映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」聖地をさっそく訪ねてみた!
日本

この夏に公開された映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』、みなさんはご覧になりましたか? 私は見に行きました!

プールのシーンや灯台のシーンが美しいだけでなく、主人公・典道とヒロイン・なずなの何ともいじらしい恋模様にキュンキュンしちゃいました。

本作は、主人公を菅田将暉さん、ヒロインを広瀬すずさんが演じたことも話題に。また、制作会社がシャフトで『魔法少女まどかマギカ』『化物語』といった人気作を多数生み出した新房昭之さんが総監督。

音楽は『涼宮ハルヒの憂鬱』など数々の名曲を世に送り出してきた神前暁さんが務めたということで、アニメファンからも注目を集めました。

そんな『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の舞台が千葉県旭市・銚子市だったということはご存知ですか? 9月末まで旭市・銚子市で映画のスタンプラリーが開催されているということで、早速行ってみました!

千葉の美味しいお土産を買うならココ! 「道の駅 季楽里あさひ」


JRの駅でスタンプラリーの台帳をいただき、初めに訪れたのは「道の駅 季楽里あさひ」。中に入ると、地元で採れた野菜や花が販売されていました。

また、美味しそうなパン屋さんやレストランなどもあり、休憩するにはもってこい。帰りに寄ってお土産を買ってもいいかもしれません。

道の駅 季楽里(きらり)あさひ
千葉県旭市イの5238番地
公式HPはこちら

九十九里浜の緩やかなカーブが一目瞭然! 「飯岡刑部岬展望館~光と風~」


続いては飯岡刑部岬にそびえる展望館。ここからの眺めは絶景の一言です。千葉県が誇る九十九里浜の緩やかなカーブを描いている景色はずっと見ていられますよ。

この日はあいにくの曇り空でしたが、晴れた日なら富士山を望むこともできるそう。

さらに、こちらの展望台は夜景スポットとしても人気。ゆっくり旭市観光をしてから、夕暮れ時のマジックアワーを狙って、夕日のグラデーションを楽しむのもアリです。

©旭市

こちらのスポットで旭市エリアは終了。次は銚子市エリアへ!

飯岡刑部岬展望館
旭市上永井1309番地1

ちょっと休憩 「銚子の風景」


次のスタンプラリーのポイントに移る前に、ちょっと一休み。

旭市を抜けて、銚子市に入ると、風力発電のための風車が現れます。映画の中にも出てくる風車。ちょっと寄り道して散歩してみれば、典道くんたちが歩いた光景を追体験できるかも。

地球の丸さが感じられる! 「地球の丸く見える丘展望館」


記念すべき銚子1つ目のスタンプポイントは「地球の丸く見える丘展望館」。こちらの1階にスタンプ台がありました。

スタンプ台の隣にはヒロイン・なずながお出迎え。

お土産屋さんや様々な展示物、そして何と言っても屋上が圧巻! 360°のパノラマビューが広がります。

地球の丸く見える丘展望館
千葉県銚子市天王台1421−1
公式HPはこちら

クジラにイルカ、オットセイまで!? 「銚子海洋研究所」


残すところ、あと3つとなった聖地を巡るスタンプラリー。4か所目の「銚子海洋研究所」に。

研究所という名前ですが、こちらはホエールウォッチングができる受付兼休憩所のようです。お話を伺ってみると、クジラとイルカだけでなく、なんとオットセイも見ることができるそう。

しかも、銚子海洋研究所の建物には可愛らしい看板ネコの姿が。名前は「まる」ちゃん。人懐っこく、触っても逃げません。なんて可愛いやつなんだろう……。スタンプラリーの旅も終盤。元気をもらいました!

研究所を出ると、目の前には屏風ヶ浦の絶景が! これを見に来るだけでも価値があります。

銚子海洋研究所
千葉県銚子市潮見町15−9
公式HPはこちら

レトロな雰囲気がたまらない! 「銚子電鉄 外川駅」


次なるスポットは、昔ながらの外観が特徴の「銚子電鉄 外川駅」。

レトロな外観だけでなく内観も味があります。

駅の外には、かつて使用されていたという車両の展示が。鉄道好きの方は楽しめそうですね。

銚子電鉄 外川駅
千葉県銚子市外川町2丁目

最後のチェックポイント! 「銚子電鉄 犬吠駅」


そして、いよいよ最後のチェックポイントである「銚子電鉄 犬吠駅」に到着です!

これにてスタンプラリーは無事に終了しました。

そんな時、ちょうど駅に電車が到着。都内では、なかなかお目にかかれない二両編成の車両がやってきました。

その日は遅くなってしまい行くことができませんでしたが、歩いてすぐのところに犬吠埼灯台があります。そういえば、小学生の時に灯台へ遠足に行ったなぁ……ということを思い出しながらお家に帰りました。

銚子電鉄 犬吠駅
千葉県銚子市犬吠埼

おわりに


©旭市

今回参加したスタンプラリーは9月末で終了しましたが、2018年2月まで全面ラッピングバス(浜松町・東京~銚子方面)が運行中。「映画の感動を聖地でも味わいたい!」という方はバスに乗って旭・銚子を探検してみてはいかがでしょう。

この記事を書いた人

冴島友貴

冴島友貴フリーライター/フリー塾講師

1986年千葉県生まれ、栃木で塾講師として正社員を経験したのち東京でライター業をスタート。エンタメやタウン情報など手広く取材をおこなっています。これまで東京~青森の下道ドライブ旅や四国一周18切符の旅、大阪までのヒッチハイク旅などを経験。過酷な旅だけでなくのんびり旅行を楽しみたいな…。

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