空飛ぶペンギンが撮れる!サンシャイン水族館の屋外エリアがリニューアル!
日本

都会のビルにある水族館として知られる、サンシャイン水族館の屋外エリア「マリンガーデン」が、7月12日リニューアルオープンしました。世界初の展示方法も取り入れられ、より身近に躍動感ある動物たちを楽しめるように。この夏のお出かけにいかがでしょうか。

空を飛んでいるかのように見える「天空のペンギン」エリア


今回、屋外エリアの一部(マップA部分)がリニューアル。

こちらは「天空のペンギン」という水槽。近づくにつれて、「天空のオアシス」というイメージがピッタリなキラキラした空間にテンションが上がります。

横幅12mの水槽はオーバーハング(アーチ型)になっているので開放感があり、水面を通り抜けた陽射しがキラキラと床を照らして幻想的に映ります。

都会の空を飛んでいるかのように見えるペンギンたちが羨ましく感じる人もいるでしょう。

なかでも一番特徴的なのは、泳いでいる姿を下から至近距離で鑑賞できることです。滅多に見ることの無いアングルです。ペンギンたちのポッコリしたお腹が可愛らしいですよ。

ペンギンの暮らす環境はイメージとは全然違う「草原のペンギン」エリア


ケープペンギンは、南アフリカのケープタウンの砂浜や、近くにある草原で暮らしているペンギンです。

ペンギンと言えば、氷の上で暮らしているイメージしか無かったので、「えっ……?」とカルチャーショックを受けてしまいました。

ここでは、本来ケープペンギンが暮らしている環境が再現されているんですね。

ペンギンのほかの仲間たち


アマゾン川に棲み、川の上に茂る木々に止まった虫などを獲ることで知られるアロワナ。陽射しがキラキラと水中まで届く、「きらめきの泉」で美しく泳いでいます。

「カワウソの水辺」には、東南アジアの川を中心に生息するコツメカワウソの家族がいます。緑に覆われた陸と流れの早い川が再現されていて、家族がジャレ合う光景も見ることができます。

高さ3mほどの高さに流れる「天空パス」という水路には、自由気ままな姿のモモイロペリカンが休んでいます。水路は「天空のペンギン」水槽まで続いています。周囲にはフェンスや網などが無いのに飛んで逃げたりしないんでしょうか?

モモイロペリカンがケープペンギンの水槽に乱入?


「天空パス」をモモイロペリカンが行進しはじめたので、ついて行くことにします。ペリカンと言えば、飛んでいる姿しか印象が無いのでコミカルに見えます。

ちなみに、大きなクチバシとノド袋が特徴的ですが、ノド袋を膨らませると自分の体長と同じぐらいのモノがスッポリ入るだけの容量があるらしいですよ。

透明な「天空パス」をペタペタと歩いている様子を下から覗いてみると、お腹の部分だけ水色に変わっていることに気づきます。羽毛が水を弾いているんですね。

えっ……? ケープペンギンのいる水槽に乱入していきます。

モモイロペリカンが「天空のペンギン」水槽に入った途端、水面が激しく明らかに変わったことがわかります。実はこれ、ペリカンが乱入したのでは無く、フィーディングタイム(エサやり)のパフォーマンスでした。

ペリカンもペンギンも水中では動きが俊敏で、エサを捕らえる瞬間を撮ることができませんが、水槽の下からでも捕食の躍動感が充分伝わってきます。

SNS映えする写真を撮る3つのアングル


「天空のペンギン」水槽に絞り込むのが良いようです。1つ目は、水面に浮かぶペンギンたちを下から覗くように撮ってみましょう。

2つ目は、水中の泳ぐペンギンの姿。思ったよりもスバシッコイので、追いかけるのが大変かもしれません。水面を通したキラキラした陽射しを浴びながら泳ぐ姿が撮れればナイスショットになります。

3つ目は、ペンギンと一緒に隣接するサンシャイン60を水面越しに撮る方法です。水面が揺らぐので、光景を思い浮べられない人が見るとサンシャイン60かどうか伝わらないかもしれませんけど……。

ほてったら「カナロアカフェ」の限定メニューでひと休み


併設の「カナロアカフェ」では、ここでしか味わえない限定メニューがあります。写真は、「ぺんぎんハヤシライス」(760円)と「天空のペンギンカクテル」(540円)。

「ぺんぎんハヤシライス」は7/11で終了し、今はライスの部分がカワウソ顔の「カワウソハヤシライス800円」が提供されています。深海を想像させるような「天空のペンギンカクテル」はお酒なので、飲酒運転になる人は飲んじゃダメですよぉ~。

腹ごしらえが済んだら、屋内エリアも忘れずに。リニューアルオープンした屋外エリアは、スキューバダイビングでもしているかのような感覚を味わうことができる、COOLなスポットとして注目したいですね。

サンシャイン水族館
東京都豊島区東池袋3丁目1番
[基本営業時間]
■4月1日~10月31日 10:00~20:00
■11月1日~3月31日 10:00~18:00

[夏季特別営業時間]
■7月12日~9月3日
平日 10:00~21:00
土日祝 9:00~21:00
※8月11日~8月16日 8:30~21:00
■9月4日~9月27日 10:00~21:00
公式HPはこちら

この記事を書いた人

MAKIJI

MAKIJI

秋田生まれ東京育ち。中年デビューのスピリチュアル系フリーライターとして、都市伝説でウワサされる神秘的なエリアをotaku感覚で追いかけます。日本人が忘れかけている魅力的なスポットの隠された謎を一緒に紐解きしませんか?五感をフル活用した情報であなたの背中をそっと後押したいと思います。

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