こんにちは、ライターのカナです。秋も深まる10月下旬、京都に行ってきました。
定期的に訪れたくなる京の町。紅葉にはまだ早い時期ですが、少しだけ紅い葉を見ることもできました。
さて、今回は、ずっと行ってみたいと憧れていた所へ行ってきたんです！
それは……

伏見稲荷大社

伏見稲荷大社です。名前を聞いたことがある！　という方も多いと思います。
というのもここ、なんと2014年度の”行ってよかった外国人に人気の日本の観光スポット2014”第１位を受賞したスポットなのです！
トリップアドバイザー調べのこのランキングですが、１位の伏見稲荷大社の口コミの数は半端なく多く執（筆時2,170件）、いかに多くの人が訪れているか伺えますね。
ここのなにがそんなに評価されているのかというと……

神秘的すぎる、千本鳥居

これです。
横から撮った写真なんですが、何だかわかりますか？
なんと、全て鳥居なんです！
圧巻ですね！
そう、伏見稲荷大社といえば、千本鳥居。

ちなみに、上の狐も名物です。様々な表情の狐がいます。

最初にまず大きな鳥居をくぐりぬけて、順路に沿って進んでいくと……

鳥居の大群が！
これをひと目見て、すごくテンションが上がりました…！

上を見上げても、鳥居しかありません。雨が降っても濡れないのではないか？　と思うほど鳥居がズラッと並んでいます。
しばらく歩くと、ふた手に分かれます。

どちらに進んでも出るところは変わらないので、その時の状況を見て空いている方に進みましょう。

写真だとあまりスケールが伝わらなくて悔しいのですが、かなり神秘的な雰囲気です。
どこを見ても鳥居の赤に染まっていて、不思議な気持ちになります。

私は午前中早くに行ったので、陽の光が鳥居と鳥居の間から差し込んできて、更に神々しく見えました。本当に来てよかった……としみじみ。
やはり実際に自分の目で見て、赤の世界に囲まれると衝撃だと思うので、是非足を運んでみてください。

ハイキングコースに進むこともできる！

▲ハイキングコースの地図
実は、鳥居はまだまだ続きます。
なにしろ「千本鳥居」なので、山頂まで鳥居が連なっていくんです。

▲ハイキングコース　Trip to Kyoto by tataquax, on Flickr
山頂までの往復ハイキングコースは所要２～３時間ということで、泣く泣く諦めたのですが、京都市を見渡すこともできてかなり気持ちいいらしいです。
次回は時間をちゃんとつくって、山頂まで登ってみたいと思っています。

▲山頂からの夜景　Night View of Kyoto from Mt. Inari, on Flickr
夜はまた雰囲気が変わりそうですね。

ハリウッドが描いた日本。映画『SAYURI』の撮影地にも

『SAYURI』は2005年のアメリカ映画。第78回アカデミー賞で６部門ノミネート、３部門で受賞した人気作です。
ちなみに、主演はチャン・ツィイーさんと渡辺謙さん。
正直私は伏見稲荷大社について調べるまで知らなかったのですが、外国人の方は逆で、この映画を好きになって撮影地巡りにくるのだとか。嬉しい話ですね。
実際、私が行ったときも半分以上は外国人の方でした。
アメリカ人の監督が描いた日本や芸者の世界、とても気になるので近々観てみるつもりです。

アクセスも便利。ただ、バスは気を付けて！

伏見稲荷神社の最寄駅（京阪：伏見稲荷駅、JR奈良線：稲荷駅）から約10分と、かなり近いのでアクセスしやすいですね。駅から大社までもすぐです。（2014/11/06 13:34 修正しました）
ただ、京都観光をする際には、お得な「市バス１日乗車券」を使っている方が多いのでは!?
私もそのひとりでした。行きは京都駅から出ているので本数も多いですが（そして10分ちょっとで着きます）、帰りは全然バスがこないのです！

時刻表はこの通り。（2014年10月25日時点）
あらかじめ時間を確認して行動した方が良さそうです。それか、バス停の近くにあるお洒落なカフェや飲食店で時間を潰すか、ですね。
市バスの時刻検索はこちら

こんな表示もあるんですが、かなり遠かったのであまりおすすめはしません…。お急ぎなら、おとなしく電車に乗った方がいいと思います。

一生分の鳥居に出会える!?

ちなみに、公式サイトによると、現在鳥居は約１万基あるそう！
1,000本を余裕で超してました。驚きですね！

▲Fushimi-inari Taisha,on Flicker

ここに来たら是非、狐の絵馬にお願いごとを書いて、おいなりさんを食べて帰ってください。

私はとにかく、憧れていた赤い鳥居に囲まれて大満足でした。
京都に行く際は、皆さんも是非！