タイで食べたいグルメは何ですか? トムヤムクンやパクチーたっぷりのタイ料理も魅力的ですが、私がオススメしたいのは、ラーメン!
今バンコクのラーメンがアツいんです! 日本も顔負けな美味しすぎるラーメンから、ちょっと面白いタイ流のラーメンまで、バンコクのラーメンをご紹介いたします。
(1バーツ≒3円/2016年8月現在)
バンコクは一大ラーメン激戦区!
バンコクでラーメン? と疑問に思った方も多いでしょう。実はバンコクは、現在200店以上のラーメン店が出店しており、世界でも有数のラーメン激戦区です。ラーメン店がバンコクに出店する理由としては、タイでは既に日本食が定着していてラーメンも受け入れられやすいということや、バンコク駐在の日本人が多く日本のラーメンのニーズが高いことなどがあります。
タイで1番だけど8番「8番らーめん」
まずは食べて欲しいのが、ここ! タイで最大の店舗数を誇るラーメン店、「8番らーめん」。
タイでは、あの「幸楽苑」よりも出店数が多いんです。
日本では「8番らーめん」は北陸を中心に展開しているラーメン店。そのため私はバンコクで初めて食べました。
北陸の定番ラーメンを、バンコクで気軽に食べられるなんて不思議な感じです。
▲8ちゃん麺(63バーツ)
醤油ベースのあっさり系。昔ながらのラーメンの味で、懐かしい気持ちになります。ナルトが可愛いです。
写真でみても日本のラーメンに比べると、具が少なくサイズも小さい感じがしますよね。
タイのラーメンは大体この位のボリュームなのですが、これは少量の食事を複数回とるという生活スタイルのタイ人に合わせているためです。
日本では食べられない!バンコク流ラーメンは「YUUJOUラーメン」
日本のラーメンをよりタイ人好みに進化させたのが、「YUUJOUラーメン」。
美味しいラーメンを食べにいくというよりは、斬新さを楽しみにいくというイメージのお店です。
▲照り焼きラーメン(80バーツ)
YUUJOUラーメンの「ラーメン」とは、日本でいう「混ぜそば」が近いです。
この「混ぜそば」の上に照り焼きソースのかかった唐揚げと、漬け物風の野菜がのっています。
メニューにはスープのあるタイプのラーメンもありますが、タイ人には圧倒的に混ぜそばタイプが人気です。
ラーメンの横にあるのは、お味噌汁。ラーメンとお味噌汁がセットとは、斬新です。
気になるメニューのひとつ「ざるラーメン」。ざるそば風のラーメンのようです。
とりあえずメニューを見るだけでも楽しめるので、気になる方はまずはホームページをチェックしてみてください!
家系といえばここ!「横浜家系ラーメン 秀家」
醤油ラーメンが主流だったバンコクにこってり系ブームもたらしたのが「横浜家系ラーメン 秀家」
バンコクのラーメンのレベルの高さを感じるなら、秀家です。
▲家系ラーメン(180バーツ)
本場横浜の味の再現度はかなり高く、固め、濃いめ、多めといったオーダーも可能です。日本食が恋しくなった時は、「秀家」にくれば大丈夫!
ラーメンのサイズが4種類あるので、女性も男性も余すことなく楽しめます。
店内は綺麗で、ひとりでも気軽に入れる雰囲気です。また、注文は日本語のシートに記入していく方式なので、自分好みのラーメンをしっかり注文できます。
大注目!期待の新星「七星」
今バンコクで最も注目されている期待の新店が「七星」
日本には千葉に1店舗あり、2店舗目がバンコクに進出しました。
▲ネギ鶏そば(80バーツ)
バンコクのラーメン界に衝撃を与えたのが、この価格。今までは、本格ラーメンは、食材費の関係で高価格になる傾向ありました。
上の「横浜家系ラーメン 秀家」の家系ラーメンが180バーツというのを見ると、いかにこの「七星」の鶏そば80バーツが衝撃的か分かると思います!
味は鶏パイタンスープで、バンコクでは新登場の味。こってりしすぎないので、女性受けも良さそうです。私のいち押しです!
店舗はトンロー駅から近く、アクセスは抜群です。ただ、屋台形式のお店で冷房はないので、ラーメンを食べるには暑すぎるのが難点。
1095, Sukhumvit Rd, Khwaeng Khlong Tan Nuea, Khet Watthana, Krung Thep Maha Nakhon 10110 タイ
バンコクでラーメン!
旅先で現地の料理を楽しむだけではなく、旅先で人気の日本食を食べるというのも、なかなか楽しいです。
バンコクを訪れた際は是非ラーメンを食べてみて下さい。もちろん美味しいラーメンを食べにバンコクに行くのもアリです!