日本では涼しい北海道で自生・栽培されるハスカップ。見た目はブルーベリーに似ていますが、全くのベツモノで、超さわやかな酸味が特徴。新千歳空港で人気の、見た目も美しい「ハスカップジュエリー」を紹介します。

ハスカップジュエリーが買えるのは「もりもと」

ハスカップを使ったスイーツはいろいろとありますが、「ハスカップジュエリー」が買えるのは「もりもと」というお店です。

“ジュエリー”と名乗るだけあって、店頭のディスプレイも高級な雰囲気。時々試食があるのですが、なんせ1個の単価がそこそこ高いので、常時されているわけではなさそうです。

ハスカップは見た目がブルーベリーに似ていて、7月頃に2つの実が対になって実ります。北海道に古くから自生しているらしく、アイヌ語の「ハシカプ＝枝の上にたくさんなるもの」が語源だそうですよ。

意外にも豊富なラインアップ

「ハスカップジュエリー」はハスパップジャムを中に閉じ込めた半生のスイーツで、1種類だけだと思い込んでいたのですが、意外にも種類が多くてびっくり。

ハスカップだけでそんなに種類作れる？ と思ったのですが、通常のハスカップジュエリーの他、日本酒入りの「稀の芳醇」や、収穫されたばかりの実を使った季節限定の「ハスカップジュエリー・ヌーボー」なんてものも！ ヌーボーは私が新千歳空港を訪れた10日後からの販売だったらしく、残念極まりない。

ちなみに、ハスカップではなく「メロンジュエリーメロウ」なんてものも。こちらも季節限定だそうです。

リピーターに人気のBOX

思いのほか種類の多さに迷っていたところ、店員さんからアドバイスが。「こちらのBOX、リピーターやオトナなお味がお好きな方に人気なんですよ」とのこと。

「プレミアムブラックMIX」というBOXで、2種類入っていて、片方はいつものレギュラー味のハスカップジュエリー。もう片方がブラックフェイスのオトナ味で、この黒いクッキーがちょっとビターなんですけど、でもやっぱり最後に勝つのはハスカップの鮮烈な風味！ 強い！ 強すぎる、ハスカップの爽やかさ！

ハスカップジュエリーの断面

で、結局ハスカップジュエリーってどんなんなの？ という方に、断面図をお見せしましょう。

こちらが基本のハスカップジュエリー。表面は薄焼きクッキーで、脇の白い部分が特製バタークリーム。中心は主役のハスカップジャムです。サイドをぐるっとクーベルチュールのミルクチョコレートでコーティング。

で、こちらがプレミアムブラック。クッキー部分にブラックココアが練り込まれていて、ビターなテイストがハスカップの爽やかさを際立たせている感じ。周りを囲んでいるチョコレートは2種類のチョコレートをブレンドしたものらしい。かなりこだわって作られていますね！

季節によって楽しみ方いろいろ

意外とラインアップ豊富なハスカップジュエリー。次回新千歳空港に降り立った時にはどんなハスカップジュエリーと出会えるか楽しみ。ちなみにハスカップジュエリーは要冷蔵。飛行機に乗る前ギリギリに買うのがおすすめです。