半年にわたる大阪・関西万博が幕を閉じ、早くも万博ロスになっている人も多いのではないでしょうか。大阪では市内各所でアフター万博を楽しむイベントが開催されていて、万博の名残を楽しむ人、延長された公式ショップでお買い物をする人などが多く見られます。また、万博の海外パビリオンのレストランを運営していたお店を探して、愛着が芽生えた世界のグルメを味わう人も。先日スペインパビリオンでレストランを運営していたお店を訪れる機会があったので、その雰囲気をレポートします。
アフター万博のイベント
あんなに賑わっていた万博会場の解体の様子がテレビに映し出され、閉幕をひしひしと実感し、なんだか気分が晴れない人も多いのではないでしょうか。そんなあなたは間違いなく「万博ロス」。いきなり万博から離れるのがツライという人は、アフター万博イベントを探して、あの独特の空気感に浸るのがおすすめ。

こちらは大阪の靭公園。見覚えのある「ス」があります。「え?まさか “ス椅子” ?」実は10月17(金)18(土)に、「世界横丁」というイベントが行われ、コモンズ館の国を中心に、各国パビリオンで販売されていた商品やグルメが楽しめる催しがあったのです。

17日は開始時間前から多くの人で賑わっていました。「世界横丁」は2日間で終了しましたが、普段からアンテナを張っておくと、まだしばらくは万博関連イベントを楽しめそうですよ。
万博スペインパビリオンのレストラン
17日の「世界横丁」のイベントはかなりの混雑だったので、場所を変えてアフター万博を楽しめるスポットへ。

実はスペインパビリオンのレストランを運営していたお店が靭公園近くにあるんです。

ちなみにスペインパビリオンのレストランでいただいたピンチョスのセットはこんな感じ。ものすごく美味しくて(しかも万博にしてはリーズナブル)、どこが運営しているか調べたところ大阪市内にあるということがわかり、前々からチェックしていました。
スペイン館のレストランの運営店は本町にあるあのお店
スペインパビリオンのレストランを運営していたお店は、本町にある「スペイン バスク料理 ETXOLA(エチョラ)」。今回は飛び込み・おひとりさまでも気軽に利用できる、向かいの姉妹店「スペイン バスク バル gastroteka bimendi(ガストロテカ ビメンディ)」のほうを利用しました。

カウンター席があるので、サクッとひとり飲みにもぴったり。

ピンチョスは2個(2本)セットでの提供が主だったのですが、1個のボリュームが小さいので2個でも飽きずに楽しめます。写真の「ヒルダ」は、まさにスペインパビリオンのレストランで提供されていたあのピンチョス! オリーブ、アンチョビ、青とうがらしの、シンプルな串刺し料理です。

「鶏レバーパテのタルト イディアサバルチーズ」は濃厚なテイスト。羊のチーズと聞いたので、クセがあるかと思いきや、すごく食べやすくて美味しかったです。

甘エビのタルタルもイディアサバルチーズでした。こちらは2個ではなく1個のメニュー。パンが添えられています。お会計はサングリア、ピンチョス2種(2×2=4)、甘エビのタルタルで、合計3,000円ほど。万博ロスの気の滅入りを晴らせるなら安いもんです。
万博の海外パビリオンレストランを楽しめるお店は他にも多数!
他にも、万博で海外パビリオンのレストランを運営していたお店が大阪を中心にいくつかあります。お店によっては突然お客さんが押し寄せ、飛び込みで訪れても入店できないような状況も発生。また、2026年にはドイツや中東諸国、トルクメニスタンも大阪市内に出店を表明していますので、まだまだアフター万博は続きそうですね。
●スペイン バスク バル gastroteka bimendi ガストロテカ ビメンディ
〒550-0004 大阪市西区靱本町1-5-9 ボヌールエイワ 1F
 
						 
									
 
										
 
												


