先日レポートいたしましたフランスの冷凍食品専門店Picard。それと同じく、フランスでは国民的スーパーマーケットともいえるオーガニックスーパーが日本初上陸。麻布にオープンしたというので、早速行ってきました。
その名もBio c’ bon
スーパーの名前はBio c’ Bon(ビオセボン)。日本語に直訳すると「有機食物、それいいね!」
名前からわかる通り、2008年フランス、パリで誕生した、Bioにこだわった野菜をはじめとする食品を扱うスーパーです。
現在ではヨーロッパに100店舗以上も出店しているそうですが、日本はこの麻布店が日本一号店です。
フランスでは国民の食への意識がとても高く、国民の40%の方が月に一回はBioの食品を買うんだとか。日本でもオーガニックブームと言いますか、オーガニックという広告をよく見るようになりましたし、食への意識が高い方がどんどん増えてきていますよね。
オーガニックの最先端の国の専門店、期待も膨らみます。
場所は
「Bio c’ Bon 麻布十番店」の場所は、麻布駅4番出口から徒歩3分。
麻布十番商店街入り口を正面に見て、写真の左側の道をまっすぐ進むと左手に見えてきます。
先日ご紹介したピカールも併設されています。
店内に入ると、まさに新鮮です!と訴えかけてきているようなカラフルで鮮やかな野菜たち!
陳列の仕方も海外のスーパーのようですね。
野菜は基本セルフの量り売りスタイルです。野菜の量り売りというのは日本ではめずらしいですよね。
ダイエッターにはうれしいナッツも、素晴らしい品揃え!
ナッツやドライフルーツ、穀物も、量り売り。楽しくてついたくさん取り過ぎてしまいそうです。
量り売りのシステムを体験してみましょう。
今回筆者はピーカンナッツで挑戦!
まず、自分がほしい分の食品を袋に取ります。余談ですが、ナッツのディスペンサーは、レバーを気を付けて少しずつさげないとドバーっとたくさん出てしまうので要注意です!
そのとき大事なのが、それぞれの商品には商品番号が振られていますので番号をチェック。
そして量りに持っていき、商品番号を押して計量します。
金額が決定したら、ラベルを印字。袋に張り付けて完了です。
そもそもBioってなに?
ざっくりいうとフランス語の「オーガニック」の意味です。自然環境に配慮し、農薬や人工の肥料、化学薬品を使わずに栽培、製造された食品のこと。
先ほど述べたようにフランスではBio食品への国民の関心がとても高いため、きちんとしたBio食品であることを証明した、フランス政府が認定する有機農産物認定された商品には、「AB」ラベルというものがつけられています。
認証のための規定は細かくいろいろあるのですが、100%有機農法・加工法由来のもの、もしくは材料の95%以上が有機農法・加工法由来のもの。というのが基本だそうです。
Bio c’ bon にはこの「ABラベル」のついた商品がたくさん並んでいます。
デリも豊富
食材だけでなく、パンやサラダ、デリも豊富。
サラダは自分の好きな具材を選んでカスタマイズすることができます。
購入したデリなどは、店内のイートインコーナーで食べることも可能です。
また、セルフ式のコーヒーの販売も。
コンディメントバーにはオーガニックのブラウンシュガー、はちみつ、豆乳が。
日用品も
食材だけでなく日用品もビオ商品を取り揃えています。
スキンケア商品や洗剤などからオーガニックコットンを使用した肌着まで。
こんなものまでオーガニックで作れるのか!と驚きました。
そして、量り売り商品にラベルを付けたらレジへ。
Bio c’bonでは環境保護の観点から、レジ袋は有料で、一枚50円となっています。たくさん買い物をされる方はエコバッグをお持ちくださいね。
もちろんBio c’bonオリジナルのショッピングバッグの販売もしています。
さきに書いたピーカンナッツのほかに、オーガニックチョコレートも購入してみました。ここにもちゃんと「AB」ラベルが。無駄な甘みがなくベリーのさわやかな甘みと、カカオのしっかりとした風味がおいしかったです!
まとめ
オーガニックのものってなんとなく味が薄かったり、あんまりおいしくないんじゃないかな、なんてイメージがあったのですが、大きな誤解でした! Bio c’ bonのコンセプト通り、どれも体にやさしい上においしいものばかり!
ですが、オーガニックが体や環境にやさしいとわかってはいても、なかなか日常に取り入れることは難しい。
完全にオーガニックの生活をするのは無理でも、できるところからBioを取り入れるスタートとして、Bio c’ Bonに行ってみてはいかがでしょうか?