「ゴシップガール」見てましたか?自力でNYロケ地巡りしてみました!
アメリカ

皆さん、「ゴシップガール」というアメリカのドラマがあったのを覚えていますか? 2007年から2012年12月17日まで放映された人気ドラマで、シーズン6まで121話が制作されました。アッパーイーストサイドを舞台に、名門私立高校に通うセレブティーンたちのハチャメチャな?生活を描いた青春ドラマ。出てくる主人公たちのファッションがもう最高。流れる音楽も当時の再先端ばかりで、主人公に肩入れして観ていた人も多いはず。
実はその70%以上がスタジオではなく、実際にニューヨークの街で撮影されたんです。今回は、そんなドラマのロケ地を回る旅に出ました。ロケ地を回るツアーもありますが、ここは自力で、セリーナやブレア気分に浸ってみてはいかがですか? 1日あればかなりのロケ地を回れますよ。

ゴシップガールのシンボル!メトロポリタン美術館

メトロポリタン美術館
世界三大美術館のひとつ、メトロポリタン美術館。通称METです。ドラマの中では主人公たちがランチを食べたり、悪だくみをしたり……。ゴシップガールを象徴するシーンがここで撮影されました。
近代絵画の傑作から古代ローマ・ギリシャ、エジプトの秘宝まで300万点を所蔵する大ミュージアムなので、鑑賞プランを立てて行かないと1日では回りきれません!
軽食からアルコール類までそろっているカフェや作品のレプリカなどが買えるショップも人気なので、ここでお土産をゲットしましょう。

サン・アンブローズでコーヒーをテイクアウト


ブレアが手下のペネロペやジェニーちゃんに買いに行かせるのが、ここのコーヒー。メトロポリタン美術館から徒歩5分。マディソンアベニューにあります。
ヨーロッパ調の店内には、まさにアッパーイーストのセレブな住人たちがやってきます。オシャレな雰囲気で、実際にここで、あの「セックス&ザシティ」のサラ・ジェシカ・パーカーに会いました!
コーヒーを持って、ブランドショップが立ち並ぶマディソンアベニューを歩いてみませんか?

セレンディピティのパフェは、大人でも大好きです!


映画「セレンディピティ」の舞台になったのがここのお店。サンデーやバナナスピリットといったスイーツが食べられます。
ゴシップガールの中では、セリーナが離婚して別々に暮らすパパとの会話の中で「セレンディピティにでも行く?」と誘われ「そんなに子どもじゃないわよ」と返すシーンが出てきます。子どもじゃなくても、大好きですけどね!

セレブが集まるオペラもあります!

ハイスクールでもセレブな人たちが観に行くのが、オペラやバレエ。セントラルパークを挟んだウエストサイドにあるリンカーンセンターには、メトロポリタンオペラハウスを中心に、ニューヨーク・シティ・バレエの本拠地の劇場など6つの劇場があります。「カルメン」など人気作のチケットはあっという間に売れてしまうようですが、チケットセンターに行ってみましょう。うまくいけばゲットも夢ではありません。しかも、大学生なら日本の学生証があれば学割が利きます。

オペラハウスの客席はこんな感じです!
幕間には、ロビーに隣接するバーでシャンパンも飲めます。

さあ、ダンが住むブルックリンへお出かけ!


マンハッタンを離れて、一路ブルックリンへ。
セレブな高校生たちからは、マンハッタン、しかもアッパーイーストじゃないとだめよ、と馬鹿にされるのですが、ブルックリンは今最もオサレな地区。ダンの家に設定されている建物もすぐに見つかりました。周辺にはおいしいピザ屋やアイスクリームや地ビールもあって、グルメなあなたにはぴったりの地区です。

行きは地下鉄でブルックリンに渡ったなら、マンハッタンへの復路はイーストリバーにかかるブルックリンブリッジを歩いて渡りませんか? ここは自転車道と歩道に分かれていて、のんびり歩いてウォール街のビル群を眺めながら散歩できる場所。実は、ここの橋は世界初のつり橋なんですよ。
「スパイダーマン」や「ニューヨークの恋人」にも出てくる有名ロケ地ですので、映画好きは必見です。夜景もキレイです。

ブレア&チャックが結婚したのはここ!


シーズン6を通じて、オーラスでやっと結ばれたブレアとチャック。交際したり別れたり……。でも無事にハッピーエンドを迎えられた10年愛に安堵した人たちも大勢いたのではないでしょうか。父親殺害の罪で警察に追われる身となりながらも、ふたりらしいウエディングをということで、その会場となったのがセントラル・パークのべゼスタ噴水の広場にあるベゼスタ・テラス・アーケード。
シーズン1では、セリーナとブレアの仲直りのシーンにも使われました。セントラルパークの周りには、チャックの住居として使われているエンパイアホテルやプラザホテル、男女別学のプライベートスクールに使われているニューヨーク市博物館があります。

番外編、こんなところにあの人が!


たまたまエンパイア・ステートビルディングの下を歩いていたら、凄い人だかり。何々?と周囲のニューヨーカーに聞いたら、「映画撮影中なの」と。よく見たらトム・クルーズさまのお姿が! NYは積極的にロケを誘致しているので、こんな偶然もあるんですよねえ。サングラスがトムですよ。スタッフのためにケータリングが運ばれてきてましたが、さすがアメリカ豪華なロケ弁?でしたよ。
 
いかがでしたか? どのスポットもオシャレですが、映画の舞台を見てから回るとまた全然違う景色になるかもしれませんね。写真を撮りながら、登場人物をたどりながら、ぜひロケ地めぐりをしてみてください。

この記事を書いた人

atsuko-h

atsuko-h彷徨えるフリーライター

東京生まれの東京育ち。毎年三社祭で神輿を担ぎます。食べるの大好き、お酒も大好き。映画もラグビーも好きですが、なんたって旅。旅はいつだって自分を成長させてくれます!

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