JR「成田エクスプレス」をいま改めて知ろう!指定席購入のポイントや内装事情を徹底検証!
日本

こんにちは、ライターの新田です。前回は京成のスカイライナーを紹介しましたが、今回はJRの特急「成田エクスプレス」の普通車を紹介します。

成田エクスプレスはいろいろな駅から成田空港へアクセスできるのが大きな特徴です。それでは、さっそく「成田エクスプレス」を検証してみましょう。

成田エクスプレスを利用する場合はネット予約で


成田エクスプレスの特徴はいろいろな駅に乗り入れること。東京、新宿、渋谷、横浜、八王子、大宮からダイレクトで成田空港にアクセスできます。私は成田空港から渋谷まで成田エクスプレスを利用してみました。

私が乗車したのは成田空港16時44分発、成田エクスプレス38号です。

25分前に成田空港駅に着いたのですが、あまりの大混雑にびっくり! 時間通りに乗れるかヒヤヒヤものでした。一方、スカイライナーを走らせている京成の窓口は比較的、空いていました。

成田エクスプレスが混雑する理由はいろいろ考えられます。まず、1つ目は運転本数です。成田エクスプレスにおける日中時間帯の運転本数は1時間に2本ですが、スカイライナーは1時間に3本です。

2つ目は行き先の違いです。スカイライナーは日暮里・上野しか行きませんが、成田エクスプレスは便により異なりますが、渋谷、新宿、東京、横浜などいくつもの大ターミナルを通ります。そのせいで、成田エクスプレスが大混雑するのでしょう。

なお、成田エクスプレスはスマートフォンからネット購入できます。もちろん、ネットで購入すれば窓口で並ぶことはありません。しかもネット購入の場合は200円引きです。成田エクスプレスを利用する場合はネットから購入しましょう。

成田エクスプレス普通車のポイントは枕! 


成田空港駅1番線ホームで待っていると、ホワイトな塗装に身をまとったE259系成田エクスプレスが入線しました。E259系は253系からバトンを受け継ぐ形で2009年にデビューしました。

外観を改めて見ると、昔の特急型車両485系に似ているような気もします。

車内に入り、まず目についたのが大型の荷物置き。暗証番号式のロックがかけられるので、セキュリティー面でも安心です。

ただし、暗証番号を忘れた場合は終着駅での引渡しになるのでご注意を。なお、車内の網棚も広く、小さなスーツケースなら余裕で入れることができます。

こちらが成田エクスプレス普通車のシート。ビジネスライクなスカイライナーのシートと比べるとシックな印象を受けます。「NEX」の文字が凛々しく見えます。

座った瞬間、頭が柔らかな枕に当たって本当に気持ちよかったです。少し写真だとわかりにくいですが、頭部にこのような枕が設置されています。

従来はグリーン車で見られましたが、普通車でも続々と登場。普通車といえども、シートは日々進歩しています。

テーブルはこのような感じ。ノートパソコンを置いて、仕事ができます。実際にテーブルを利用してビジネスパーソンがカタカタとキーボードを打っていました。

なお、成田エクスプレス普通車にはコンセントが取り付けられています。コンセントは肘掛にあるのでお見逃しのないように。

「東京が初めて」という方もご安心を。成田エクスプレスの車内にはこのような大型モニターがあります。

これを見ると、停車駅や走っている地点が一目瞭然です。また、英語、中国語、韓国語と切り替わるため、外国人観光客でも安心して利用できます。

全体的に満足度の高い成田エクスプレス普通車ですが、難をいうと奇数番号の座席は少し景色が見にくいです。このように、太い窓枠が視界に入ります。

一方、偶数番号の座席付近にある窓枠は細いです。景色を楽しみたい方は偶数番号の座席を選びましょう。

トイレは洋式になっており、とても広いです。車椅子でもラクラク入れることでしょう。また、幼児向けの椅子もあるので、子供連れの方でも安心してトイレを利用できます。

東京駅までは快走な成田エクスプレス 


16時44分、成田エクスプレス38号は静かに成田空港駅を出発。空港第2ビル駅を出ると東京駅まで止まりません。成田エクスプレスは成田線・総武本線を通ります。

千葉駅を経由するので、スカイライナーと比べれば遠回りになります。それでも特急らしく次々と小駅を通過。東京駅までの間で減速したのは成田駅手前と千葉駅手前のみでした。

成田空港駅を出ること約1時間、成田エクスプレス38号は東京駅地下ホームに到着しました。ここで大船行きと新宿行きに分かれます。

前の大船行きが先に発車し、後ろの新宿行きは大船行きの後に発車します。したがって、新宿行きは東京駅で5分ほど待ちます。

東京駅を出発しましたが、それまでの運転とは打って変わってスロー運転。ゆっくりと地下駅を通過します。地上に上がり最初に通過する駅は品川駅です。

東海道新幹線に乗り換える方は必ず東京駅で降りましょう。なお、ついに成田エクスプレス38号は大崎駅付近で運転停止しました。

18時11分、渋谷駅3番線に到着。東京駅から渋谷駅まで約22分もかかりました。山手線を利用すると東京駅から渋谷駅までは24分ですから、それほど時間差はありません。

新宿方面に限っていえば、東京駅までは速達性を感じますが、それ以降はあまり感じられません。快適なシートと乗り換え不要が成田エクスプレスのポイントといえましょう。

成田エクスプレス
公式HPはこちら

短い成田エクスプレス特有の注意点 

成田空港行きの場合、東京駅までは6両編成で運行されます。首都圏のホームは10両編成以上に対応しているので、成田エクスプレスの到着位置には十分に注意しましょう。最悪の場合、ホームを走る羽目になるどころか、乗り遅れる可能性があります。

この記事を書いた人

新田浩之

新田浩之鉄道&中東欧旅行研究家

1987年生まれ。神戸市在住。専門は鉄道と中東欧です。国内では鉄道系イベントの取材、国外では中欧、東欧、ロシアの歴史スポットを訪ね歩いています。チェコアンバサダー2018

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