• 日本最大の"体験型イルミ"とは?「さがみ湖イルミリオン」2017年の様子を現地取材! | TRIP'S(トリップス)

    日本最大の”体験型イルミ”とは?「さがみ湖イルミリオン」2017年の様子を現地取材!
    日本

    神奈川県のさがみ湖リゾートプレジャーフォレストで開催されている「さがみ湖イルミリオン」。光の中で遊べる体験型イルミネーションです。

    21カ所のイルミスポットでは、アトラクションに乗りながらイルミの中を走行したりするモノ、光の中で生き物を探したくなるモノ、光と一緒に遊べるスポットなどがあります。光の中を巡りながら、素敵なスポットを見つけてみましょう。

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    さがみ湖イルミリオンとは?


    神奈川県・東京都・山梨県の県境にある相模湖。その湖畔に、山の斜面を利用した「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」はあります。

    アウトドア施設と遊園地を組み合わせた、45万坪の広大なレジャーエリアです。そこで今、日本最大の体験型イルミとして開催されているのが「さがみ湖イルミリオン」です。

    体験型イルミ、とは……

    乗り物に乗って光り輝くイルミネーションの上を走行したり、光のトンネルの中から光の生き物たちを探したりといった、光と遊べる体験要素が満載です。(公式HPより抜粋)

    とのことです。楽しみですね!

    日本最大の体験型イルミの攻略ルートとは?


    イルミリオンでは、山の斜面に21カ所ものイルミスポットが点在しています。むやみに歩き出してしまうと、山を上り下りするだけで体力を消耗してしまいます。

    ▲スノーマンのバルーンが浮くパディントン物語のアーチ

    そこで、21カ所のうち、特に訪れて頂きたい15カ所を効率よく巡るルートをご紹介します。

    山の地形を利用した「光の海」


    右にレストラン「ワイルドダイニング」を見ながら、左にブルーイルミのある坂を進みましょう。

    通路沿いにある東屋(あずまや)を過ぎるあたりから、1個目のスポット「光の海」が見えてきます。すり鉢状の地形一面にブルーイルミが広がる、とても魅力的なエリアです。ここにはたくさんの動物のオブジェが飾られています。

    特にオススメしたいのは、白鳥のオブジェ前です。やっぱり、ブルーイルミは最高!って感じです。

    白鳥のオブジェから通路を進むと見える、ピンク色に染まる小高い丘。ここを左に(ピンク色の小高い丘を右に見ながら)進みましょう。

    体験型イルミの「バンビーカート」


    2個目のスポットは、全自動運転の「バンビーカート」から見るピンク色の花畑。

    イルミのなかをライドアトラクションで進むと、別世界が広がっています。「バンビーカート」を降りてから白鳥のオブジェまで、ピンク色の花畑で余韻に浸ってみるのもいいでしょう。

    滝をモチーフにした「光のナイアガラ」


    3個目のスポット「光のナイアガラ」は滝がモチーフのイルミ。なだれ落ちるようなイルミの中へ入ると、プロジェクションマッピングがあります。ナイアガラの滝を思わせるイルミが輝いています。

    「光のナイアガラ」のなかには、ハート型のオブジェがあり、ベルが鳴らせるようになっています。

    「光のトンネル」から見え隠れする世界


    進んできた通路を反対側に進むと、4個目のスポット「光のトンネル」があります。定番ともいえる光の回廊ですが、魅了される人も多いのではないでしょうか。

    トンネルの小窓からの絶景もお見逃しなく。

    途中からイルミの色が変わります。この上には、山の頂上まで移動できるリフトが通っているようです。

    緑に光る世界で動物オブジェが点在する「光の森」


    緑色のトンネルを抜けると、5個目のスポット「光の森」が始まります。

    パンフレットにも載っていませんが、リフト乗り場までの九十九折(つづらおり)の下り坂の途中に「テルテ坂」というスポットがあります。薄暗い場所のせいか?ココまでくる人がは少ないようです。

    緑色のLEDとライトアップされた木々で、森の中を探検しているかのようなエリアです。動物オブジェたちが生き生きとして見えませんか。

    他ではなかなか見られない「光のリフト」


    6個目のスポットは、リフト下を彩る「光のリフト」です。九十九折坂の麓から上りのリフトに乗ると、山頂まで続くレインボーイルミをじっくり堪能できます。まさに体験型のイルミと言えます。先ほどご紹介した「テルテ坂」から間近に見ることもできるです。

    麓から山頂まで250mのリフトで結ばれています。眼下に見えるイルミもさることながら、夜空に浮かんでいるかのような大観覧車と大きなツリーも壮観です。

    山頂にあるイルミスポット


    山頂には、7個目のスポット「光のツリー」のほかに、8個目のスポット「光のダイヤ」やパディントンなどのフォトスポットが点在しています。

    可愛らしいハート型のイルミは、特に女性に人気。

    麓から見えていたツリーは「光のツリー」ではなく、9個目のスポット「光のかんらんしゃ」に飾り付けられたLEDのようです。

    山頂でのんびりしたいのは山々ですが……

    山頂にはフォトスポットのほか、体験型イルミの「極楽パイロット」や「大空天国」などのアトラクションがあります。しかし、まだ見るべきイルミが麓にたくさん残っています。先を急ぐために下りのリフトに乗ります……。

    実はNEWアトラクション「マッスルモンスター」を経由して麓に行くことも考えたのですが、急な下り坂を歩いた影響から「お尻の筋肉痛」が始まり、急きょリフトを使うことにしました。

    上りのリフトでは、眼下に広がるレインボーイルミと大観覧車ばかりに気を取られていて、リフト横の斜面に広がるイルミを見逃していました。

    下りのリフトは、空中散歩をしているかのような感覚が味わえます。さて残すのは、麓にあるイルミスポットだけです。

    難航不落?「光の迷路/光の鐘」


    リフトの麓駅に着くと、10個目と11個目のスポット「光の迷路/光の鐘」が目に入ります。体験型イルミ「カラクリ砦」は、5階層構造の中で、暗い階段を上ったり下ったりしながらカラクリを攻略して「光の鐘」を鳴らすためゴールを目指すというもの。

    ゴールの報酬には、イルミが点灯するという体験型のアトラクションですが……3回ほどチャレンジしたもののスタートして5分も経たないうちに元の場所に戻るという失敗を繰り返してしまいました。どこでどう間違えたのか?

    時間ばかりかかってしまうので攻略を断念しました。「光の迷路/光の鐘」の全貌はわからずじまいでした。明るい時間帯に1度チャレンジしておいたほうが良さそうです。

    「カラクリ砦」前の広場にある「フォトスポットエリア」


    パディントンと一緒に撮影できる広場には、可愛らしいイルミスポットが点在しています。

    11個目のスポット「光の球」と一緒に飾られている、12個目のスポット「プリンセスイルミ」は、顔はめイルミになっています。

    13個目のスポット「ロンドンバス」は実際に中に入ることもでき、人気スポットのひとつです。

    階段で仕切られた少し離れた場所には、14個目のスポット「メリーゴーランド」があります。レトロで小さいですが、見逃せないフォトスポットになっています。

    冒険のラスト! 光の中で遊べる体験がイルミネーション「光の大宮殿」


    イルミ巡りのスタートから1時間30分。最後にやっと辿り着いた15個目のスポットが「光の大宮殿」。高さ15mを越える大宮殿を中心に、100万球の光と噴水でイルミネーションショーが繰り広げられています。

    どこが体験型イルミかというと、「光の大宮殿」に入る際に渡される「光のタクト」にヒントがあります。「光のタクト」を振ると……

    「光の大宮殿」の色と連動して、イルミネーションがたくさんの色に輝くのです。一体感が味わえる仕掛けになっています。冒険のラストを飾るにふさわしいイルミネーションです。

    「ワイルドダイニング」で食事をしながらイルミを満喫


    パディントン物語のアーチの横に、大きく開放的な窓のあるレストランがあります。窓越しにイルミネーションを見ながら食事を楽しめる「ワイルドダイニング」です。

    ▲鉄板カルビフォンデュ1,100円

    歩き回ったせいか、お腹がペコペコです。恒例のイルミ期間限定メニューから選んだのは、「鉄板カルビフォンデュ」です。

    とろ~りチーズにたっぷり絡ませるカルビなんて、とっても贅沢な組み合わせです。イルミを見ながら、ゆっくり食事をすればよいのに、あっという間に無くなってしまうほど美味しいんです。

    「さがみ湖イルミリオン」をもっと満喫したい


    21カ所すべては紹介できませんでしたが、訪れてほしい15カ所のフォトスポットを巡ってみました。最初にもお伝えしましたが、イルミネーションは山の斜面に点在しています。暖かい服装の準備をして、ヒールの高い靴や滑りやすいシューズなどは避けた方が良いでしょう。

    体験型イルミ「さがみ湖イルミリオン」をぜひお試しあれ。

    さがみ湖イルミリオン
    神奈川県相模原市緑区若柳1634番地 さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト
    公式HPはこちら

    この記事を書いた人

    MAKIJI

    MAKIJI

    秋田生まれ東京育ち。中年デビューのスピリチュアル系フリーライターとして、都市伝説でウワサされる神秘的なエリアをotaku感覚で追いかけます。日本人が忘れかけている魅力的なスポットの隠された謎を一緒に紐解きしませんか?五感をフル活用した情報であなたの背中をそっと後押したいと思います。

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