六義園の桜2016現地レポート!いつ見頃?ライトアップ期間や混雑の回避方法も伝授!
日本

毎年大人気で長蛇の列をつくる、東京・六義園のしだれ桜と大名庭園のライトアップ。2016年は3月17日から4月3日までライトアップが行われる。
高さ約15メートル、幅は20メートルにもなる大きなしだれ桜や庭園のライトアップのレポート、そして並ばずに入園する方法などを今回はお伝えしようと思う。

ライトアップの見どころはここだ!

メインはこれ!しだれ桜のライトアップ

やはりライトアップで楽しみなのはここ、しだれ桜のライトアップ! 内庭大門にあるこのしだれ桜はとても大きく、長老で100年ぐらい余裕で生きてます、という風貌だ。しかし、案内によると60,70年とまだ若者らしい……人(木)は見かけによらないとはこのことか。

そんなしだれ桜。ライトアップ初日(3月17日)はこんな感じだった。
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皆さんご想像通り、もちろん全く咲いていない。が、花がついていない木がライトアップされたのも風情があり、予想外に見応えがあった。
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小さな蕾が姿を現し、そしてそれが桜の花となる。その変化が楽しみである。

しだれ桜の見頃情報とスムーズに入園する方法

しかし見たいのは桜満開のしだれ桜のライトアップ! という人がほとんどだと思う。さてその本命のしだれ桜、見頃は3月27日頃だそうだ。
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Photo:公園へ行こう
きっと来週末にはこのような桜が堪能できるに違いない。

しかしやはり来週末はかなりの混雑が予想される。なるべくその混雑を避けたい! そんな方は是非事前に前売り券を購入していただきたい。
前売り券を持っていない場合、チケット売り場の長蛇の列に並ばなければならないが、前売り券を持っていれば、すんなり待たずに入れるのだ。
事前に、またはライトアップ前の早めに来場し、前売り券を是非ゲットしていただきたい。

秋にも人気な大名庭園のライトアップ

他にも見ていただきたいのが大名庭園のライトアップ。中心の2つの山に綺麗に照らされるライトアップと日本庭園がとても綺麗で映える。

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おすすめは夕暮れより夜になるあの時間。少しずつ明かりが灯り、幻想的になっていく過程が、なんともいえず美しい。
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▲かわいいカモにもあえるかも。

茶屋や出店もあるので園内でもゆったりとしたひとときを。

六義園には茶屋や、期間限定で出店なども用意されている。
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茶屋では抹茶とお菓子が用意されており、海外の人々にも人気な様子だった。
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また期間限定の出店には、おでんやお団子などちょっとつまむものや、甘酒なども用意されており、こちらも是非楽しんでいただきたい。
この期間だけしか味わえない、六義園のライトアップ! しだれ桜で花見をし、庭園で心癒やされながら、2016年の春の幕開けを、是非楽しんでみてはいかがだろうか。

六義園の基礎情報

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六義園とはどんなところ?

東京都文京区にある都立公園の緑豊かな六義園。約300年以上という長い歴史をもつこの六義園は、園内中心の大泉水という池を中心に広がっている。
春のメインはやはり内庭大門にあるしだれ桜。春以外にもツツジ、アジサイ、紅葉、椿など様々な自然の表情が楽しめる、文化財庭園である。

営業時間と入場料

しだれ桜ライトアップ:日没~21:00
入場料:300円
*通常時の営業時間は異なります。

六義園
住所:東京都文京区本駒込6丁目
ライトアップ期間:平成28年3月17日(木)~4月3日(日)
時間は、日没~21:00(通常営業時間:午前9時~午後5時)
公式HPはこちら

JR山手線または東京メトロ南北線の駒込駅南口より徒歩5分以内。(ライトアップ時のみ染井門が開いています。)
*通常時は正門より入園。駒込駅南口より徒歩7分。

この記事を書いた人

Fujico

Fujicoフリーライター/地域観光プロモーター

2015年に独立。主にフリーライターとして活動している。専門としては、トラベルや観光地域プロモーション。そして英日の翻訳・通訳も行っている。独立前は畑違いの販売業で、店舗マネージャーを務め、大阪で日々汗を流していた。
広く色々な場所にいくよりも、一つの場所を開拓するのが好きな性分で、今は月1以上のペースで東京の離島・伊豆諸島に通っている。趣味は「観光客がいない素晴らしい場所を見つけ出し、それを紹介して喜んでもらうこと。そしてその後どや顔する」ことである。音楽と英語をこよなく愛す、目指せボーダーレス女子。

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