• 東ドイツは薄暗い?イメージを覆したい人々の努力にじむ、東ドイツほっこり旅 | TRIP'S(トリップス)

    東ドイツは薄暗い?イメージを覆したい人々の努力にじむ、東ドイツほっこり旅
    ドイツ

    東ドイツと聞いて思い浮かべるのは、やはりベルリンの壁でしょうか? 共産主義時代の薄暗いイメージ?
    いえいえ、それだけではありません。東ドイツには「百塔の都」と謳われた名観光地「ドレスデン」や、東欧めいた雰囲気を持つ可愛らしい数々の村が含まれていたのです。
    日本からの直通便がある「フランクフルト」や「ミュンヘン」からも交通の便が良い、「ドレスデン」を起点に、可愛い東ドイツを探索してみませんか。

    民族色が可愛い、ドイツ最後の秘境バウツェン

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    ドレスデンから地方電車で1時間弱の町、バウツェン(Bautzen)は、ドイツ最後の秘境。チェコなどと同じくスラブ系の民族、「ソルブ人」が暮らしている町です。
    観光のお勧めは、内部にソルブ博物館が併設された「オステン城」。博物館で見ることができるソルブ人の民族衣装は、刺繍の細工が愛らしく、これもどことなく東欧風です。
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    また、ソルブ人の地方では伝統的に木彫細工が得意。手の込んだ木のおもちゃ、美しく彫り込まれたクリスマスオーナメント、日常でも使いやすい鍋敷きなどを揃えたお土産屋さんが町の中央広場に集まっており、お手頃価格で購入出来ます。
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    クリスマスマーケットの時期になると、バウツェンやドレスデンでは得意の木彫りを活かした、素朴で可愛いオーナメントが設置されます。広場に現われるのは巨大なオーナメントですが、同様のデザインでご自宅サイズのオーナメントも売り出されますので、クリスマスのお土産にはぴったりですよ。

    ポーランドとドイツの良い所を集めてみました 国境の町ゲルリッツ

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    国境沿いにあるゲルリッツ(Görlitz)は、川を渡った対岸がポーランド。
    ドイツ側は木組みの家々が立ち並ぶ旧市街、ポーランド側は最新鋭の住宅街、と異なる風景を楽しめます。
    ゲルリッツでは、可愛いポーランド食器をユーロで、ドイツに居ながらにして購入できるのも魅力です。町の広場にはポーランド食器を扱うお土産屋さんが立ち並んでいます。
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    また、映画「グランド・ブタペスト・ホテル」のロケ地はゲルリッツ。ホテルの舞台はゲルリッツにあった元デパートです。残念ながら、デパートは営業を終了しており、豪華絢爛だった内部を見学する事はできません。しかし外見はまさに「グランド・ブタペスト・ホテル」。ハンガリーにも行かずして、東欧気分を味わえると言う訳です。

    ゲルリッツはドレスデンから2時間程、バウツェンから30分程の立地ですので、バウツェンと合わせて東欧情緒を満喫する旅もいいですよね。

    ドレスデンでも探せる!見るべき可愛いスポット

    フラウエン教会

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    ドレスデンの観光地の真ん中にある「フラウエン教会」は、緑の丸屋根が可愛い教会。内装はロココ調で、目に優しい緑やピンク色のパステルカラーで纏まっています。フラウエン(聖母マリア)に捧げられた教会ですから、女性的なシルエットなのです。観光の合間に気軽に立ち寄る事の出来る教会です。

    東ドイツ時間旅行博物館(DDR Museum Zeitreise)

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    東ドイツ時間旅行博物館は、その名前の通り、古き良き東ドイツの時代にタイムスリップしたような感覚を味合わせてくれる博物館。当時使われていた家電や家具を配置して、東ドイツの学校や郵便局、そして庶民の部屋が再現されています。
    当時の東ドイツ庶民の暮らしを再現したお部屋はレトロモダン、と言った感じで中々にオシャレ。
    DSC08727食料品店を再現した展示。陳列している食べ物のラベルは全て実在していた「東ドイツ製食品」です。お味は、「そんなに悪くない」らしいですが……?
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    ころんとしたシルエットの家電やちょっと不気味な見た目のおもちゃ、野暮ったいデザインのお洋服のコーナーなど、懐かしい気持ちで見学する事ができます。東ドイツ料理のレシピブックや、東ドイツでだけ生産されていたコーラが買える売店も併設されており、一風変わったお土産を手に入れるのにも最適です。
    こうした庶民の普通の暮らしを垣間見ると、東ドイツの陰鬱なイメージも変わって来ますね。

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    ドレスデン近郊には、まだ見ぬ「可愛い」がいっぱいです。ぜひゆっくりと滞在して、この地方ならではの素敵なお土産を探してみて下さいね。

    どんよりした空が生み出す光と可愛いのハーモニー

    東ドイツ地区にどんより……したイメージが付きまとうのは、いつ行っても曇りがちな天気のせいではないでしょうか。
    以前からこの件についてはドイツ人も気付いていたらしく、気合の入った木製品やイルミレーション(当時は蝋燭)は、長く暗い天候がもたらす欝を和らげる為だったそうです。今でも夜景を照らすライトアップには相当力が篭っていますので、ぜひ夜の散策もお楽しみ下さい。

    この記事を書いた人

    華酉

    華酉ライター/中世マニア

    北海道生まれドイツ暮らし。大学では歯学と宗教学を修めた為、いつ中世ヨーロッパに飛ばされても活躍できる逸材です。その特性を活かし、日系企業ドイツ支店のお堅い正社員として貿易に励んでいます。
    訪れた国は30ヵ国以上、時の権力者に城を陥落されて北海道に逃げ延びたご先祖様の無念を晴らす為、より強い城を求めて各国を放浪中。いつ剣と弓の時代が訪れても良いように、皆様にも選りすぐりの歴史情報をお届けします。

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