埼玉県岩槻にあるブックカフェ「いわさ喜」が、とってもアットホームで居心地が最高なので皆さんにご紹介します!
この、身をかがめて入るブロック塀の穴が入り口です。小さい入り口ってなんでこんなに気分を高揚させるのでしょう。
トトロに会いに行くための森への入り口も、アリスが時計うさぎを追って落ちた穴も、茶道のお茶席の入り口も、非日常世界への入り口はいつだってキュッと小さいものです。そんな空想とトキメキを胸にいざ「niwasaki cafe いわさ喜」の店内へ。
「こんにちは、おじゃまします」
しかし店内、というにはアットホーム過ぎます。
普通のお家の裏庭を通って正面へ周り、普通の御宅の玄関で普通に靴を脱ぎ、靴箱に入れて上がります。
内装は和洋折衷の温かみある雑貨で彩られていました。私はこれがツボ……タイの山岳民族の刺繍っぽい星のオーナメント。
押し入れを利用したディスプレイ。赤いニワトリちゃんが。
ブタさん。
稲。
今気がついたのですが置物の鶏も豚も米も食材ですね、大地の恵みに感謝。
いまの自分にピッタリの本探し
壁際やお席の側などあちこちに絵本、雑誌、小説など色々なジャンルの本がひっそりとスタンバイ。
もともとお家にあった本に加え、お友達やお客様から頂いた本だそうで、どんどん増えていく予定だとのこと。
自分の中で絵本ブームなので、絵本特集の雑誌を読んでご飯を待ちました。
ランチ 田舎風カフェごはん
ご飯は週替わりで、野菜を中心にした優しい味を心がけているそう。フェイスブックで今週の田舎風カフェご飯がチェックできます。
私が伺った日は回鍋肉をいただきました。風が強く寒い日だったので温かいお昼ごはんがじんわり染みる……。甘辛い回鍋肉は至福でした……!
個人的に欲を言えばもうちょっとお肉が食べたかったなと。(お肉がっつりのメニューの時もあるそうです!)
田舎風と謳うだけあって、お米をもりもり食べる昔ながらの日本のご飯。全体的に薄味で、お母さんやおばあちゃんの手料理に飢えた”一人暮らし勢”や、”お米が大好き勢”には自信を持ってオススメできます!
自家製梅ジュースなどのドリンクやスイーツも充実しているし、夜9時まで営業されているので、長話に花を咲かせるもよし、1人読書に耽るのもよし。
どうぞごゆっくり!
岩槻駅から住宅街の方へ少し歩くので地図を描いてみました。
ぜひ参考にしてみてください!
岩槻駅東口から出て駅を背にし、正面に見える区役所前を左折します。
突き当たりまで直進したら、右折します。
1つ目の信号は赤い鳥居が目印。ここは直進。歩道が細いので注意。
大久保商店の角を左折します。
十字路に出たら右折、右手に見えてくる民家が niwasaki cafe いわさ喜です。