マレーシアには猿に占領されてしまうマクドナルドがある
マレーシア

マレーシアには色々な野生動物が生息していて、自由にうろうろしています。普通に生活している分はいいのですが、時々こちらにも被害が及ぶことがあります。例えば、人間の食べ物を狙ってやってくる猿。私も猿の襲撃にあったことがあります。今回は、猿に我が物顔で占領されてしまうマクドナルドについてご紹介します。

ソクたびソクたび

マレーシアの野生動物

マレーシアには日本ではなかなか見かけることのできない野生動物が生息しています。イグアナやアナコンダ、象まで生息しています。

 

都会のクラルンプールではなかなかお見かけできませんが、ちょっと都会を離れると、そんな野生動物に遭遇することがあります(象が生息するのは限られた地域ですが)。

 

野生動物の中でもお見かけする機会が多いのが猿です。猿は日本人にとってそれほど珍しくないかもしれませんが、猿にも色々な種類がいます。

日本では見かけない種類の猿を見ると嬉しくなります。

猿は可愛いだけではないんです!

ドライブ中に車の中から見ている猿は可愛いのですが、猿は可愛いだけではないんです! 時には要注意な存在にもなります。

 

例えば、人間の食べ物の味を覚えてしまった猿……。一度人間の食べ物の味を覚えてしまった猿は、もう一度その味を手に入れようとしてまたやってきます。

 

そのため、田舎のフードコートや高速道路のサービスエリアに行くと、猿の群れがうろうろしているところを見かけます。

今回も、とあるビーチ周辺でくつろいでいた時に猿がやってきました。

そのビーチにはマクドナルドが隣接しており、私たちはくつろいでマクドナルドのハンバーガーを食べていました。そのうち1匹の猿がやってきました。

 

猿が1匹だけでいると、とても愛嬌のある動物です。こちらも微笑ましい気持ちで猿を見たいところですが……、猿が1匹やって来たということは……なんとなく嫌な予感がします!

 

そのうち1匹だった猿が2匹になり……3匹になり……4匹になり……。

この時点で嫌な予感が的中してしまったことを実感します。

猿に占領されるテーブル

猿たちは、私たちが食べているテーブルにやってきて、断りもなく堂々と食べ物に手を出します。

この流れがあまりにも自然すぎて、あっけにとられる間も無く、猿が次々にテーブルに登場し、それぞれテーブルの食べ物をあさりはじめます。

猿がやって来てそそくさとテーブルを離れる人々

 

こうなると、私たちはテーブルを離れ呆然と立ち尽くすか、室内に逃げ込むより他にありません。

猿が支配する世界を描いた「猿の惑星」という映画がありますが、この状況はまさしく猿に完全にコントロールされた「猿のマクドナルド」です。

もう笑うしかありません。

猿は好き勝手にテーブルの上を行ったり来たりして食べ物を食べたり、人間が残していったものをおもちゃにして遊んだりしています。人間には為す術もありません。

ひとしきりテーブルを荒らし、食べ物を食べ終えると満足したのか、何事もなかったかのようにして猿は帰っていきました。残ったのは汚れたテーブルと食べ物の残骸です。

 

そのうちテーブルの残骸も片付けられ、何事もなかったかのようにして今まで通りのビーチの光景が戻ってきます。

猿の目的とは?

猿たちの目的は、ただひとつ! 食べ物です。

 

人間を襲う目的できているのではありません。猿から食べ物を横取りされそうになった場合は、大人しく食べ物を譲るのが先決です。

もし食べ物を奪い返そうとして抵抗すると、猿は一気に攻撃的になる可能性があるからです。その際に噛まれたり、引っかかれたりしたら病気に感染する危険もあります。

 

せっかく美味しく食べようとしていたのに、猿に横取りされるのは悔しい気もしますが、ここは譲るしかありません。

マレーシアで猿を見かけたらマレーシア流の対処方法を……

マレーシア人はなんだかんだ言いながらこの状況に慣れきっています。

諦めて携帯をいじっている人までいます。猿は携帯には興味がないようで、隣にいる人間には見向きもしません。

 

日本なら問題になりそうな光景で、お店側も何かしら解決策を講じそうなものですが、マレーシアにいたっては呑気なものです。一向に問題が解決する事なく、ほぼ毎日のように同じ事が繰り返し起こっています。

こんなところにマレーシアらしさを感じます。

 

マレーシアで食べ物を食べている時に猿を見かけたら、要注意です。

数分後には自分が食べていたものを猿に乗っ取られている可能性がありますよ。

悪いのは人間か?猿か?

日本でも人間の食べ物を知ってしまった野生動物が引き起こす問題が話題になる事があります。これは日本だけの問題ではなく世界全体で起こっている問題です。

マレーシアの猿がどのようにして人間の味を知ってしまったのかは分かりません。捨ててあるゴミを食べたのかもしれませんし、人間が意図的にあげたのかもしれません。

どちらにしても、人間の味を知り、人間のところに来るようになってしまった猿を悪者にする事ができない気がします。今はまだ、マレーシアでは問題視されることはありませんが、問題がエスカレートし、猿が処分されるようになるという悲劇にならないことを祈ります。

この記事を書いた人

yazu

yazu

九州出身です。
今はマレーシアに住んで数年になります。旅行も大好きでマレーシアを拠点に、東南アジア周辺の旅行にもよく出かけます。

マレーシアで、夫と共に、発展途上国ならではの思いがけないハプニング満載の生活を送っています。そんなことをしていたら、段々たくましくなってきました。東南アジア旅行では、いろいろな文化の違い、食事、地元の人との出会いを楽しんでいます。

そんな中で、自分たちが経験したこと、感じたことを記事にしたいと思います。だれかに楽しんでもらえたら嬉しいです。

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