早稲田の異世界紀行―霊泉が湧く諏訪神社&巳年に参拝必須玄国寺の弁財天
日本

早稲田の異世界紀行―霊泉が湧く諏訪神社&巳年に参拝必須玄国寺の弁財天

学生や在日外国人で賑わう高田馬場~早稲田エリア。リトルヤンゴンとして有名になったのがきっかけなのか、ここ数年の間に早稲田通りは多国籍な街並みに変貌しましたよね。

そんな喧噪から一変、異世界へ紛れ込んだ気分になれるパワースポットを2カ所発見!

何百年もの間湧き続ける霊験あらたかな霊水で知られる諏訪神社。そして弁財天と巨大な水晶が鎮座する玄国寺。隣接しているのに漂う気が完全に異なっており、大変興味深いパワースポットをご紹介します!

眼病に効く!? 諏訪の霊泉

早稲田の異世界紀行―霊泉が湧く諏訪神社&巳年に参拝必須玄国寺の弁財天


高田馬場駅から徒歩10分程、または地下鉄副都心線・西早稲田駅下車1分の位置に鎮座する諏訪神社。鳥居で一礼し境内に入ったらまずは手水舎に注目です。こちらの手水舎のお水はただのお水ではありません。現在に至るまで数百年もの間、湧き続ける「諏訪の霊泉」なのです!

早稲田の異世界紀行―霊泉が湧く諏訪神社&巳年に参拝必須玄国寺の弁財天


「諏訪の霊泉」は眼病、諸病にご利益があると言い伝えられており、お水取りスポットとなりました。水を司る龍神信仰とも関連があると社伝に記載があります。つまり、この手水舎は由緒正しい龍神スポットということになるので、龍神好きの方は要チェックです。

平安のイケメンゆかりの「恋の森」伝説

「早稲田のおすわさん」

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平安時代の天才的な人物・小野篁によって創建されたことから、諏訪神社の歴史は1200年にも及びます。当初は地名から「松原神社」と称されていましたが、江戸時代初期に徳川義直が長野の諏訪大社から勧請した時点で、「諏訪神社」と社名が変わったそうです。以来「早稲田のおすわさん」として地域の方々から大事にされています。

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それでは境内を見ていきましょう。まず目を引くのは迫力ある本殿。1980年に再建された白い装飾が印象的です。壮麗なたたずまいですから、バッチリ「映え」写真が撮れますよ。


●ご祭神

・大国主命(おおくにぬしのみこと)

・事代主命(ことしろぬしのみこと)

・建御名方命(たけみなかたのみこと)


●ご利益

家内安全・病気平癒・商売繁盛・交通安全・厄難消除・学業成就・心願成就


1200年前の創建時に祀られたのが大国主命と事代主命で、その後江戸初期に諏訪大社の神様、建御名方命が勧請されています。パワフルな三柱の神様のおかげで、ご利益もオールマイティですね。


そして、境内の左脇にはご神木の夫婦楠、末社・御嶽神社と稲荷神社が鎮座しています。筆者個人的にはこの辺りこそが、ありし日の諏訪神社の面影を残しているように思いました。

諏訪神社参拝の際にはぜひこちらもお参りを!

在原業平ゆかりの「恋の森」伝説

いまでこそ「都会に鎮座する神社」となりましたが、実はいにしえの時代は全く異なり、諏訪神社周辺には深い森が広がっていたと言われています。そしてこの森こそが、平安時代随一のイケメンゆかりの伝説「恋の森」の舞台でもあるのです。

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平安時代の代表的な歌人・在原業平が妻と東国を訪れたときのこと。

ある夜、諏訪神社の辺りの森で道に迷ってしまい、2人はとうとうはぐれてしまいました。

探しても見つけることができず、夜も更け疲労のあまり動けなくなってしまった業平は、妻への思いを歌にしたため、杉の大木の下で夜を過ごすことに・・・

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しかし翌朝、なんと2人は同じ大木の根元で夜を過ごしていたことが判明。これも2人の絆の強さを知った神様のお計らい・・・というお話。真っ暗闇とはいえお互いに全く気づかなかったのも謎ではありますが、夫婦愛を象徴する諏訪神社ゆかりの「恋の森」伝説として今もなお言い伝えられています。

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そんなことから諏訪神社は、恋に悩む方々にも恋愛成就・良縁祈願などのご利益を授けてくださいます。社務所には「恋」守りもあるので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。

諏訪神社

東京都新宿区高田馬場1-12-6

巳年・巳の日の参拝オススメ!早稲田の弁天様

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諏訪神社の境内を出て徒歩2分。1601年から続く龍池山玄国寺へ移動します。諏訪神社とも密接な関わりがあるお寺さんです。こちらのお寺には巳年の2025年、大注目の弁財天が祀られています。

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まだ新しい造りの立派な六角弁天堂です。ありがたいことにご開帳されており、八臂(はっぴ)弁財天のお姿が拝めますね。

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水を司る女神弁財天ということもあってか、お堂の周辺には清らかな水が流れるお堀と池も設けられており、良い気を放っていました。

早稲田の異世界紀行―霊泉が湧く諏訪神社&巳年に参拝必須玄国寺の弁財天


弁財天の遣いは白蛇なので、巳の日参りすると開運できると話題になっていますよね。巳の日は12日に一度巡ってくる、金運や技芸運UPにぴったりの開運Dayですから、アクセスしやすい玄国寺の弁天様に巳の日参りをすると良いことがあるかもしれませんよ。

ちなみにお参りの際には弁財天のご真言を3回唱えるのがオススメです。


●弁財天のご真言(マントラ)

「オン・ソラソバテイエイ・ソワカ」または「オン・サラスヴァティエイ・ソワカ」

ぜひ次の弁天参りからお試しあれ!

和やかな気にあふれる玄国寺

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諏訪神社の壮麗で厳粛な雰囲気に対して、玄国寺は和やかで温かいエネルギーが漂ってるように感じました。よく手入れされた境内の中でも、杉の木がひときわ目立っていました。この杉の脇にあるのが、岩倉具視邸を移築した書院だそうで、まさかここで歴史上の大物に触れるとは思いもよりませんでした。

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さらに変わり種は巨大な水晶原石。何気なく境内に鎮座しています、違和感なくおさまっているのも不思議ですよね。お参りの際はお見逃し無きよう。

早稲田の異世界紀行―霊泉が湧く諏訪神社&巳年に参拝必須玄国寺の弁財天


中だというのに玄国寺では静かな時間が流れています。これぞまさに都会のオアシスとも言うべき異世界に、あなたもしばし足を踏み入れてみませんか?


●ご本尊

・阿弥陀如来

・勢至菩薩

・十一面観音菩薩

・大聖不動明王


●玄国寺

東京都新宿区高田馬場1-12-10

学生街のパワースポット

早稲田の異世界紀行―霊泉が湧く諏訪神社&巳年に参拝必須玄国寺の弁財天


高田馬場~早稲田界隈はいわずと知れた学生街です。最近ではタワマンなど住宅地としても人気を集めておりすっかり都会の様相を呈していますが、かつては鎮守の杜が広がり、寺社が点在するパワースポットだったと聞いたことがあります。

そんなパワーに触れられるのが、今回ご紹介の諏訪神社と玄国寺です。ちなみに諏訪神社については、古くからの参拝客に加え学生など若い方々も多くお参りにやってくるそうです。

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どちらも一歩足を踏み入れると別世界が広がっているので、都心で異世界気分を味わいたい方にオススメです!

この記事を書いた人

ユルワ

ユルワ

占い師兼英語コーチ兼ライター。有名どころ~マイナーだけど霊験あらたかな穴場に至るまで、パワースポットを発掘するのが得意です。他にも西東京~西埼玉・西武線界隈をうろついたり、本好きにはたまらないスポットもご紹介しています。 モノはないけど海が超絶きれいな太平洋上の島国と激安激ウマのベトナム・ダナンで通算3年間に及ぶ海外暮らし経験有。次はどこで暮らそうかなと思案中です。

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