BBクリーム発祥の地、ドイツで最高のBBクリームを探す
ドイツ

ドイツBBクリーム

一過性のブームを超えて、もはや定番アイテムとなった感のある「BBクリーム」。韓国コスメで火がついたBBクリームですが、生まれたのはドイツだったことをご存じでしょうか。
BBクリーム発祥の地、ドイツのBBクリームの実力はいかに……ドイツ在住の筆者が日本人にもおすすめできるドイツのBBクリームを探します。

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実はドイツ発祥のBBクリーム

ドイツBBクリーム

日本では韓国コスメから火が付いたので、「BBクリーム=韓国発」というイメージをもっている人が多いですが、実はBBクリームはドイツ発祥。1968年にシュラメック社の創業者であり、皮膚科医でもあるChristine Schrammekが世界初のBBクリームを開発しました。

 

BBクリームの「BB」とは「Blemish(傷) Balm(軟膏)」の頭文字をとったもの。

日本では、BBクリームといえば「多機能ファンデーション」のように思われがちですが、本来のBBクリームはピーリングなどの皮膚科施術の後、皮膚の炎症を抑えたり、皮膚を保護したりするために処方された軟膏でした。このBBクリームがもつ機能に美容整形大国・韓国の女性たちが飛びつき、韓国経由で日本にも広まっていったのです。

日本のBBクリームは「BBクリーム」ではないものも多い!?

ドイツBBクリーム

ドイツで生まれた本来のBBクリームは、「皮膚を保護・鎮静するための軟膏」。あくまでも「肌色の軟膏」であって化粧下地やファンデーションではないため、石鹸で簡単に落とせますし、塗ったまま寝ても大丈夫です。

 

しかし、韓国や日本で作られているBBクリームのなかには、よりカバー力を高めるために普通のファンデーションと同じ成分が入っていたり、UVカット効果を加えるために高SPFの日焼け止め成分が入っていたりするものも少なくありません。

鎮静作用があるどころか、肌への負担が大きいBBクリームは、本来の意味での「BBクリーム」とはいえず、むしろファンデーションと考えたほうがいいのです。

元祖BBクリーム「シュラメック ブレミッシュバルム」

「元祖BBクリーム」と呼ばれる、世界初のBBクリームが、「シュラメック ブレミッシュバルム(Schrammek – Blemish Balm )」。
もともとは、同社のハーブトリートメント「グリーンピール」後の専用ケアとして開発されたもので、カンゾウ根エキスやカミツレ、ニンジン油など天然由来の保湿・沈静成分がたっぷりと含まれています。

 

手にとった瞬間はこっくりとしたクリームですが、肌にのせるとすっとのびてよくなじみます。保湿力が高くツヤが出ますが、日本や韓国の高カバー力のBBクリームと比べると、カバー力は弱め。

ドイツで買うならアンネマリーボーリンドがおすすめ

ドイツBBクリーム

ドイツで購入できるBBクリームで筆者がおすすめしたいのは、ドイツの老舗オーガニックコスメブランド「アンネマリー・ボーリンド(ANNEMARIE BÖRLIND)」のBBクリーム。

「BBクリーム発祥の地なのだから、ドイツではさぞBBクリームが充実しているだろう」と思われるかもしれませんが、実はドイツのBBクリームの選択肢はあまり多くありません。それは、本来の「BBクリーム」の定義や機能から逸脱した、「BBクリーム」という名のついたファンデーションが乱立していないためです。

 

そんななか、手軽に買えて使いやすいのが、アンネマリーボーリンドのBBクリーム。

アンネマリーボーリンドは1959年、ドイツ南西部のカルフに創業したドイツにおけるオーガニックコスメのパイオニア的存在です。「食べられない化粧品は作らない」をモットーに、結果の出るオーガニックコスメとして人気を集めています。

アンネマリーボーリンドのBBクリームをおすすめする理由のひとつが、手に入りやすいこと。ドイツ各地に展開するドラッグストア「ミュラー(Müller)」でもよく売られていますし、デパートなどでも手に入ります。

 

値段が手頃なのも嬉しいところ。シュラメックのBBクリームが50ミリリットル42ユーロであるのに対し、アンネマリーボーリンドのBBクリームは同量で19.5ユーロと買い求めやすい価格です。

また、シュラメックのBBクリームは日本でも正式に発売されていますが、アンネマリーボーリンドのBBクリームは日本未発売なので、ドイツならではのお土産にもなりますね。(2018年1月現在)

アンネマリーボーリンドのBBクリームの実力

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アンネマリーボーリンドのBBクリームは、植物ヒアロルン酸配合で肌の潤いをキープしてくれるうえ、光の反射効果でシワなどを目立たなくします。

シュラメックのBBクリームよりもさらりとしていて、肌にのばすとテクスチャが変わり、ピタッと密着。過去に使った日本のBBクリームや化粧下地で、このような質感のものに出会ったことはなかったので、初めて使ったときは驚きました。

 

時間が経って皮脂浮きしても汚く崩れることがなく、一日中自然なメイクアップ効果が持続します。

肌のアラが気になる箇所には重ねづけも可能。シュラメックのBBクリームは質感上、部分的な重ねづけにはあまり向いていません。軟膏としての機能を重視するならシュラメックのBBクリームがいいと思いますが、肌にできるだけ負担をかけないことと、化粧下地としての使いやすさとのバランスを取るなら、アンネマリーボーリンドのBBクリームがいいでしょう。

 

シュラメックのBBクリーム同様、カバー効果はさほど高くないので、一定のカバー効果を求めるなら肌色パウダーとの併用がおすすめです。

ロゴナのパウダーとの合わせワザでなめらか肌に

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BBクリームを塗った後の仕上げにおすすめしたいのが、「ロゴナ(LOGONA)」のフェイスパウダー。(日本では「プレストパウダー」と表記)

ロゴナは、1978年に創設されたドイツのオーガニックコスメブランドで、世界で初めてオーガニックのメイクアップ商品を発売したブランドでもあります。

 

ロゴナのフェイスパウダーは、赤みや毛穴などはちゃんとカバーしてくれるのに、いかにも「塗りました!」というべったりとした感じではなく、自然な仕上がり。時間が経つにつれ、どんどん肌になじむので、皮脂が浮いてもメイクがドロリと浮いてくることはありません。

このパウダーもBBクリーム同様石けんで落とせるので、肌に負担の大きいクレンジングを使う必要がありません。筆者自身、普段は「アンネマリーボーリンドのクリーム+ロゴナのフェイスパウダー」という組み合わせを使っていますが、肌が呼吸できるせいか以前より肌が元気になったような気がします。

 

どんどん話題の新成分を取り入れた新しいブランドや商品が登場する日本と比べると、いいものがずっと高い地位を保ち続けるのがドイツのコスメ界の特徴。

「ドイツ=美容」というイメージはあまりないかもしれませんが、エコで実用主義のお国柄だからこそ、肌に優しくて高機能なコスメに出会えるのです。

ドイツで暮らしてコスメに対する価値観に変化が

近年日本でもオーガニックコスメ専門店などが増えてきましたが、日本で売られているオーガニックコスメは外国産にしろ国産にしろ高額なものが多く、まだまだ贅沢品のような位置づけです。

一方、化粧品のみならずあらゆるオーガニック商品が身近なドイツでは、オーガニックは庶民にとっても現実的な選択肢。ドイツで暮らし始める前は、オーガニックコスメなんてあまり興味のなかった筆者ですが、現在では使っているコスメの多くがオーガニックになりました。

必ずしも「ケミカル=悪」だとは思いませんが、直接肌につけるものだから、できるだけ自然で安全性の高いものを使いたいと思うように。今後、一部のポイントメイクを除き、化粧品はすべてオーガニックにしようと考えているところです。

この記事を書いた人

はるぼぼ

はるぼぼ旅するライター・ブロガー

和歌山出身。東京での会社員時代、旅先の長野でドイツ人夫に出会う。5ヵ月間のアジア横断旅行と2年半のドイツ生活を経て、2018年7月日本に帰国。これまでの海外旅行歴は60ヵ国240都市。特に目がないのが、「旧市街」「歴史地区」と名のつく古い街並みを歩くこと。旅のリアルな「ワクワク」をお伝えします。

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