全然地味じゃない。日本一の「盆梅展」の迫力に見入ってきた
日本

盆梅展

滋賀県長浜市で毎年開催される梅の盆栽展。
盆栽=地味と思っている人も多いかもしませんが、一般的に想像される盆栽と違い、2m以上の高さがある盆栽や、推定樹齢400年の古木など、普段目にすることができないものも展示されています。

明治天皇が一時滞在!歴史のある建設物

会場になっている慶雲館は、長浜の豪商である浅見又蔵氏によって明治天皇の休息所として建設されました。
庭園は国指定名勝にも指定されている回遊式庭園で、季節を感じながら散策することができます。
また、隅々まで手入れが行き届いていました。

道なりに歩いて行くだけでは見逃しがちですが、大津市から琵琶湖を辿って運ばれてきたと伝わる巨石や灯籠は一見の価値があります。
普段の生活から解き放たれ、何も考えずにリフレッシュするには格好の場所です。

また、アクセスも悪くなく、JR長浜駅から徒歩5分もあればたどり着くことができます。
盆梅展開催時は慶雲館に向かう人もちらほらいるので、迷わず行くことができるでしょう。

早速盆梅展会場へと入場!

スタッフさんにビニール袋を手渡され、靴をその中に入れて持ち歩くように言われました。
「カメラをお持ちでしたらどんどん撮っていって下さいね!」と笑顔のスタッフさん。

ちなみに、入場料は500円ですが、長浜盆梅パスポート(1,000円)を購入すると、盆梅展の他に長浜市の観光スポットを4箇所選び、入場できるようになっていました。
徒歩圏内では、長浜城歴史博物館や、会場の正面にある鉄道スクエアなどがパスポートで入館できるようになっていました。
有効期限は、2017年1月7日から3月13日となっているため、複数巡る予定がある方にはパスポートは便利ですね!

びっくり!こんなに大きいの?

盆梅展
入って早々金屏風!
あれ? 盆梅ってこんなに大きいの? すごい!しか口に出せませんでした。

こちらは仁寿といい、樹齢150年でした。人の一生より長く生きています。
まだ満開ではありませんでしたが、存在感だけでも圧倒されます。
盆梅展
先に進むとすぐに、広々とした和室に入ります。
明治時代の和風建築のお座敷の両サイドに、一定の間隔で所狭しと並んでいました。
見応えがあります。
目当てはもちろん盆梅なのですが、窓からの眺望も素晴らしいです。
盆梅展
盆梅だけでなく、長浜市の黒壁ガラス館よりガラスで作られたお雛様や梅が展示されていました。
残念ながら茶花は蕾でした……。
300鉢程ある盆梅の中から、時期によって剪定し配置されているそうです。
盆梅展
メインになっている白梅。
ガイドさんが歴史の説明をされていました。
こちらも初めに見た盆梅同様金屏風の前にどしっと構えていますが、梅の優しい香りが広がっていました。

一室を抜ける通路脇には、小ぶりの盆栽も置いてあり可愛らしいです。

変わり種!輪違いの盆梅など

輪違い
1本の木に紅花と白花が混じって咲いています。
普段目にすることができないとあり、立ち止まって鑑賞する人が多数いました。
他にも、離れた場所から全体を写真に収めようとする人、蕾をアップで撮影する人など、様々な様子でした。
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展示1つで趣も変わるようです。
こんな盆梅を配置できる和室があればなぁ……と思わずにはいられませんでした。
また、地元の学生さんの作品も展示されていました。

会場の外には、ミニ盆栽が販売されており、1鉢500円で宅配可能となっていました。
これを機に始めてみても良いですね。

盆梅展は2017年3月12日(ライトアップは2017年2月4日から3月5日、2月13日、14日)までですが、2017年5月27日から6月11日にはさつき盆栽展が開催されるので、ぜひ1度訪れてみてください。

慶雲館

季節のお花を楽しむ、そんな感覚に戻れました。

盆栽に特別興味があったわけではなかったのですが、行ってみると迫力のある盆梅ばかりで見入ってしまいました。
また、言葉ではお伝えできない梅の香りが何といっても素晴らしかったです。
梅ってこんな香りするんだ……と、感心。
この日のために1年を通してお手入れをされている方の苦労も、たくさんの人の感動に繋がっているのでしょうね!
花見=桜だけでなく、盆梅にも興味を持っていただければ嬉しく思います。
季節のお花を楽しむ、そんな感覚に戻れました。

部屋の片隅に盆梅、というのも風情があって良いかもしれませんね。

この記事を書いた人

ゆかり

ゆかり

関西出身。食いしん坊で歴史好きのWebプログラマー。 お城好き。山城好き。現在は史跡めぐりや狩猟に興味津々。 日本文化、和小物、漫画、アニメ、ゆるキャラなどジャンル問わず楽しいことが大好きです。

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