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    プロポーズ場所として有名な、悲恋の舞台となったホテルがある
    スリランカ

    日本と世界のWライフを送る小野アムスデン道子です。今回ご紹介するのはスリランカのロマンチックなホテル。

    スリランカは、インドの南にある涙の形をした島国。北海道の8割ぐらいの大きさですが、本格的なアーユルヴェーダ、香り高い紅茶にカレー、8つもある世界遺産など、いろんな魅力に富んだ国です。

    ポルトガル、オランダそしてイギリスの植民地だった頃は、セイロンと呼ばれていて、今でもスリランカ産の紅茶はセイロンティーと呼ばれていますね。

    そんな植民地時代の雰囲気を色濃く残し、かつては世紀の悲恋の舞台となり、今はプロポーズの場所として有名になっているホテルがあります。

    ソクたびソクたび

    元は英国総督邸宅、コロニアルな雰囲気に気分は貴婦人


    それは英国総督の邸宅として使われ、1877年にホテルに改装された「マウント ラビニア ホテル」。空港からは車で50分かかりますが、首都のコロンボからは20分ほど。

    小高い丘の上に立つコロニアルな白亜の建物は目を引く美しさ。噴水に立つ悲恋の主人公が、今は恋人たちを見守っているよう。


    お部屋は、シックで落ち着いたインテリアで、オーシャンビューの部屋からはインド洋の海を臨み、ビーチにもすぐ下りて行けます。プールも海の目の前。

    こちらのレストラン、なかなか美味しいんです。

    朝食ブッフェから様々な種類のカレー、カレーに添えるロティ(スリランカのパンケーキ)、そうめんのようなストリングホッパーなどのスリランカ料理まで並び、とても充実しています。

    米粉のクレープに卵を落として焼くエッグホッパーは、パリっと香ばしい皮にとろりとした卵がたまりません。

    今も残る情熱の恋を支えた秘密のトンネルを見に行く


    白亜の大理石が輝くロビーは、古きよきコロニアルの雰囲気。スリランカの伝統衣装を身につけたスタッフに「マダム」と丁寧に挨拶されると、ちょっと貴婦人になった気分。

    そんなスタッフから朝食の後に「秘密のトンネルツアーに参加しますか?」と聞かれました。

    なんでも、このホテルにかつて住んでいた英国提督サー・トーマス・メイトランドがスリランカの女性ダンサーであるロヴィニアと恋に落ちた際、彼女が通って来られるように掘らせた秘密のトンネルが今も残っているとのこと。

    1日に1回、宿泊客に中を公開しているそうで早速参加することに。

    その入り口は木がこんもりと植えられて隠されており、かなり小さい。天井は低いのですが、中は広がっていて、総督の部屋の方に繋がるドアがありました。

    壁には肖像画が。ポルトガル人の血もひくロヴィニアはかなりの美人。総督が身分違いの恋に燃えたのも納得です。

    総督は独身だったのですが、当時、階級社会のイギリスで許される恋ではありませんでした。彼は帰国してしまい、ロヴィニアは自ら命を絶ってしまうのでした。

    そんな悲恋の舞台だったわけですが、コロニアルな建物に潮騒の音が心地よく、彼らが恋に落ちてしまったのも分かる気がします。

    今やスリランカ人の間では、ここはプロポーズの場所として有名になっています。ロマンチックな気分に浸れるホテルでした。

    マウント ラビニア ホテル(Mount Lavinia Hotel)
    住所:100 Hotel Rd, Dehiwala-Mount Lavinia, Sri Lanka
    公式HPはこちら

    空港からコロンボへ、ホテルへ、スリランカタクシー事情

    空港の到着ロビーを出るとずらりとタクシー会社のブースが並んでいます。ここで、行き先を言うと料金を提示してくれます。エリア制なのでほぼ金額差はありませんが、エアコン付きかそうでないか確かめること。

    ここでお金を払うので、降車の際には楽ちん。コロンボ市内、この「マウント ラビニア ホテル」共に約50分で、Rs3,000 (スリランカルピー)ほどです。

    この記事を書いた人

    小野アムスデン道子

    小野アムスデン道子

    ポートランドと東京のデュアルライフの間に、世界のどこかで取材しながら、雑誌、WEB、新聞などに寄稿。お酒好きは特記。行った先の魅力は、伝えないわけにはいきません!日本旅行作家協会会員。

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