ソウルを自転車で観光!レンタサイクルがおトクなので使い方を詳しくご紹介!
韓国

韓国を訪れた方が時々驚かれます。「韓国の人って自転車に乗らないのね」と。しかし、最近、ソウル市内でもレンタサイクルが流行り始めているんですよ。

ソウル市レンタサイクル「タルンイ」

ソウル市は、2016年からレンタサイクル事業「タルンイ」を始めました。ソウル市がやっているので安価かつ便利とあり、徐々に利用者も増えています。中心部では、ビジネスマンたちが近距離の移動に利用しているのを見かけます。

「タルンイ」は1日・2週間・1か月・半年・1年の契約で使用でき、ソウル市民たちの便利でお得な足として定着しつつあります。そして、このレンタサイクルは外国人観光客も利用できるんです。

外国人観光客が利用できるのは1日券。写真のような自転車置き場(ステーション)が市内の各所にあり、どのステーションから乗っても降りてもいいんです。ソウル駅から明洞まで行って、そこのステーションに返却、そのあと明洞から江南まで地下鉄で移動し……なんてことも自由自在です。

1時間以内にどこかのステーションにいったん返却しさえすればいいので、一度返却したあとで再度借りなおして1時間、また借り直してもう1時間……理屈では24時間乗ることだってできます。

メインテナンスは比較的しっかりされているので、快適に利用できます。ごくまれに故障やパンクしていることもあるので、借りる前にしっかり確認することをお勧めします。

自転車観光してみよう~レンタル編

1.貸出場所の検索

スマホを開いて、「서울시 따릉이」と入力します。ヤフーで検索すると、写真のような表示が出ます。

この赤く囲んだ部分をタップしてください。すると、ステーションの場所とそこにいま停まっている自転車の数が表示されます。

こんな感じで出てきます。もっと拡大するとどこの道のどのあたりにあるか表示されます。満タンのところは、自転車がたくさんあるということです。少なくなると、だんだん白くなります。

借りたい場所と返したい場所の目安をつけてから、レンタル手続きに入りましょう。

1.貸出手続き

いよいよレンタルの手続きに入ります。先ほどの「서울 따릉이」のサイトを開けます。右上の「三」のような表示をタップするとメニューが出てきます。下のほうに「日本語」とあるので、それを選んでください。

このページが出ましたでしょうか。居住外国人ではなくて外国人観光客の場合は、クレジットカード決済のみ可能です。ステップはこの説明の通りです。

2.決済をしてみよう


「利用券を購入する」をタップすると、このような画面が出ます。1日券(1時間)というのが、1時間以内に一度は返却するという意味です。繰り返しますが、1回券ではなくて1日券なので、一度購入したら1時間以内に一度返却さえすれば繰り返し利用することができます。

なお、1日券(1時間券)は1,000ウォン(約100円)とリーズナブル。バスが1,200ウォン、地下鉄の初乗りが1,250ウォンからということを考えてもこれはかなりお得な移動手段です。

ここで「決算手段の〇」をタップします。

そうすると、次に認証番号の欄が出てきます。決済するクレジットカードの番号を入力してください。そして、「すべてに同意する」をタップします。

カード裏のセキュリティ番号を入力し、決済を選びます。

決済が終わると、このように「貸与番号」が送られてきます。この番号を自転車に入力すれば1回1時間または2時間のレンタルを24時間することができるようになります。この番号は、その日1日使用するので忘れないようにとっておいてくださいね。

3.自転車に乗ろう

ここまで出来てからステーションに移動してもいいですし、ステーションでここまでの手続きをしてもいいかと思います。

ステーションに行ったら、乗りたい自転車を選びます。次に、自転車についているこの機械の下のほうにある緑の〇がついたボタンを押します。

ボタンを押すと液晶画面がつきます。そこに、先ほど送られてきた「貸与番号」の上4桁を入力します。入力ボタンを押すと、次の画面で下4桁を入力するようにと指示が来ます。下4桁を入力すると、音声が流れます。

音声が流れたら、右側にある緑の大きくて丸いところを引っ張ります。すると、自転車留めから自転車が外れます。この瞬間からレンタル時間の計算が始まります。

楽しいサイクル観光を

無事自転車に乗れたら、自転車で巡る楽しいソウル観光をお楽しみください。


この記事を書いた人

エナ

エナライター / エナツアー主催

横浜出身のソウルっ子。2000年から2002年、ワーホリ滞在。その後横浜での10年間を経て2011年、再度渡韓。本業は日本語教師。ソウルの町歩きが大好きなネイリスト。ソウルの博物館、市場が主な生息地。普通の町を普通じゃなく感じさせるエナツアーなるものを企画していました。最近は日本家屋の残る町にはまり気味。

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