日本三大イルミ「あしかがフラワーパーク 光の花の庭」2017年の様子を見に行ってきた!
日本

2017年10月20日に発表された『日本3大イルミネーション』をご存知でしょうか。長﨑県ハウステンボス「光の王国」、北海道さっぽろホワイトイルミネーション、そしてもう1つが、栃木県あしかがフラワーパーク「光の花の庭」でした。今回は、その「光の花の庭」に行ってきました。

光と花のコラボレーションあしかがフラワーパーク「光の花の庭」

世界的な放送局であるCNNにも、『世界の夢の旅行先10カ所』に選出されたことのある、あしかがフラワーパークの「光の花の庭」フラワーファンタジー2017をご紹介します。

▲出展:株式会社 足利フラワーリゾート

イルミネーション期間は2017年10月21日~2018年2月4日。期間別に3つのテーマに分けて開催されています。94,000㎡の広さがある「あしかがフラワーパーク」でしか見ることのできない、400万球を超えるイルミネーションが装飾されています。

広い園内には、22カ所の見どころが配置されていますので、正面ゲートから時計回りに、ご紹介したいと思います。

いきなり心を奪われてしいそうな「光のフラワーステージ」


スイレンやバラのイルミネーションが煌めく庭を表現しています。スイレンが浮いているかのようなイルミネーションに心を奪われてしまいました。1番お気に入りの「光のフラワーステージ」です。

中央に近づくと、隣接する「レインボーマジック」のイルミネーションを重ねて見ることができます。うっとり立ち止まってしまうことでしょう。背景になっている虹の方向へ向かって近づいてみましょう。

4つの物語が展開する光の壁画とフォトスポット


「銀河鉄道」「レインボーマジック」「天国のお花畑と天の川」「スノーワールド」です。あまりに大きな光の壁画のため、1枚の写真に収めることができません。虹が魔法のチカラで誕生する物語が展開されています。

スノーハウス(売店)もフォトスポットのひとつです。周囲の小高い丘には「トナカイとソリ」をはじめとして、動物たちのイルミネーションが点在しています。茂みの中から子供たちの歓声も聞こえてきます。ちょっとしたフォトスポットになっています。

スノーハウスの近くにある「イルミネーションタワー」は、高さ25mのシンボルタワーで人気のフォトスポットの1つになっています。

大きな池に広がる「光のピラミッド」


水に浮かぶ5色のピラミッドは、大地・太陽・自然・空・平和をイメージしています。

色々な角度から見ると、イルミネーションの楽しみが広がります。

新しく誕生した「フラワーキャッスル」


光と花に彩られた幻想的なお城が、イルミネーションで飾られています。お城の中にも入ることができます。フラワーパークらしく花々が飾られていて、花の世界に紛れ込んだかのような気持ちになれます。

刻々と変わるイルミネーションに……しばしの間、心を奪われて立ち止まってしまいます。

日本の四季がライトアップされた「こころの故郷」


後半の見どころへと移ります。

日本の四季をテーマにしたアーチをくぐり、花や木々がライトアップされた庭園を進んだ奥に、

四季の移りを表現している「光の壁画」があります。古き良き「こころの故郷」です。

繊細に移り変わるイルミネーションの楽しみかた


先ほどの「光のピラミッド」がある池の対岸です。離れた場所にあっても青く輝く「八重の大藤」が、水面に反射しています。あしかがフラワーパークならではの光景です。

西口ゲートのあるエリアは、池の中に数多くの花々がライトアップされています。繊細な光の動きをする「未来への輝き」「スターライトマジック」などにフォトスポットも多く配置されています。刻々と変化するイルミネーションを見逃したくなく、ついつい立ち止まってしまいます。

馴染み深いイルミネーションにホッとする瞬間


ここまで色鮮やかなイルミネーションばかり見てきたので、薄緑色に染まる「きばな藤のトンネル」を見てホッとすることに気づきます。派手では無いものの、どこか手作り感があって癒される空間になっているのだと感じます。

トンネルから横に目を移すと、先ほど見た「イルミネーションタワー」と一緒に、「うす紅橋」を撮影できるフォトスポットがあります。

今やもう「みんなの地球」は、定番の「光の壁画」として知られるようになりました。完成度の高いイルミネーションです。

「光のバラ園」のイルミネーションは腰の高さまであり、バラに包まれているかのような空間になっています。

「白藤のトンネル」は、「きばな藤のトンネル」とは少し違い、まぶゆい輝きのあるトンネルです。春の藤にも劣らない美しさがあります。

世界一とも呼ばれる「奇蹟の大藤」はパワースポットかも?


「奇蹟の大藤」に向かう道はいくつかありますが、ぜひオススメしたいアプローチは……「白鳥の湖」の水面越しに進むルートです。水面に写った「奇蹟の大藤」を見ることができ、更にダイナミックさを感じられます。

「奇蹟の大藤」と呼ばれる所以は、開園当初は72㎡だったものが現在では1000㎡まで成長したからです。まさに奇蹟と言えます。

春の藤を想像させるように、「咲き始め・満開・舞い散る」様子を、躍動感あふれる光の変化で演出しています。

藤の花弁をかたどったキャップが1つずつ取り付けられていて、訪れる人を魅了する光になっています。「奇蹟の大藤」の下で、降り注ぐような青い光を浴びているだけでも、不思議なチカラを受け取れるようです。まさに「パワースポット」なのかもしれませんね。

「奇蹟の大藤」の横にある「うす紅の棚」が最後のイルミネーションで、オススメのフォトスポットの1つです。ゆっくり写真を撮りながら歩いても、1時間ほどで「光の花の庭」を1周することができます。

イルミネーション期間にしか味わえないグルメ


あしかがフラワーパークの園内には、レストラン、テイクアウトショップやキッチンカーなどもあります。せっかくなので、イルミネーションを窓ごしに眺めながら食事ができる「フードテラス」で、期間限定グルメを味わってみましょう。

▲イルミネーション ディナープレート 2,200円

イルミネーション期間限定かつ数量限定のメニューです。

網焼きされたグリエやチーズフォンデュのほかに、野菜がいっぱい盛り付けされています。ワンプレートのフランス料理といった感じでしょうか。

柔らかく旨みが凝縮された国産牛のグリエは、見た目どおりにワンランク上の料理を感じさせる裏切らない味わいです。

見た目も可愛いチーズフォンデュには、魚介類や野菜が入っています。クリーミーなチーズとの相性がバッチリで、思わず微笑んでしまいます。

くり抜いたトマトの中にサーモンマリネが詰まったトマトのファルシーは、クリスマス料理を思わせる味わいがあります。

日本3大イルミネーションのひとつ「光の花の庭」を訪れてみて


今回、「あしかがフラワーパーク光の花の庭」にかなり期待をして訪れましたが、園内のイルミネーションは細部にまで趣向が凝らされていて、期待以上のモノでした。

大切な人と一緒に、ぜひ「光の花の庭」へ足を運んでみて下さい。

あしかがフラワーパーク 光の花の庭
栃木県足利市迫間町607
点灯時間16:30~21:00(土日祝は21:30まで)
公式HPはこちら

この記事を書いた人

MAKIJI

MAKIJI

秋田生まれ東京育ち。中年デビューのスピリチュアル系フリーライターとして、都市伝説でウワサされる神秘的なエリアをotaku感覚で追いかけます。日本人が忘れかけている魅力的なスポットの隠された謎を一緒に紐解きしませんか?五感をフル活用した情報であなたの背中をそっと後押したいと思います。

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