白い建物だらけのリトアニア・カウナスで美女とダンスしてきた…!
リトアニア

こんにちは、ライターの新田です。今回はリトアニア第二の都市、カウナスを紹介します。

カウナスといえば、1940年、ユダヤ人にビザを発給した杉原千畝が有名です。しかし、カウナスは杉原さん以外にも見どころがたくさん。今回はちょっとユニークな見どころを紹介します。

そもそも、リトアニア・カウナスとはどんな街?


そもそも「カウナス」と聞いてパッとイメージが湧く方は少ないでしょう。カウナスはリトアニア第2の都市、人口は約35万人です。リトアニアの首都、ヴィリニュスから電車を使うと約2時間で着きます。

カウナスは一時期、リトアニアの「臨時首都」でした。第1次世界大戦から第2次世界大戦の間、リトアニアは独立国家でしたが、ヴィリニュスはポーランドに「占領」されたのです。

したがって、カウナスには旧大統領官邸があります。旧大統領官邸は博物館となっており、現代史を中心に激動のリトアニア史が学べます。

旧大統領官邸
Vilniaus 33, Kaunas

世界遺産候補の紙のようなホワイトな建築物


カウナスの観光の目玉のひとつが紙のようなホワイトな建築物です。まずは、キリスト復活教会を見ていきましょう。

街の中心地からはレトロなケーブルカーに乗ります。ちなみに、このケーブルカーは観光用ではなく、生活の足として使われています。

ケーブルカーから降りると、巨大な白の建物がドーンと見えました。ものすごい迫力! なかなか、写真に収められません。

キリスト復活教会の建設が始まったのは1934年のこと。最終的に完成したのは約70年後の2006年です。これほど壮大な建築物なので、恐ろしいほど手間がかかったのでしょう。

まず、建物を軽く1周してみました。側面はこのような整然とした窓枠が特徴です。20世紀以前の教会で多く見られたステンドグラスは一切ありません。「Simple is best」という感じがしますね。

これは裏側から撮影した写真です。このような中途半端な写真になった理由は頑張ってもカメラに収まらなかったからです! こうして見ると、船のようにも見えますね。

今度は中に入ってみましょう。キリスト復活教会は無料で教会内を見学できます。教会内も外見と同じくシンプル! 思わずシンメトリーな写真にチャレンジしたくなります。ただし、直線と白ばかりなので、少しだけ平衡感覚を失います。

なんと2.4ユーロで屋上にも登れます。こちらのエレベーターを使って登ってみましょう。屋上も当然のことながらシンプル! 教会らしく十字架が目立ちます。

「屋上からの風景は絶景!」と書きたいですが、そうでもありません。目抜き通りの入口にあたる聖ミカエル教会以外はソビエト的な建築物が目立ちます。

ところで、キリスト復活教会は目立つ場所に建てられていますが、これは19世紀のドイツ人建築家、ブルーノ・タウトが提唱した「都市の冠」というアイディアを具象化したもの、という指摘も。いずれにせよ、知られざるカウナスのランドマークと言えましょう。

キリスト復活教会から少し歩くと、国立チュルリョーニス美術館があります。こちらはシンプルな立方体と回廊が特徴です。

国立チュルリョーニス美術館の隣にあるのがヴィタウタス大公戦争博物館です。とても約80年前に建てられた建物とは思えません。現代でも十分、通用するデザインだと思います。

ところで、これらのカウナスのモダニズム建築は独自の発展をとげており、注目を集めています。2015年に「欧州遺産レーベル」を受賞し、世界遺産候補にも登録されています。

キリスト復活教会
Zemaiciu 31b, Kaunas, Lithuania

リトアニア人のダンスの練習会にも参加できる


ホステルに帰ると、イギリス人のおじさんがこう言いました「ダンスの練習会があるから参加しないか」と。

よく事情もわからないまま一緒に行くと、地元の人たちがダンスを練習している部屋に着きました。中には若いリトアニア人の男性、女性がペアになって踊っているではありませんか! 特に女性がとても美人でした!

これはリトアニアの伝統ダンスの練習会。若者はリトアニアの伝統を継承するために、積極的に参加しているようです。私もホステルのスタッフと踊ってみましたが、とても難しかったです。

それでも、楽しみながらリトアニアの伝統文化が学べたのでいい思い出になりました。なお、練習会は月1回のペースで行われています。あくまでも、観光向けの会ではありませんので、詳しくはホテル(ホステル)のスタッフにお尋ねください。

カウナスの日帰りはもったいない! 

私はカウナスに3泊しました。多くの日本人観光客がカウナスを日帰りで訪れます。それはもったいない!です。「スギハラハウス」とその他の観光スポットを訪れるためにはカウナスでの宿泊が必要となります。カウナスは首都ヴィリニュスにはない魅力が詰まっています。

この記事を書いた人

新田浩之

新田浩之鉄道&中東欧旅行研究家

1987年生まれ。神戸市在住。専門は鉄道と中東欧です。国内では鉄道系イベントの取材、国外では中欧、東欧、ロシアの歴史スポットを訪ね歩いています。

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