初詣、節分、梅まつり。この時期は成田までお出かけの方も多いのではないでしょうか?
ぜひ、成田まで行ったら、寄って欲しい隠れ家スポットがあります。私の大好きな老舗和菓子屋「なごみの米屋」の「成田羊羹資料館」です。
成田山新勝寺と成田駅を結ぶ成田山表参道というわかりやすい立地にありながら、1つ建物を抜ける為、知る人ぞ知る隠れ家スポットなんです。
成田と言ったら羊羹屋さん?
成田山の参道には、明治末期から大正初期にかけて、20数軒の羊羹屋さんがあったそうです。今は減ってしまっていますが、今回ご紹介する明治32年創業の老舗和菓子屋「なごみの米屋」の總本店は成田山表参道にあります。總本店の敷地は広く、表の売り場の奥には、御不動様旧跡庭園や成田羊羹資料館があります。
成田によく訪れる私ですが、数年前まで、恥ずかしながら知らなかったです。
無料で入れる成田羊羹資料館とは?
羊羹にまつわる展示がある2階建ての建物です。入館無料だけれど、羊羹にまつわる資料の配布などがあり、充実しています。
1階の映像コーナーでは、羊羹の作り方等を見られます。
私は動画を見る事で羊羹作りに興味がわき、実際に帰宅後作っちゃいました。
2階では、蒸羊羹と練羊羹の違いを知ったり、全国各地の羊羹のパッケージを見たり、身近な内容もあるので興味津々で回れます。ちなみに羊羹のルーツは、目から鱗です!
また、明治・大正時代の羊羹製造道具や練羊羹の原料などは、実物の展示もあり、小さな子供でもわかりやすい内容です。
運試し!おみくじ羊羹とは?
かなり珍しい「おみくじ羊羹」が私のお勧めです。
お賽銭箱に金百円を納め、恵比寿様・大黒様に参拝し、おみくじをひきます。ひいた番号が書かれた引出をあけると、おみくじの入った羊羹の箱があります。胡麻羊羹が3つ入っています。2017年、まだおみくじひいていない方はいかがですか?
成田羊羹資料館で羊羹愛が増した後は、売り場へ。
1箱10,800円の米屋最高級羊羹「宵紫」を1カット味わえる貴重なセットとは?
売り場併設の「なごみ菓房」や「おあしす」という2件のレストラン・カフェがあります。そばの他、甘酒やお汁粉が楽しめます。
そこで食べられる「宵紫と抹茶セット」も私のお勧めです。
なんと、5日前までに要予約の最高級羊羹を1カット味わえるんです。
北海道十勝平野の最上級の小豆・氷砂糖・国内産テングサ・不動の大井戸の水で作られているそうです。
提供後、まず、綺麗な色合いに見惚れてしまいます。口へ含むと、雑味ゼロです。スッキリとした上品な甘さで、私の態度までお上品になっちゃいました。
ここまでキリッとした羊羹は、スイーツコンシェルジュの筆者も驚きの味わい、唯一無二の存在です!
また、売り場には、無料休憩所やセルフサービスのお茶もあるので、和菓子や冷たいアイスを買ってその場で食べる事もできます。歩き疲れた時に美味しい和菓子で気軽に糖分摂取できるスポットです。お手洗いもあります。
ぜひ、敷地内回ってみて下さい。新しい発見がある事、間違いありません。
〒286-0032 千葉県成田市上町500
總本店 AM8:00~18:00
なごみ菓房 AM10:00~17:00 LO16:00
おあしす AM10:00~18:00 LO17:30
成田羊羹資料館 AM10:00~16:00
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