こんにちは! 小春日和です。今年もやってきましたね! ノーベル賞のシーズン到来です! 今年も日本人では大隈良典さんが見事に生理学・医学賞を受賞されました! 文学賞ではボブ・ディランさんが受賞しましたが、なんだか雲行きが怪しく今年も話題たっぷりのノーベル賞。今回は授賞式、晩餐会などが行われる本場ストックホルムで受賞者気分を味わえる場所をご紹介いたします!
授賞式が行われるコンサートホール
毎年受賞者の方が最初に訪れるのがこのコンサートホール。ここでまず授賞式が行われます。ヒョートリエッテと呼ばれる広場に面していて淡いブルーの一際目立つ建物です。
私が訪れた10月はちょうどキノコの時期。広場には市場が出ていて新鮮なキノコや果物が売られていました!
晩餐会が行われるのは市庁舎
授賞式に続いて受賞者が訪れるのは市庁舎。ここで国王主催の晩餐会が開かれます。日本でもテレビで中継されていますよね!
メーラレン湖という湖に面して建つレンガの建物。内部は英語のガイドツアーで訪れることができます。所要45分ほど。100SEK(スウェーデンクローネ)です。10時から毎時30分ごとにあります。定員制なので混雑している時は早めに行くことをお薦めします!
こちらがブルーホールと呼ばれるいわゆる受賞者がお食事をする会場。ガラーンとしていて意外と小さい!というのが第一印象。ここになんと1,300人もの人が食事をするそう。すごい熱気でしょうね! 隣の人との距離が60cmくらいだとか!
この階段見覚えありませんか? そうです! 受賞者やその同伴者がエスコートされて下りてくる階段です!
こんな素敵な食器でお食事するそうです!
カクテルグラスでしょうか? 素敵ですね! でもとっても高い! 市庁舎の売店で販売しています。1,660SEKということは26,000円くらいでしょうか……。
こちらは黄金の間。あまり知られていませんが、お食事の後、ここでダンスをするそうです。その名の通り一面金、金、金!!
市庁舎の売店にはこんな素敵なテーブルクロスも売っています。こちらは2,000円くらいなのでお手頃ですね! 記念にひとついかがですか?
ノーベル博物館のショップはおすすめ!
昔の証券取引所を改装して使った建物で、ガムラスタンと呼ばれる旧市街の中心にあります。
なんといってもここでおすすめは中にあるショップです。ここにはノーベル賞のメダルチョコが売られています。1個15SEK(約260円)と決して安くはありませんが、アルフレッド・ノーベルの肖像画が描かれた記念チョコでここしか買えません。以前に受賞した日本人がこのチョコを大量に購入し有名になりましたね! 10個入りだと120SEKで少し安くなります。
こちらはダイナマイトキャンディー! アルフレッド・ノーベルが30歳の時に発明したダイナマイトにちなんだお土産。唐辛子味です……ユーモアの通じるお友達にいかがでしょうか!
こちらは晩餐会などで出される紅茶だそうです。黒のシックな入れ物が素敵ですね!
ブックカバー。ノーベル賞6部門が描かれています(厳密には5つで最後の経済は後で追加された賞です)
晩餐会に出されたスイーツを食べよう!
もし時間に余裕があればぜひノーベル博物館の中にあるカフェに立ち寄りましょう!
入口に入る前に壁を見てください! 実はここに吊り下げられている椅子はあの山中教授がサインした椅子なんです!
裏にはちゃんとサインがありました!
ここのカフェでは、なんと以前に晩餐会で出されたデザートを食べることができちゃうんです! 盛り付けも素敵。もちろん味もおいしい! このカフェで何気なく使われている椅子はすべてかつての受賞者がサインをした椅子です! 座る前にぜひ裏を見てみてください。
こんな感じで全ての椅子に受賞者のサインが書かれています。それに座れるなんてスゴイ!
Nobelmuseet Stortorget 2, Gamla Stan, Box 2245, 103 16 Stockholm
+46 8 534 818 00
ノーベル博物館のHPはこちら
今年も授賞式&晩餐会は12月10日です! ノーベル賞を獲るのはさすがに難しいですが、受賞者気分は味わうことができますよ!