ついに「ボリビアビール」の時代来る!?世界一になった濃くて美味いビールとは
ボリビア

こんにちは! ボリビア在住のZICです。

突然ですが、美味しいビールの産地と言えばどの国を思い浮かべますか? ドイツビールやベルギービールといったヨーロッパの国々を思い浮かべるかもしれません。

しかし、実は南米のボリビアも美味しいビールの産出国なんです。あまり知られていないマニアックな情報かもしれませんが、ボリビアビールは世界一にも輝いたことがあります。今回、そんなボリビアビールの実情と美味しい銘柄をご紹介したいと思います。

ボリビアの熱帯地方で特にビールが飲まれています


暑い夏の時期になると無性にビールが欲しくなる。日本人の感覚としてはそうかもしれません。それはボリビアでも同じです。暑い熱帯地方では特にビールがよく消費されています。

こちらボリビアの熱帯地方にはシエスタという昼寝の習慣があります。なので、昼食の時にビールを飲んで昼寝をしてまた仕事を始めるといった具合です。そうした正しい飲み方をできる人が大半ですが、悲しいことにただビールを飲んで酔っ払う事だけを目的にする人たちもいます。特に熱帯地方の田舎にそういう人々が多いです。

こうした酔っ払いの事をこちらではボラッチョと呼びます。昼間から何リットルもビールを飲んで意識を失うまで酔っ払うのが彼らにとっての娯楽のようです。日本やヨーロッパでは街中でビールを飲んでいても平気ですが、ボリビアでそれをするとボラッチョと間違われて不審に思われるので気を付けましょう。

標高の高い山岳地帯でビールを飲むのはご注意!


日本からボリビアを旅行される方はおそらくウユニ塩湖やラパスに向かうと思います。他にも憲法上の首都としてまた世界遺産の町としても知られるスクレや野菜やフルーツの産地コチャバンバといった観光都市があります。

それらの町の標高はすべて2,500m以上。ラパスやウユニに至っては3,600m以上です。こうした山岳地帯でも広くビールは飲まれていて、売っていますが、標高の高い場所は高山病を引き起こしますし、アルコールを摂取するとさらに誘発します。

体が馴染んで平気になってきても少しビールを飲むだけでまた息苦しくなったり、頭痛がします。なので、山岳地帯を旅行する際は少しアルコールを控えるのが賢明です。

お土産にもおすすめ! 美味しいボリビアビールの銘柄


ボリビアビールと言って絶対に外すことのできない銘柄、それがパセーニャです。首都ラパスに住む人々の事をパセーニョ、パセーニャと呼ぶことから、ラパス近郊で製造されていることがわかります。

くっと来るのどごしと味わいは日本人旅行者の間でも評判です。ボリビアに来たなら絶対に飲んでほしいビールです。

そして、こちらはパセーニャの瓶バージョン。もし可能なら缶よりも瓶で飲んでほしいです。味わいがさらに濃くて缶の味とは全然違います。

実はこのパセーニャこそがビールの世界大会で世界一に輝いた銘柄です。日本のバーなどにもぜひ置いてほしいくらいの味わいです。缶は飛行機の中で破裂する恐れがあるので、ぜひお土産に持って買えるなら瓶をおすすめします。

こちらもボリビアビールでサンバという銘柄です。1本5ボリビアーノ(80円)ほどで買える安価なビールとして知られます。ピルスナー系のビールで、味は薄く一気に飲めてしまいます。

実はボリビアの熱帯地方では濃いビールよりも薄いビールの方が好まれます。おそらく暑すぎてくっと一気に飲んでしまいたいからでしょうか?

こちらも一本5ボリビアーノから買える安価なボリビアビール、デュカルです。すっきり飲みやすいのが印象的なピルスナービールです。

こちらはコロニアという銘柄のボリビアビール。味は薄く、飲みやすいのが特徴です。左上に書かれているように2014年のビールアワードを獲得しています。なので、世界的に見てもボリビアビールは高く評価されているのがわかります。

こちらはバルティカと呼ばれる銘柄です。薄味ですがくっと来るのどごしがたまらないです。こちらも1缶5ボリビアーノで販売されていて安く買えるのが嬉しいところ。

なので、日本人の舌もうならせるボリビアビールが、南米ボリビアにはあります。山岳地帯を旅行される際には少し注意が必要ですが、もし熱帯地方を旅行される方はぜひビールも楽しんでください。

特に、世界一に認定されたパセーニャは日本でも流行ってもおかしくないビールです。ぜひ、ボリビア滞在を美味しいビールと共に楽しんでくださいね。

この記事を書いた人

ZIC

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南米ボリビア在住。ウユニ塩湖以外にも見どころはたくさんあり、現地から見つめた旅の情報を楽しくお伝えできればと思います。また南米各地の魅力あふれる情報もお伝えしたいと思います。

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