唐突ですが、みなさんは年末ジャンボ宝くじを購入しましたか? 今回は1等・前後賞合わせて10億円。1等だけでも7億円です。これは宝くじ史上最高額だそうです。そのほかにも、1億円が当たる「年末ジャンボ ミニ」や1,000万円が当たる「年末ジャンボプチ」があり、これらは当選率が高いといわれています。
お金が全てとは言いません。お金で買えない幸せもあります。しかし、お金で買える幸せのほうが圧倒的に多いことに気が付きました。10億あれば怖いものなんてないんじゃないか。そういう邪な感情が湧き出てきて、金神社に向かいました。
金神社とは
金と書き「こがね」と呼びます。ネーミングから金運が向上しそうな神社である金神社は名古屋市北区にあり、もとは違う場所に鎮座していましたが、昭和58年に山田天満宮に合祀されました。よって、同じ境内に学問の神様である菅原道真公を祀っている天満宮があります。
なので、「受験まで50日しかない」とハイジのCMが流れまくっているのを見た受験生達が神仏にすがりに来る同じ時期に、年末ジャンボ宝くじが売り出されるため、境内は受験生と金運を上げたい人が交差する欲望渦巻く空間となっています。
ネットで調べてみると、年末ジャンボ宝くじの時期は、金神社は行列ができるほど混雑するとのことでしたが、訪れた日は特に混雑する様子はありませんでした。しかし、写真を撮ったりしていると著者の後ろに人が並んでいました。平日にも関わらず、結構な人たちが参拝に訪れているようです。人が集まることは、金運のご利益も確かということでしょう。
神殿に猫がいる
金神社に行くと、神様が鎮座している場所である神殿の手前に、猫が鎮座していました。この猫はもしかして、金神社の神様の依り代ではないか? これこそまさに福を招く招き猫だ思い、霊験にあやかるためにその福猫に触ろうと試みました。
福猫はするりと著者の魔の手をすり抜けていき、触ることができませんでした。幸福というものは目の前に現れるけれど、中々触らせてくれないものなのだと、妙に納得してしまいました。
銭洗い
金神社に来たら金運祈願だけではなく、銭洗いを行いましょう。ここの御神水で財産を洗うことによって、一切の不浄と禍事が取り除かれるといわれています。これによって、神明の感応を得て、福徳福銭のご利益を得ることが出来るそうです。なので、ここで洗うのは宝くじではなく、宝くじを購入するお金です。
ざるにお金を入れます。そして、大黒天と恵比寿像にそれぞれ3回、御神水をかけます。そのかけた水でお金を洗えば、高額当選間違いなしの宝くじを購入できるお金になる……かもしれません。
おわりに
銭洗い場では御神徳を授かり、宝くじの高額当選したというお礼の絵馬などずらーっと納められていました。それらをみると、金運をアップを期待してしまいますが、ここの山田天満宮の神域には金運アップ以外にも縁結びのご利益を期待できる、御嶽神社もあります。
ご縁とは恋愛だけではなく、人生における出来事を指すそうです。ここで祈願すれば就職や友人などのより良いご縁を結び、開運を期待できると思います。
山田天満宮に訪れれば、金運と良縁という人生に重要なお願い事を叶えてくれるかもしれません。