「グルメ・ダイエットの両立は可能だ!」とうたう私にとって強い味方の「低糖質スイーツ」。
スイーツコンシェルジュとして受講した北里研究所病院糖尿病センター長・山田悟先生のロカボ(低糖質)講習会で、糖質の血糖値への影響などを学んでからよく食べるようになりました。
1食の糖質を20~40g(×3食)にすれば、スイーツでも1日10gは糖質をとってもOKという内容でした。低糖質スイーツの広がりを感じる昨今、都内で購入出来る4種を紹介します。まずは、夏限定の商品からです!
Toshi Yoroizuka TOKYO 京橋店限定の低糖質スイーツ
以前から鎧塚俊彦シェフの低糖質スイーツは食べていましたが、お取り寄せオンリー。商業施設「京橋 エドグラン」に昨年オープンした京橋店では店頭でも楽しめると聞いて訪れました。
すると、お取り寄せとは異なるメニューがありました。京橋店限定の低糖質スイーツです。ちなみに、1階はカフェ、2階はサロンで、低糖質スイーツはカフェでの扱いです。
平日14時でも満席でした。オープンからそれなりに経っていますが、さすがの人気ですね!
糖質4.8g「低糖質 小夏パンナコッタ」
常時2種類の低糖質スイーツがあるそうです。ロールケーキは売り切れで、パンナコッタのみありました。少し前まではティラミスだったそうです。
私は、7月6日から始まった「低糖質 小夏パンナコッタ」を食べました。注文時「甘さ控えめですがよろしいですか?」と聞かれましたが、ちょうど良い甘さで美味しかったです。
小夏ジュレの中に、カットされた小夏がゴロゴロ入っています。甘皮も残っていて、自然な甘みを楽しめます。下は、アーモンドミルクのパンナコッタです。こちらも思ったよりもさっぱり爽快で夏向けです。“羅漢果から抽出した天然由来の甘み成分”を使っていました。程よい甘さですし、低糖質スイーツと通常のスイーツの垣根を感じさせない逸品です。
12kgのダイエットに成功した鎧塚俊彦シェフだからこその美味しいロカボスイーツが生まれている感じもします。
(※こちらの商品は販売終了してしまいました。現在は「低糖質ココ・アナナ」があるそうです。ココナッツのパンナコッタにミントのジュレやフレッシュのパイナップルを合わせた夏向けの商品で、糖質は4.8g!8月で販売終了予定。)
一緒に「一夜城アールグレイ」を飲みました。柑橘が入りさっぱりしていて、暑さを忘れてテラス席でのティータイムを過ごせました。
海外の方も納得の味?!
満席だったので、スイーツを鑑賞しつつ待っていたのですがようやくあいた席は4人席。
恐縮しながら1人で着席すると、3人の方がお席を探していたので「もしよろしければ……」と相席を提案してみました。メキシコからの観光客でした。しかも筆者と同じ「低糖質 小夏パンナコッタ」を注文していました。
「日本のデザートは見た目から美味しいのがわかる。繊細で奥深い。い~わ~。」とお話しされていて、私が作ったわけじゃないけれど嬉しかったです! 日本の誇りですね!
パティスリーで相席って聞いたことない(※お店側がそうしたわけではありません)ですが、海外の方とのスイーツ談義が出来充実した時間を過ごせました。
Criollo 夏限定の低糖質スイーツ
「時代に合った美味しいもので幸せに」という考えのサントス・アントワーヌシェフは、低糖質スイーツもバリエーションが豊富です。
一部通販限定商品もありますが、スリム・レアチーズ・フレーズや、スリム・クリスピーは店頭で買えます。スリム・クリスピーは、ほろ苦で癖になります。
糖質約5g「糖質制限 アイス」
夏季限定で、アイスも低糖質バージョンが3種登場します。甘味料を除く糖質量は約5g。「シュガーゼロ」という甘味料を使用しているそうです。
パンフレットに“砂糖と違い、分解・代謝されない”と書かれてありました。味は、ヴァニラ・ショコラ・抹茶です。
ショコラや抹茶はサラッとしていて、「アイスは飲み物です!」って言いたくなる位軽かったです。
ヴァニラは、バニラビーンズの粒感からリッチな感じもしました。暑さから、私は購入直後に食べましたが、常温で20分位置くとより美味しいそうです。ちなみに持ち歩き時間は1時間までです。
また、9月からは「糖質制限フェア」も始まるそうです! 大集合する糖質制限スイーツ、何を買おうか今からワクワクしちゃいます!
東京都目黒区上目黒1-23-1中目黒アリーナ103
日~木曜日11:00~20:00 金・土曜日11:00~21:00
不定休
※テイクアウトのみ。東京本店はカフェ併設。
公式HPはこちら
Le Pommier 麻布十番店限定の低糖質スイーツ
ルポミエのカマンベール・オ・ショコラが大好きで、自分へのご褒美度に麻布十番店へ訪れています。その際にたまたま、低糖質スイーツを見つけました。
既にお会計を終えて、帰ろうとしてから見つけたので2回目の会計でしたが、全く嫌な顔されず……ありがとうございます。
低糖質の「Basques chocolat Lacante」
フランス人のオーナーパティシエ・フレデリック マドレーヌシェフが作る、フランスバスク地方のガトーバスク。
しかも低糖質。“ラカント使用、0カロリー”と書いてありました。ラカントは“低糖質を急激に上げづらい”らしく、使用しているパティスリーが多いですね。
外のサクッとした食感に始まり、中はしっとりとした本格派バスクでした。カカオの味・甘味もそれなりにあり、食べごたえ・満足感が高かったです。
健康食ラボ 糖質コントロールチョコレート
日本を代表する辻口博啓シェフが約2年かけて作った「ショコラユニバース」は、モンサンクレール・自由が丘ロール屋・ル ショコラ ドゥ アッシュ 渋谷ShinQs店等で購入可能です。
健康を気にしつつ、甘いものが好きな方への差し入れでよく買うショコラです。お手頃価格ですが、お洒落な缶入りなのでちょっとした手土産に最適なんです。
糖質約1.5g「Chocolat Universe」
砂糖不使用のヘルシーショコラ「ショコラユニバース」は、ビター・ミルク・ホワイトの各2枚入り。
ホワイトは、砂糖不使用にも関わらず濃厚さも感じられます。ミルクは、ドミニカ産カカオとアイボリーコースト産カカオのブレンド、ビターは、エクアドル産カカオ73%です。
また、このショコラを原材料にモンサンクレールでは「低糖質スイーツショコラショコラ」や「低糖質テリーヌショコラ」も作られています。