瀬戸内海を見渡す標高400mに位置する「休暇村讃岐五色台」が、2025年3月27日にリニューアルオープンしました。テラスに新設された水盤は、“日本のウユニ塩湖”ともいわれる「父母ヶ浜」をオマージュしたもので、一日を通して移りゆく空の様子を足元に映し出します。絶景だけではなく、趣向を凝らした地産地消の朝夕のお食事も魅力。2025年は3年に一度の瀬戸内国際芸術祭の年。香川県のアート旅で利用したい絶景宿の誕生です。
休暇村讃岐五色台のリニューアルポイント
今回リニューアルされたのは主に、ロビーラウンジ、テラス、一部客室、レストラン、大浴場です。特にテラスは写真映えする水盤が設置され、瀬戸内海の景色と相まって絶景スポットに! 「昔一度泊まったことがある」という人も新鮮な時間を過ごせるはずです。ここからは、リニューアルポイントを詳しくご紹介します。
ゆったりと寛げるロビーラウンジ
ゆったりとした空間に、優しく体を包み込むスツールが配され、テラスに面したロングカウンターから瀬戸内海の多島美を楽しめます。

宿泊者はコーヒーやジュースの他、うどん県らしい「うどん出汁」を自由にいただけるのがユニーク。

フロント付近にはこの地で採れる「サヌカイト(讃岐岩)」を使った小さな楽器があるので、鳴らしてみてください。高い澄んだ音が響きます。サヌカイトは県の石に選定されているそうです。

翌朝のお散歩では、このサヌカイトがある場所を案内してくれるかも。お散歩は7時からなので、お散歩で少し歩いた後に朝食を楽しむ流れがおすすめです。

売店では香川のお土産がラインアップ。ドリップコーヒーのセットは、一つひとつデザインが異なっていて、旅を振り返る自分用のお土産としてもいいですし、友達にプレゼントするにも良さそう。

私はいつも、自分が旅先で購入したお気に入りのドリップコーヒーを持参して、次の旅で友人と楽しみます。もちろん現地のカフェに行くのも楽しいのですが、部屋で寛いでいる時に急にコーヒーが飲みたくなった場合などに便利です。軽いという点も、お土産として優秀!
瀬戸内海の絶景を楽しむ「水鏡のテラス」
海に突き出すように配置されたテラスには“日本のウユニ塩湖”である三豊市の「父母ヶ浜」をオマージュした水盤を設置。

刻一刻と変わる空の様子が映し出され、そこに繋がるように穏やかな瀬戸内海が繋がって行く景色はまさに絶景!
人気の和洋室が増室
客室の一部もリニューアルしました。人気の和洋室が増室されたので、予約が取りやすくなりますね。海側なので、瀬戸内海の島々や瀬戸大橋がしっかりと見られます。

5月14日には100㎡の広さがある「プレミアム和洋室 瀬戸内テラス」が誕生します。半露天風呂やサウナ、ミニキッチン、洗濯乾燥機などを備え、長期滞在にも良さそう。
瀬戸内ダイニング「香川のうまいものビュッフェ」
夕食はリニューアルしたビュッフェレストランで。瀬戸内海の新鮮な魚だけではなく、地元農家から仕入れた野菜や地元のブランド牛など、この地の美味しいものがズラリと並びますよ。

目の前で調理する様子が見られるライブキッチンでは、ひまわり牛や季節の天婦羅、握りずしなどの人気メニューを提供。

お造りは、オリーブオイルと塩で食べるのもおすすめだそうです。新鮮なお魚ならではの食べ方をぜひ試してみてくださいね。

夕食ビュッフェには、食後のデザートビュッフェも付いています。デザートはロビーラウンジに並ぶので、お好きなものを夕食会場に運んでもいいですし、場所を変えてロビーラウンジでゆっくりと楽しむのもいいでしょう。注目は、自分で作る「クロワッサンワッフル」。クロワッサン生地を自分でワッフルメーカーで焼いて、出来立てを楽しみます。お好みでホイップクリームやアイスクリーム、チョコレートソース、はちみつなどをトッピングできますよ。

ちなみに朝食もこちらの「瀬戸内ダイニング」で。朝食ビュッフェでは、お好みで作る海鮮丼が人気。香川県らしく、朝うどんも用意されています。
瀬戸内天空の絶景風呂
大浴場には内風呂と露天風呂が連続した約15mの湯船があります。露天で風を感じながら湯あみを楽しむのもいいですし、内風呂からもガラス越しに同じ眺めが楽しめます。

大浴場には絶景の他、もう一点ポイントが。洗い場の各ブースのシャワーヘッドにRefaを採用しています。高性能なシャワーヘッドをお試しするチャンスですね!

使ってみて気に入ったらご自宅に導入するというのもアリです。
瀬戸内国際芸術祭の拠点にもぴったりな「休暇村讃岐五色台」
「休暇村讃岐五色台」の送迎バスが発着する高松駅から徒歩5分ほどの場所にある高松港からは、船で瀬戸内海の島々にアクセスできます。この立地なら、4月18日に開幕した瀬戸内国際芸術祭の拠点にも良さそうですね。新しくなった「休暇村讃岐五色台」で、瀬戸内の絶景と味覚を存分に楽しんでください。
取材協力:休暇村讃岐五色台
香川県坂出市大屋冨町3042