日本一早い紅葉スポット「大雪山・旭岳」の圧巻の景色
日本

旭岳

北海道東川町にある旭岳温泉のロープウェイ

旭岳

北海道の夏はあっという間。
お盆を過ぎたあたりから急に冷え込み、そのうち半袖半ズボンで外をうろつくのは小学生だけになります。
9月になると我々おじさんおばさんは薄手のアウターが必要になり、北海道の山々も秋へまっしぐら……。

ここ大雪山旭岳は日本一早い紅葉で有名な観光スポットです。
東川町の奥、旭川から車で1時間弱。
本日2016年9月19日は始発のゴンドラに乗るため、AM3:30起きで現地に向かったわけでございました。
駐車場はどこに停めても有料です。人が動きやすい昼頃になると混んでくるため、快適に観光したい方は午前中のうちに行動したほうがよいかもしれません。

 

旭岳

始発はAM6:00予定でしたが、15分早まってゴンドラに乗り込みました。紅葉時期の往復料金は大人2,900円かかります。
最後部に座りましたが、やはり最前部に身を置いたほうがよかったように思います。臨場感が違います。
というわけで、ゴンドラのおすすめ位置は往復ともに最前部ですね。

 

日本一早い紅葉を楽しむ

旭岳

10分ほどで姿見駅に辿り着きました。晴れの予報だったのにあいにくの曇。
探勝路を歩くことにしましょう。1.7km、約1時間ほどの散策になります。

 

旭岳

朝露。早朝だからこそ見られる光景です。

 

旭岳

ちなみに散策路は小石がごろごろありまして、スニーカーだとわりかし足底が痛い。
トレッキングシューズのほうが間違いなく歩きやすいです。
気温も低く、この日は5℃でした。冬用のジャケットに股引きを履いてちょうどいいくらい。
薄手の手袋も必要ですね。本州の真冬並の寒さかと思います。

 

旭岳

第一展望台からの風景です。
曇りのためコントラストが弱いですが、快晴ならばもっと綺麗な光景を望めたことでしょう。

 

旭岳

満月沼。紅葉がいいアクセントになっています。

 

旭岳

鏡池。
この日はほぼ無風で、そのぶん寒さが緩和されましたし、水面も綺麗なリフレクションになっていました。

 

旭岳

鏡池全貌。湖の左奥にふたり確認できますが、あちらは裾合平方面へ行く登山道になっています。
行こうと思いましたが、スニーカーでは到底無理な行程です。
裾合平へ行く登山客も多々いたことから、素晴らしい紅葉がひろがっていることに違いありません。

 

旭岳

望遠レンズで第一展望台付近を撮影。姿見駅から離れるとともに紅葉は減少していきました。

 

旭岳

旭岳がどんどん近づいてきます。

 

旭岳

山頂を目指す登山客もたくさん居ました。
僕のように、探勝路だけ、という観光客のほうが少ないくらいです。

 

旭岳

岩が川の流れのよう。これも山だからこそ見られる風景でしょう。

 

旭岳

奥に見えるのは忠別湖。標準レンズを持って行っても十分ですが、
200mmまでの望遠レンズを持って行ったほうがさらに楽しめます。

 

旭岳

噴気孔近くまで行くこともできます。

 

旭岳

硫黄臭い。

 

旭岳

しばらく歩くと、姿見の池が姿を現しました。

 

旭岳

鐘を分岐路として、旭岳登山口があります。
ここで登山前の記念撮影をしている方が数多くいました。

 

旭岳

姿見池から旭岳を望みます。池も青い!

 

旭岳

あとは姿見駅へ戻るだけ。ここからの展望が旭岳を一番美しく展望できるかもしれません。

 

旭岳

というわけで、写真映えのしない曇りの中の撮影でしたが、
新鮮な空気の中で日本一早い紅葉を楽しむことができて大満足の朝活となりました。
探勝路のみの予定だとしても、行ってからの選択肢を増やすためにもトレッキングシューズで向かったほうが後悔は少ないかもしれません。
本州はまだまだ残暑厳しい9月をお過ごしのことと思います。避暑地としても最適ですね? え? 寒すぎ?

大雪山旭岳ロープウェイ
北海道上川郡東川町勇駒別旭岳温泉
運航時刻、料金などはこちら

その他の情報も公式サイトからどうぞ。

この記事を書いた人

yuta.d

yuta.d

1988年生まれ。生まれも育ちも北海道旭川市。趣味で1人楽しく風景写真を撮っています。 身近にありすぎて見えていなかった北海道の魅力にカメラを通して気付くことができました。 その感動を少しでもおすそ分けできればと思います。

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