公園なのにイルミネーションへの力の入れようがすごい

愛知県岡崎市と言えば徳川家康公の生誕の地として有名なところです。岡崎市にある岡崎公園では「イエヤスコウイルミネーション」と題して大掛かりなイルミネーションが催されています。このイベントの目玉は家康の「黄金の昇竜伝説」を再現した昇り竜の電飾だそうですが、実際見に行くと岡崎城とイルミネーションのコラボの方がダイナミックで壮観でした。ぜひ、からくり時計がある南側から見てみてください。

公園の南側にある神橋も電飾でキラキラ

この写真だと分かりづらいですが奥に見えるのがライトアップされた岡崎城です。また観光で岡崎を訪れる方は是非懐中電灯を持って行きましょう。岡崎は街灯が少なく大きなビルや繁華街がないのでとても暗いです。人通りも少なく危ないので懐中電灯は必須です。

目の前にある階段を上っていくと

橋を渡ると目の前には立派な石垣があり、その右側に階段があるので上っていきましょう。実際はこの写真よりかなり暗いので足元には注意してください。※写真はわかりやすいように明るく加工しています。

龍神を祀る龍城神社に到着

社の柱には「龍城神社」とあり、龍城とは岡崎城の旧名称で岡崎城を築城した際、井戸から龍がのぼったという伝説になぞられています。このあたりはイルミネーションを行っていないので人はほぼいませんでした。※こちらも実際はもっと真っ暗です。

立派なイルミネーションなのにとにかく人がいない

龍城神社を通り過ぎるといよいよイルミネーション区間に入ります。道に沿って明るく光る電飾と紅葉のように赤く光る電飾が幻想的な雰囲気を出します。控えめながらも落ち着いたイルミネーションです。東京のイルミネーションのように人でごった返しているようなこともなくゆっくり写真を撮りながら歩くことができました。

イルミネーションと一緒に紅葉も楽しめる

私がイルミネーションを見に行ったのが12月中盤だったのですがまだ紅葉が楽しめました。岡崎城と紅葉とイルミネーションが一変に見ることができお得な気分です。

岡崎城のシンボル「龍」

岡崎公園のシンボル「からくり時計」は９時から18時の00分と30分毎に時計盤がパカッと開き、時計の中で徳川家康公の人形が能を舞います。残念ながら夜は動かないので時計盤に描かれた龍をみただけですが……。

岡崎市いちおし「黄金の昇り竜」

岡崎が愛する家康公の「黄金の龍伝説」なのにパンフレットに比べるとあまりパッとしない感じです。とにかく龍が分かりづらく目立たないので見逃さないように探してください。ちなみにからくり時計の方からみないと龍の顔が全く見えず何のイルミネーションなのか分からないので注意です。

個人的におすすめなのはやっぱり岡崎城

ライトアップされている岡崎城を後ろに壮大なイルミネーションが広がります。この付近でも人はまばら。私がこの公園に入ってまだ10人くらいしか人に会っていません。岡崎にこんな穴場のイルミネーションがあったんだと驚きます。人でぎゅうぎゅうになりながらイルミネーションをみて華やかなクリスマス気分を楽しむのも良いですが、落ち着いた雰囲気でゆったりとしたクリスマス気分を楽しむのも良いですね。

まだまだ光の道が続きます

帰り道も光の道が続きます。これだけの規模のイルミネーションなのに入場無料なんてなんだか悪い気がしてきます。きっとこの電飾を配置するのも大変な作業だったでしょうに……。

光の道の次は光の柱

最後は２色に彩られた光の柱で帰路につきました。岡崎にここまで大きな規模のイルミネーションがあるなんて驚きました。近くに住んでいる方は絶対に観に行くべきです！