マカオ料理は日本人にはまだあまり馴染みがないかと思いますが、今回、マカオで本場のマカオ料理を食べてきました! マカオ料理とは一体どういうものなのか? 老舗「ヘンリーズ・ギャレー・マキシム」に行ってきたのでご紹介します!
マカオ料理の老舗「ヘンリーズ・ギャレー・マキシム」
今回行ったのは「ヘンリーズ・ギャレー・マキシム」というマカオ料理のお店。1976年開店で様々なガイドブックに載っているマカオ半島の老舗です。お店は西湾湖に面していて、店内からマカオタワーも望むことができる好立地です。ランチタイムに行きました。
先代のオーナーが船乗りのシェフだったということから、店内は船内をイメージした内装になっていてとても可愛かったです。店員さんも気さくでした。
こちらがメニューです。マカオ料理は、ポルトガル料理と広東料理以外に、アフリカなどの大航海時代にポルトガルの船が寄港した国からも影響を受けている多国籍料理です。ヨーロッパや中国だけでなく、マカオに通じる道筋にあったインドやマレーシアなどの要素も入っていて、非常に不思議で面白い組み合わせが楽しめます。
いざ、マカオ料理!
「アフリカン・チキン」
こちらはマカオ料理を代表する料理「アフリカン・チキン」です。さまざまなスパイスが入ったココナッツミルクやピーナッツソースで食べる料理で、レストランによって様々なレシピがありますが、今回のお店ではピリ辛のピーナッツソースでした。かなりスパイスが効いていて辛かったですが、一緒に入っているジャガイモによってマイルドになっていました。マカオパタカ170≒2,210円(以下、すべて2016年11月現在の為替レート換算)。
「干し鱈と玉子のオニオン炒め」
こちらは「干し鱈と玉子のオニオン炒め」です。
マカオは大航海時代の名残で干し鱈を今でもよく食べるそうで、干し鱈を使った保存食料理は1,000種類以上もあると言われています。今回私は干し鱈は初めて食べたのですが、保存食ということで塩辛いのを想像していましたがそこまででもなく、玉子とよく合って美味しかったです。日本人の口にも合うと思います。マカオパタカ200≒2,600円。
「茹で野菜」
「茹で野菜」です。マカオでは、マカオ料理屋さん以外でも蒸し野菜がよく出ました。オリーブオイルをかけていただきました。マカオパタカ110≒1,430円。
「干し鱈のコロッケ」
「干し鱈のコロッケ」はサクサクしていて食べやすかったです。マカオパタカ100≒1,300円。
「カニのカレー炒め」
最後は「カニのカレー炒め」です。カニ1杯がどんと載っていて迫力満点でした。すごくスパイシーで、辛いもの好きな方にはぜひオススメしたい一皿です。最後までカニの身もみんなで分け合って食べました。美味しかったです。マカオパタカ420≒5,460円。
「マンゴープリン」と「セラドゥーラ」
こちらはデザートのマンゴープリンとポルトガルの代表的なデザートの「セラドゥーラ」。濃厚な甘いクリームに砕いたビスケットをトッピングしたもので、生クリームのように濃厚な味わいでとても美味しかったです。マカオではマンゴープリンや牛乳プリンが有名ということもあり、こちらのマンゴープリンもさっぱりしていてとても美味しかったです。スパイシーな料理の口直しにピッタリでした。
ぜひ一度は食べて欲しいマカオ料理
マカオ料理は様々な国の料理が遠くからやってきてマカオの地で融合してできたため、まず日本で普段食べたことのないような味付けや食材でとても新鮮でした。ぜひみなさんにも食べてみてほしいです!
ヘンリーズ・ギャレー・マキシム
協力:マカオ観光局
URL www.macaotourism.gov.mo