今日も新しい店を探しにふらふらと。こんな時に足が赴くのはイーストビレッジ。
何気なく歩いていると目の前にキャンディストアを発見する。おっとこれはなかなか見たことのない店構え。日本で言うところの駄菓子屋感が半端ない。
これぞ駄菓子屋
さてアメリカでキャンディストアといえば SUGAR FACTORY(シュガーファクトリー)が非常に有名である。このお店は女子に完全にターゲットを絞り込み、チェーン展開もしている。つまりどのメジャーな観光地に行っても探すことができる。
求めているものはそういうんじゃないんだ!と期待を込めて入った店が本当に期待通りの駄菓子屋だったよという話。
まず外観から。店のマスコットらしき子供の絵は可愛らしく、右側にはどさっと積まれたキャンディの山。
外にある少し子汚いカートはインテリアとして利用しているのだろうか。
レコードなんかも売られていたり。
カートに近づいてみると、なんとレコードであった。1枚5$。外にあり、野ざらし感が半端ないこの保存状態。それにしては5$って結構お高いような気がしないでもない。
キャンディの量り売り。年代物の量りからノスタルジックをヒシヒシと感じるのは私だけではない……筈。
キャンディの逆側にはなんやら懐かしのパッケージが展示されている。これはガムとステッカーが一緒になったお菓子。
左側の絵は「ガベージ パイル キッズ」と言い、日本でも1980年代に流行った「キャベッジ パッチ キッズ」を、1985年にパロディとして出したもの。
風刺風の絵も人気なのか、未だに人気があり、今でも最新作を作っている。なんとマニア向けトイストアにはフィギュアも販売されているのである。
さてさて、外観だけではなく中はどうだろうか?
CAWAII!と叫びたくなるような、ごっちゃりとした駄菓子屋感。探検しながら自分だけのアイテムを見つけるワクワク感がここにはある。
なんともアメリカらしいお菓子。ねえねえ。これ、飲むの?? まさか……ね。
会社へのばらまきお菓子に最適。グミのまとめ売り。旅行行ったからって義理臭の半端ない空港のお菓子を持ってきても、一瞬でなくなるし誰も覚えてなんかくれない。そんな状況を回避する為の個性ある一品。
小さい時日本の駄菓子でもこういうの食べた。子供向け商品は全世界同じ。いかにもチープな感じが子供心をくすぐるんだ。いや大人だってその気持ちを忘れちゃいけないんだ。
まだまだあるよ
付箋セットの様な小さいガム。パッケージは当然アメリカン。レトロなのから、落書きみたいなものまで幅広い。
お菓子用だろうか? 缶が売っていた。こういうのってついつい集めたくなってしまうんだ。邪魔になるんだけど何でだろう。小さい時の様に石ころとかは入れたりなんかしないけど。
オリジナル商品もあるんですよと主張されているこのマスコット付きお菓子。Tシャツやトートバッグも店内では売られている。
タバスコチョコとかリップバームの形のキャンディとか。
さて、店内を全体見回したところでまだまだ紹介できない商品が所彼処にある。場所はイーストビレッジ。凄く甘すぎる訳でもなく、アメリカの普通のお菓子。デザインも可愛らしく飾っておくだけでも楽しめる。
斜め前にあるバー、Spitzer’sへ
疲れたので、斜め前にあるバーに入る。Spitzer’sである。ここはアメリカの各地から美味しいクラフトビールを仕入れていて、ビールのレベルが高い。
キャンディを堪能した後は私の様に、買ったお菓子を並べてにんまりとしながら美味しいビールを飲むのも良し。