ドイツ・フランクフルトでグルメを楽しむ!在住者オススメの絶品6選
ドイツ

ドイツ、フランクフルトはヨーロッパ随一の大空港を持つ都市です。
日本からお越しの旅人にとっては、ヨーロッパの初日、あるいは帰国日に訪れる事になるかもしれない町ですね。
そんな記念すべき一日を美味しく楽しく締め括れるお料理をご紹介します。

Apfelwein(アプフェルワイン)


ドイツと言えばビールの国。
ですがフランクフルトでは、ぜひ「アップフェルワイン」もお試し下さい。
直訳すると「リンゴのワイン」になるこのお酒は、アルコール度数3%前後。
甘そうな名前とは裏腹に、苦味があり、リンゴの仄かな匂いが残るサッパリした味わいです。
お肉料理にも合いますよ。
お土産にも最適ですが、こちらは庶民のお酒。スーパーで1~5ユーロで買えてしまいます。

 

Grüne Soße(グリューネゾース)

謎の緑のソースの中に浮かぶ卵、肉、エビ……

テーブルに運ばれて来たら、見た目のインパクトで絶句してしまいますね。

しかしグリューネゾースはフランクフルト人自慢のレシピ。文豪ゲーテも好んだ料理だと言われており、フランクフルトでは、毎年このグリューネソースの味を競い、楽しむ「グリューネゾース祭り」が開催されます。
肝心のお味の方は、7種類のハーブを混ぜた、マヨネーズに似た味付けです。
見た目程に想像を絶する味ではなく、箸休め向けの優しいお料理ですよ。

お祭りの公式HPでは、ご家庭でも作れる(?)グリューネゾースのレシピや使用方法について解説しています。

Grüne Soße Fest 2016

ズルツェ(Sültze)

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ズルツェは、細切れにした豚肉入りの冷たいハムです。日本人にとっては煮こごりやゼリー寄せのような感触です。

味付けは酢が利いており、前菜向け。ビールの付け合せとして、夏に好んで食べられます。

Maultasch(マウルタッシェ)

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挽肉やチーズ、スパイスなどを小麦粉の皮で包み込んだパスタです。煮てスープに入れても、焼いても美味しい、洋風の餃子。

ドイツ国内でも、小麦粉の生産できる地域の名物で、フランクフルトより北側の地域のレストランでは滅多に見かけません。

Frankfurter(フランクフルター)

フランクフルトと言えば、日本ではソーセージの代名詞。フランクフルトでフランクフルトを食べてみるのはいかがでしょう。

数百種類ものソーセージが存在するドイツでは、「フランクフルト」と言うソーセージは長細く、焼いて食べるタイプのソーセージを指します。

レストランで食べるのも勿論美味しいですが、屋台の焼きたてをパンに挟んで貰うのも、美味しい食べ歩きの供です。

地ビール

やっぱりドイツに来たからにはビールが呑みたい!と言う方には、フランクフルトで地ビールを醸造しているレストランがオススメ。
フランクフルトで美味しいビールを提供すると有名なのは、街の中心地、ショッピング街のZeilからもすぐの「Zu den 12 Apostel」です。

Zu den 12 Aposteln

ここでは自家製ビールを楽しむ事ができ、いつも地元の人でいっぱいです。

少し甘味のあるHellと、黒ビールのDunkelの二種類の味を醸造しており、どちらもオススメです。

 

いかがでしたでしょう?気になるお料理はありましたか?

大都会のフランクフルトでは、ミュンヘンやベルリンの名物料理だけではなく、イタリアンや日本食まで楽しめるレストランも沢山あります。

とは言え、せっかくならここでしか味わえない地元の郷土料理も食べてみたいもの。是非一度、ご賞味頂ければ幸いです。

この記事を書いた人

華酉

華酉ライター/中世マニア

北海道生まれドイツ暮らし。大学では歯学と宗教学を修めた為、いつ中世ヨーロッパに飛ばされても活躍できる逸材です。その特性を活かし、日系企業ドイツ支店のお堅い正社員として貿易に励んでいます。 訪れた国は30ヵ国以上、時の権力者に城を陥落されて北海道に逃げ延びたご先祖様の無念を晴らす為、より強い城を求めて各国を放浪中。いつ剣と弓の時代が訪れても良いように、皆様にも選りすぐりの歴史情報をお届けします。

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