仙台の観光スポットというと、仙台城址や宮城県美術館を思い浮かべる方が多いかと思いますが、意外な場所に面白い施設があります。それが東北大学の敷地内にある「東北大学総合学術博物館」です。
東北大学の名前は聞いたことがあっても、実際行ってみる機会は少ないですよね。「東北大学総合学術博物館」は学生ではない一般の方でも入れる穴場の観光スポットです。その魅力をご紹介します。
アクセス
「東北大学総合学術博物館」は、仙台の代表的な観光スポットである仙台城址のすぐ近くにあります。
アクセスは仙台市地下鉄東西線「青葉山駅」北1出口より徒歩3分。観光バスの「るーぷる仙台」にのんびり乗って、仙台駅からの観光を楽しみつつ訪れることもできます。その場合は「理学部自然史標本館前」で下車します。施設の目の前に無料駐車場があるので、車で訪れるのもいいですね。
到着
こちらが「東北大学総合学術博物館」。「東北大学理学部 自然史標本館」とも呼ばれています。地球生命の進化、地球を構成する岩石鉱物、人類・考古などテーマに沿って標本、岩石、鉱物、資料が展示されています。
土日も営業しており、屋内施設なので天候に左右されず見学が可能です。大人150円、小中学生は80円、幼児・乳児は無料という入館料の安さも良心的。
いざ館内へ
動物、植物、古生物、岩石、鉱物などの標本などが約240万点展示されています。
子供達には恐竜の標本が大人気! 大人でもその大きさと迫力には圧倒されます。
馬やトナカイ。像の標本もあり、実物と違って骨だけの大きさを見ると意外と小さくてびっくり!
仙台ならではの仙台の化石コーナーもあり、よくぞ集めたというくらいの標本の数々。
本物の人骨もありました。集団墓地に埋まっていたものらしく、見入ってしまうほどの標本でした。
2階部分は吹き抜けになっており、大きな標本が飾られています。
見学終了後は
理学部の中にある食堂「AOSIS」で昼食を頂くのも良し、少し足を延ばして「あおば食堂カフェテリア」へ行くのも良し。学生時代に戻った気分で有名国立大学の食堂の昼食を味わえます。「あおば食堂カフェテリア」は日曜日でも営業していますが、基本的に日曜日はお休みの食堂が多いので注意が必要です。
博物館で楽しんで、学生気分に浸りながら美味しいランチを頂く見学コースなんて、いかがでしょうか?