豆島<ショウドシマ>に行くべし。
出会いは昨年8月・・・
瀬戸内国際芸術祭で、小豆島を訪れた時のこと。
(島内の道端アート)
太陽ギンギンの酷暑の中、干からびる寸前に入った、小さな飲食店。
いや、お店というよりも、飲食物を提供している休憩所のような場所。
ドアなし冷房なし。申し訳程度の扇風機が、うー・・・うー・・・・・・
暑い、暑すぎる・・・
そんな時、「そうめん」が目に入りました。
ああ・・・そうめんがある・・・!
すいませんそうめんお願いします!!
正直、別に味に期待はしていませんでした。
冷たくてさっぱりしたものなら、なんでもよかったんです。
それに、『そうめんなんてどれも同じじゃろ、ハズレはないじゃろ』って思っていたんです。
あれを一口すするまでは・・・。
出てきたのは、見た目はフツーのそうめん。
ガラスの器に入ったフツーのそうめんと、フツーのつゆのみ。具もありません。
でも・・・
ずるずるっ
・・・!?・・・うまっ・・・!!!
ハズレどころか、まさかの大当たり。
驚きました。
こんな美味しいそうめんがあるなんて…
知らなかったのはわたしだけ!?
細いのに、THEコシ。
ものすごくプリップリッ!そんでもってとぅるんっとぅるんっ!
ものすごく口当たりがいいのです!
その秘密は『ごま油』とのこと。
そうめんは、小麦+水+塩を練ったあと、油で伸ばして乾燥させるのですが、
その過程でごま油を使用しているんですね。
なぜごま油かというと。
オリーブオイルのイメージの強い小豆島ですが、実際降り立ってみるとものすごい、ごま油の香り。
あっちもこっちもごま油。
小豆島には、ごま油国内トップシェアの老舗・かどや製油があるんです!
そのため、島中あの芳香な香りに包まれておりました。
小麦作りに適した気候、瀬戸内海で取れる天然塩、老舗のごま油。
この三拍子そろって生まれたのが、あの“プリプリとぅるんとぅるん”そうめんなんですね。
さあ、お箸だけ持って、いざ小豆島へ。
青い海×芳香なごま油の香り×絶品そうめん= 最高の夏。
小豆島まで行くのはちょっと遠いぜ、という方。
「小豆島 そうめん」で検索すれば通販もあります。
ポチッとしたら、あとは首を麺より長くして待つだけ。
ちなみにわたしは近所の雑貨屋で買っています。
(なぜ雑貨屋にそうめんが売っているのかはわかりません・・・)
最後に、ポチったそうめんが届くのを待てない方に、おすすめのちょい足しをご紹介。
めんつゆに、ごま油をちょろっと。
ネギにみょうがに刻んだショウガと大葉をどっさり。はい完璧。
めんつゆ×ごま油って、むちゃくちゃ旨い。
・・・あ、小豆島そうめん、ごま油使用してるじゃん!さすがです。
ごま油入りそうめんとごま油入りめんつゆ。最強のふたりです。ぜひぜひお試しください!