発展途上国・ボリビアで美味しい屋台グルメに挑戦するにはコツが必要です
ボリビア

こんにちは! 南米大陸の真ん中に位置するボリビア在住のZICです。

日本では屋台文化が盛んな場所もあり、ラーメンやおでん、たこ焼きなどを屋外で食べられます。

同じように南米のボリビアにも屋台文化があり、路上で積極的に食べ物が売られていて地元のボリビア人がにぎわいます。美味しそうに見えるのでついつい買ってしまいそうになりますが、注意点もあります。なので、今回ボリビアの屋台グルメ事情についてご紹介します。

定食メニューを食べれる屋台も


ボリビアでも屋台文化はあります。これは市場の写真ですが、定食メニューを食べられる場所があります。いくつかのブースに分かれていてそれぞれメニューが違います。ここで、ボリビア料理を堪能することができます。

ボリビアの定食は最初にスープが出されて、そのあとメインディッシュが出てきます。しかもだいたい10ボリビアーノから15ボリビアーノ(160円から250円)の間でお腹いっぱい食べられるのが魅力的。

こちらもボリビアの町でよく見かける串焼きの屋台です。牛肉や鶏肉、ソーセージなどを串で刺したものをその場で焼いて販売しています。とにかくその匂いは食欲をそそります。

ボリビアでもかき氷が? 屋台の定番の軽食


ボリビアのソウルフードと言えば、このサルテーニャ。皮の中には牛肉や鶏肉、ジャガイモがふんだんに詰められていてスープも少し含められています。ボリビアに来たなら一度は食べるであろうもの。路上でよく売られています。ひとつ5ボリビアーノほど(80円)、ボリビアの屋台に立ち寄って食べてみたい一品です。

ちなみに、HAMACA(アマカ)と呼ばれるお店はこのサルテーニャを販売している大手の会社で、このアマカのサルテーニャも絶品ですので、ぜひ食べてみてください。

そして、路上でよく見かけるのがフルーツジュースを売っている屋台です。オレンジジュースやレモナーダ、チチャやモコチンチと呼ばれるボリビア独特のジュースもあります。

しかし、路上で売られているこうしたジュースは水道水をそのまま使っている可能性が高く、お腹を下す恐れがあります。なので、ジュースはペットボトルで売られている市販のものを買うのがベター。

なんと、最近ボリビアでも見られるようになった光景ですが、かき氷が普通に売られています。専用の機械で大きな氷をガリガリと削ります。特に暑い熱帯地方においてかき氷は本当に喜ばれます。この屋台に子供たちから大人までやってきます。

なんとも言えないカラーリングのかき氷が売られています。これは何味になるのでしょうか? 試食してみたいのはやまやまなのですが、この氷も水道水をそのまま使用している可能性がありお腹を下す危険性があり食べれませんでした。屋台グルメはどれも美味しそうですが、食中毒の危険性を常に考えておかなければなりません。

屋台グルメと食中毒


ボリビアの町を歩いていて路上に並ぶ屋台の数々。串焼きの匂い、鶏のから揚げの匂いなどが立ち込めてきて食欲を刺激します。

しかし、注意しておきたいのが食中毒の可能性です。例えばから揚げ一つにしても、使用している油がすごく古かったり、串焼きの肉も古い肉を使っていたりという可能性があります。フルーツジュースなどは水道水をそのまま使用していたりします。

日本から到着して間もない時はフライトの疲れなどもあり免疫が下がっていて、こうした屋台の食事を食べて食中毒を起こすことがあります。興味深いことに、衛生に気を配っている現地のボリビア人でも路上で売られているものは食べないという人もいます。胃腸に自信のある方は試してもOKですが、胃腸が弱いという方は食べないほうが賢明です。

おいしそうに見えるので食欲をそそりますが、注意が必要です。ボリビアを旅行する方でお腹はそれほど強くないという方は屋台グルメに注意してくださいね。

この記事を書いた人

ZIC

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南米ボリビア在住。ウユニ塩湖以外にも見どころはたくさんあり、現地から見つめた旅の情報を楽しくお伝えできればと思います。また南米各地の魅力あふれる情報もお伝えしたいと思います。

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