六本木と聞くと何をイメージしますか?
―六本ヒルズなどのセレブなタワマン
―多国籍感あふれる無数の飲食店・バー・クラブなどのエンタメ世界
六本木の歴史を紐解くと、大変ドラマチックな変化にあふれています。
大名屋敷街→初のアメリカ大使館設立による国際都市→日本軍の街→米軍の駐屯地→軍人相手の夜のエンタメ街
そんな変化を長きにわたって見守り続けてきたのが、2つの由緒正しきパワースポット。
今回は龍神伝説を持つ六本木の氏神様「龍土神明宮天祖神社」とマルチな分野のご利益が期待できる「朝日神社」を紹介します。
六本木の龍神スポット -龍土神明宮天祖神社
龍土神明宮天祖神社の基本情報
【ご祭神】
・天照大神
・伊邪那岐命
・伊邪那美命
今流行の龍神スポットが六本木のど真ん中に鎮座しています。その名も「龍土神明宮天祖神社」。「龍土」という名前から、龍神スポットだと察しがつきますが、それもそのはずこの神社には龍にまつわる言い伝えが残されてます。
その昔「品川湾の沖から夜ごと龍が灯明をこの天祖神社に献じた」という伝説から「龍灯」と呼ばれるようになり、さらに音が変化して「龍土(りゅうど)」になったそうです。
オシャレなビルと共存する龍神スポット
ビルに挟まれるように佇む神社と聞いていたのですが、実際に訪れてみると、新しいビルと共存しつつ、存在感をしっかり放つ、まさにパワースポット!
ブルーボトルカフェのある隣のビル脇には、人工の池と小さな滝があるのですが、龍神は水と密接な関わりがあることから、ビルも含めてまるごと神社の境内なのでは!? と思ってしまう位、良い気に満ちた場所です。お参りの際はカフェで一服するのもオススメです。
そして、いよいよお参り・・・といきたいところなのですが、拝殿へ向かうまでにも素通りできないスポットがあります。龍神スポットにふさわしく「清龍の井戸」は、昭和初期の水不足に悩む夏に、境内に突如湧き出た地下水。
「この井戸の御神水で、手を洗い清めると人生のお導きを得られ、足を洗い清めると良くない縁や習慣を立つことが出来ると言われています。」と説明書きにあったので、もちろん手と足、両方を洗い清めさせていただきました!
ちなみに手水舎は階段をあがった右脇にあるので、こちらを利用する人が多いようです。
もりだくさんの開運スポット
龍神様のご神水に清められ、いよいよお参りに御社殿へと向かいます。
お参り後はほかの開運スポットもお忘れなく!
こちらの神社は港七福神の1つでもあり、拝殿手前の「満福稲荷神社」と何とも縁起の良いお稲荷さんでは、幸福・商売繁盛・事業繁栄・技芸上達・子孫繁栄・病気平癒のご利益をいただける福禄寿の神様が祀られています。
御社殿から向かって左には「心願成就の龍灯籠」があり、こちらも開運スポットとして知られています。灯籠の中に黄色く透明な石がはめ込まれており、素直な気持ちで願いを心の中で唱えながら、触れることで願いが叶うと言われています。
エンタメの街ということもあって、六本木の氏神様も見どころたくさんの神社です!
テレビ業界人も参拝する金運UPスポット ‐朝日神社
次にご紹介する六本木のパワースポットは、麻布十番へ向かう芋洗い坂にある「朝日神社」です。
こちらは前述の「龍土神明宮天祖神社」よりもさらにこぢんまりとした神社なのですが、六本木の金運UPのご利益に預かれる、知る人ぞ知る神社です。
朝日神社の基本情報
調べてみると、金運、商売繁盛のご利益に加え、芸能や学問、勝負運などマルチなご利益を私たちに提供してくださるハイスペックな神社です。
その理由は祀られている神様があまりに豪華すぎるからなのでしょう。
【ご祭神とご利益】
・倉稲魂大神
・市杵嶋姫大神
・大国主大神
・大山祇大神
・北野天神
●朝日神社
画像の通り建物に挟まれ、やや肩身の狭そうな拝殿ですが、知る人ぞ知る神社ということで、筆者が参拝中も参拝客が絶えませんでした。
土地柄もあってか、テレビ局関係者や芸能人もそのご利益を求めて参拝に来るそうです。
朝日神社は元々稲荷神社なので、稲穂の紋章です。
お稲荷さんは商売繁盛の神様として古くから信仰されているので、朝日神社が金運UPのパワースポットというのも納得がいきます。
「ご利益あり!?」筆者がお参り直後にお礼参りした理由
今回ご紹介した六本木の二社・龍土神明宮天祖神社と朝日神社ですが、実は筆者、参拝した直後にお礼参りに出かけています。
その理由は、お参りした直後に仕事関係で吉報が舞い込んだからです。
同時に自分の運気が好転した感じがしました。(あくまで個人的な感想です)
論理的な根拠には欠けますが、これはご利益だ! と思うことにして、早速お礼をしに神社を再訪した次第です。
個人的に筆者は自然あふれるパワースポットが好きなので、街中にある神社を参拝することは珍しいのですが、今回訪れた六本木の二社はビルに囲まれるようにひっそり&こぢんまりとしてはるものの、やはり長い年月地域を守り続けてきた、霊験あらたかなパワースポットという印象です。