緑だけでなく、美しい太平洋も見渡せる宮崎県ですが、こんな風にちょっと不思議な海の景色があることご存知でしたか?
自然と自然が作り出した、新たな自然はまさしく景勝地!
Photo:霧島連山 By ひろやん
■今回の旅の達人 東国原英夫 1957年(昭和32年)宮崎県都城市生まれ。宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校、早稲田大学政治経済学部等を経て、2007年1月 第52代宮崎県知事に就任。就任後は、独自の感性と行動力で宮崎県勢の発展に尽力し、常に地方の代表、“改革派の知事”として全国に情報を発信し続け、数々の賞を受賞。現在は衆議院議員として、メディアや政治行政の場で幅広い活動を展開中。(編集部注:2013年に辞職されています) |
十字架の海道。
日向市、日向岬にある「クルスの海」。
波の侵食によって岩が削られ、上から見るとちょうど十字架状に海の道が出来ていることからそう呼ばれています。
海に面した遊歩道は歩いていてとても気持ちが良く、晴れの日には断崖絶壁から望む太平洋がとても綺麗に映えます。
県知事時代、このクルスの海も経由する「日向ひょっとこハーフマラソン」にも参加させて頂きましたが、アップダウンがとてもきつく、折角の景勝地を楽しむ暇もなかったことを思い出します。
いったい誰があそこをコースにしたのだろう?
馬ヶ背の断崖絶壁。
十字架の海の道とその隣にある岩の組み合わせで「叶」という文字にも見えるので、訪れると願いが叶うとも言われています。
ロマンチック好きなカップルにもおすすめの場所です。
詩人・若山牧水の生家。
そのほか日向市は、詩人「若山牧水」生誕の地であることや、
「幻のはまぐり碁石」と呼ばれるはまぐりから生産される碁石が全国で唯一生産されている地であること、宮崎の誇る「ひょっとこ踊り」発祥の地でもあるなど、文化的にもゆかりの深い場所です。
ちなみに「ひょっとこ踊り」とは赤い着物に白いフンドシをつけ、
頭には手ぬぐいと風変わりなお面をかぶってユニークな踊りを踊るもので、
毎年8月第1週の土曜日には市をあげての「日向ひょっとこ夏祭り」が開催されています。
ひょうきんなひょっとこ。
「若山牧水記念文学館」スポット情報 | 旅のプランニングツール tripro(トリプロ)
「はまぐり碁石の里」スポット情報 | 旅のプランニングツール tripro(トリプロ)
※このコンテンツは、tripro「旅の達人」を再編集したものです。