私の地元・宮崎県には、おそらく日本で1番おみくじ数が多い神社・青島神社があります。
青島神社は、かつて昭和天皇が訪れていたり、「ミシュラングリーンガイド ジャポン」でも2つ星を獲得したりと、行くだけでも十分に価値のあるスポットですが、今回はおみくじという視点でもぜひ楽しんでください。
その数10種類以上!その豊富さに舌を巻く
青島神社には、全部で10種類以上のおみくじがあります。
どこの神社にもあるような、ふつうのおみくじから恋愛のおみくじ、果ては貝殻やサイコロを使ったおみくじまであります。
ちなみに、御守の数も他の神社と比べて多いように感じます。
全国でここだけ!と強調されている、「へのかっぱ御守」(500円)。
「そんな事、へのかっぱですが何か?」という煽り文句が購買意欲を刺激します。
質実剛健な男になれそうな「男守」や、女性の品格がアップするという「女守」(各700円)も、購入できるのは、ここ青島神社だけ!
話を戻して、青島神社オススメおみくじ3つをご紹介します。
鯛を釣って一年安鯛「鯛みくじ」
おみくじを「釣る」という、これまで誰も発想できなかったアイデアが、ここにはありました。おみくじ界の異端児、青島神社。
300円を払って、備え付けの釣り竿で色とりどりの鯛から好きな鯛を釣りましょう。
意外と難しく、手が震えてしまいましたが、なんとか釣ることができました。
釣り人にとってはたまらないおみくじです。
サイコロに思いを込めて投げよう「賽の目神事」
拳よりも2回り程大きな木製のサイコロを投げて、あなたの運命を占うのが特徴。
「教え給え、導き給え」と唱えながら一投すると、あなたにとっていま1番大事な目が出るようです。
今回は「金」が出ました。
商売繁盛に向けて身を正すことができました。(100円)
貝殻にも願いを込めて投げよう「真砂願貝」(まさごねがい)
サイコロの次は貝殻。
これは「宝貝」という種類の貝で、ここにあるのはその中でもなかなか大きなサイズです。
青島ならではの理由があり、ここ青島は宝貝(=真砂)が昔からたくさん打ち上げられることから『真砂(まさご)島』と呼ばれていたようです。
この宝貝は、その希少価値の高さから、昔から自然のお守りとして大切にされてきたという歴史があります。
表と裏の組み合わせで、大吉・中吉・凶が占われるシンプルなものです。
しかも!
なんと大吉(表と表)が出るまで無限に振ることができるという、なんとも後味の良いアトラクションなのです。
青島神社のおみくじの〆は、この真砂願貝にすることをおすすめします。(100円)
その他にも、矢の形をした「幸矢みくじ」(200円)、「七福神みくじ」(200円)の他、「恋みくじ」(200円)は2種類あったりします。
神社としては特におみくじの多さを誇っているわけではなく、おみくじ抜きにしても素晴らしい神社なのですが、訪れる際はぜひいろいろなおみくじにチャレンジしてみてください。
もちろん普通のおみくじもありますよ。
http://www.aoshimajinja.sakura.ne.jp/