千葉県佐倉市の佐倉城址公園は、その名の通り、かつて佐倉城のあった跡地の公園です。
空堀や本丸跡などの史跡が各所に点在していて、見る人が見たらとても楽しめると思うのですが、私が散歩で注目しているのは、木や植物です!
かなり高齢なのではないかと推測される木々がたくさんあり、様々な表情を見せてくれるのです。
お城跡なので、公園の地形は中心部が高く、周囲は低く、一番外側を水堀が囲んでいます。今回は中心部の高いところから歩き始め、途中で低い方へと下っていくルートをとりました。散歩なので特に目的地はありませんが、梅や桜の花はどうなっているか、気になるところです。
日当たり良好、中心部
この辺りはソメイヨシノを中心とする桜並木です。まだまだ開花は先ですが……。
カンヒザクラのピンクのつぼみは、もうすぐ弾けそう!
猫ちゃんたちがまどろんでいました。そういえば私はまだ見ていませんが、タヌキもいるらしいです。
この写真、サルノコシカケというキノコの仲間です。以前、ここにもっと立派なものが生えていたのですが、誰かが収穫してしまったようで忽然と消えていたという悲しい思い出があります。煎じて飲むと不老不死になるとか。
このあたりは広場になっていて、周囲は桜です。枝が水平に伸びてしまっていて、下から支えられている光景、ちょっとシュールじゃないですか?
見えるんです、見えるんですけど
親切なおじさんが、「こっから富士山見えるよー!!」と呼んで、富士山のビュースポットを教えてくれました。快晴なので肉眼では結構はっきり見えたのですが、写真に撮ると……
これが限界です。心の目で見てください。
ほぼ崖の下の道を行く
今まで歩いてきた上の方は開けていましたが、ここからは階段を下って、細い山道に入ります。
ちょっと急にワイルドですよね。お手入れがいい加減(褒めています)なので植物に見ごたえがあって好きです。
冬でも常緑樹のおかげで、森林浴ができるのも魅力。一本道だし、車が多く通る道路が近いので車の音が絶えず聞こえていて、写真で見るほど「森! 山!」という感じではなく安心して散歩できます。
右手に緑の斜面……というか崖、左手には池のような水堀を見つつ進みます。
ここにも水平に伸びてしまった枝がありました。頭ほどの高さです。
水堀の水は、実際のところはそんなに綺麗ではありませんが、空が映ってまっ青でした。
右手の植物も場所によって様々です。
と、ここでスマホのバッテリーが残り5%に! 夢中で写真を撮ったので気がつきませんでした。
気がつけば1時間以上歩き回って寒いし、なんだか急に心細くなったので、この階段で上へ戻って帰りました。
桜の時期に、お弁当を持ってまた来ようと思います!