秋晴れのさわやかな1日、南国ムードたっぷりの日南海岸沿いをのんびりドライブしました。
目的地は「鵜戸神宮」。
日南海岸の断崖絶壁・洞窟内に御本殿が鎮座するという、なかなか珍しい景観です。
縁結、安産、育児、海上安全の神様として古くから親しまれています。
「神門」から参道へ
まずは「神門」です。
「神門」をくぐると本来ならば立派な楼門がお目見えするのですが、訪れた時は残念ながら改修工事中でした。青空に映える堂々とした楼門を見たかったですが、参道沿いの欄干の朱色も十分素敵でした。
「御本殿」
参道をまっすぐ進み石段を降りると、いよいよ御本殿です。
石段脇の洞窟は波の侵食により出来た海蝕洞で、岩肌の感じはとても不思議。自然のなせる技、神秘的です。
洞窟内は湿気が多く静かで、そのことがよりいっそう厳かな雰囲気を醸し出しています。
御本殿の横には末社もあり、洞窟の奥まで行くことが出来ます。
岩清水を滴らせている「お乳岩(おちちいわ)」もあります。
この「お乳岩」からしたたり落ちた岩清水でつくった「おちちあめ」という飴が販売されていて、母乳の出が良くなるということで妊婦さんにオススメです。
(ただ……足場の悪いところもありますので、歩行には十分に注意が必要です)
運玉投げ
そして「鵜戸神宮」での醍醐味「運玉投げ」に挑戦です。
ひときわ目を引く奇岩「亀石」の甲羅部分のくぼみに向かって運玉を投げます。
見事に入ると願いが叶うと言われています。
運玉は5個100円。重さはあまりなく意外と軽いです。亀岩までの距離は結構あります。
なので難しい!! 風の影響もあり、なかなか届きません。
投げつけるので岩にあたって砕けたりします。その欠片でいいからポチャンと中央部分の水たまりに入って!と思いながら5回集中しましたが、残念な結果でした……。
ちなみに男性は左手、女性は右手で投げます。
清々しいほどにどこまでも青い海と空、そこに打ち寄せる白い波と神社の朱色。
突如として現れる不思議な奇岩、巨岩に断崖絶壁。
絶景の中での運試し。
入っても入らなくても大満足でした。