開運強化!? 港区のパワースポット巡り―芝大神宮・増上寺そして巨大古墳

東京
開運強化!? 港区のパワースポット巡り―芝大神宮・増上寺そして巨大古墳

東京都港区と聞くと、「高級感」「オシャレ」そして「インターナショナル」、そんなイメージが頭に浮かぶかもしれません。現代日本のビジネスの中心地にして、豊かさの象徴ともいえる港区ですが、実は日本史の大物・徳川家康ゆかりのパワースポットでもあります。

江戸城(現在の皇居)から南東に位置する港区エリアは、風水的に「裏鬼門」に該当する方位。そこに鎮座する増上寺をはじめとする神社仏閣は、江戸を守る役割を担っていたのです。だからこそ、江戸時代は数百年も続いたのかもしれません。

そんな江戸の守護神が現代の発展を象徴し、「ビジネス運」「立身出世」などのご利益のあるパワースポットと評判を聞きつけて、早速お参りに行ってきました!

港区のお伊勢さん―芝大神宮

開運強化!? 港区のパワースポット巡り―芝大神宮・増上寺そして巨大古墳


港区のパワースポットと言えば、赤坂の日枝神社や「出世の石段」で知られる愛宕神社が有名ですが、今回はあえて別の視点で港区パワースポット散歩をしていきましょう。最初に向かったのが、地下鉄大門駅から下車すぐの「芝大神宮」。こちらは港区に鎮座するお伊勢さんで、その歴史は何と千年以上。源頼朝から徳川幕府に至るまで篤く信仰されてきた由緒ある神社です。長きにわたって港区界隈の発展を見守ってきた、まさに守り神と言えるでしょう。

開運強化!? 港区のパワースポット巡り―芝大神宮・増上寺そして巨大古墳


そのため、日本随一のオフィス街となった今では、各企業が参拝祈願する神社となっています。その証拠に、筆者が参拝した際も重役クラスのオーラをまとった方を境内でお見かけしました。両脇をビルに挟まれて少し肩身が狭そうにも見える境内ですが、上空には広い空が広がりまるで空から直接神聖なエネルギーが注がれているようにも見えますね。

御祭神は伊勢神宮と同じ天照大御神と豊受大神の二柱の女神様。

強運引き寄せで知られる芝神宮は、パワースポット愛好家の中では知る人ぞ知る神社でして、特にお守りの「千木筥(ちぎばこ)」が「良縁」をもたらす縁結びのご利益があるとして人気だとか。

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筆者の個人的イチオシは拝殿に置かれた三角みくじです。天然石が入っており、私が引いたのは「アラゴナイト」という黄色い石。解説を読むと「金運上昇」と書いてあるではないですか!? やったーと思いながら、石好きの私は後でアラゴナイトについて調べてみたところ、「心身のバランスを取り、リラックスさせる」という解説を見つけました。

実は夏から多忙でストレスフルな日々に疲れ気味だった筆者にとってドンピシャな石だったのです。「この三角みくじの的中度がすごい!」と感動してしまいました。ちなみに1回300円なので、気になる方はぜひお試しあれ。

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ほかにも吉野産のひのきの芯材たっぷりの小袋「禊の湯」もオススメです。お風呂に入れても良し、枕元に置いてほのかな香りでリラックスするも良し・・・色々な使い方ができますよ。

芝大神宮
東京都港区芝大門1-12-7

家康ゆかりのパワースポット―増上寺と芝東照宮

増上寺

開運強化!? 港区のパワースポット巡り―芝大神宮・増上寺そして巨大古墳


芝大神宮から大通りに出て大門をくぐった先に見えるのが家康の菩提寺・増上寺の堂々たる姿・・・と思いきや、ただ今修復中でした。(2025年10月現在)増上寺は家康が篤く信仰したお寺であり、浄土宗の七大本山の一つでもあります。室町時代に千代田区麹町付近に建立され、16世紀後半にこの地に移築されたそうです。特に家康が拝んだ秘仏・黒本尊は勝運、災難除けの霊験あらたかな仏とされ、今もなお信仰を集めています。


開運強化!? 港区のパワースポット巡り―芝大神宮・増上寺そして巨大古墳


家康の遺言により菩提寺となった増上寺は、江戸から東京と名が変わり、時代を経た現在に至るまで、この町を見守り、繁栄をもたらしてくれているのかもしれません。境内から臨む東京タワーとお寺のコントラストは東京名物として、外国人観光客から大人気の映えスポットになっています。インバウンドによる経済効果をもたらしてくれているのですから、これもある意味ご加護と言っても良いのでしょう。

増上寺

東京都港区芝公園4-7-35

芝東照宮

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増上寺以外に忘れてはならないのが、芝東照宮の存在です。全国各地にある東照宮の中でも、関東だと日光や上野の東照宮が圧倒的な知名度を誇りますが、東京を守護する目的で鎮座する芝東照宮も見逃し厳禁です。

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現在は増上寺脇の芝公園の敷地内にありますが、鳥居をくぐるとそこだけ別世界のような静けさに包まれています。たとえこぢんまりとした境内であっても、かつては「安国殿」と呼ばれ、還暦を迎えた家康の等身大の寿像(生前の姿を写した像)をご神体としており、家康の「永世国家を守護なさん」という願いが込められた意味深い東照宮なのです。

東京の守護の源は、この芝東照宮にあるといっても過言ではないでしょう。江戸時代から明治維新、そして戦後の高度経済成長を経ても東京が繁栄し続けていることに感謝です。

芝東照宮
東京都港区芝公園四丁目八番十号

太古から続く超級パワースポット―芝丸山古墳

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港区パワースポット散歩の締めは、江戸時代よりも遙か昔、古墳時代に遡る最強レベルの古墳跡です! こちらもスピリチュアル界隈では熱い注目を集めているようですね。

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芝東照宮と同様、芝公園の敷地内にひっそり佇んでいます。公園の案内に沿って古墳の麓にたどり着いた筆者は、その迫力に思わず震えました。一見小高い丘のようにも見えるのですが、明らかに空気が違うのです。すぐそこに広がる公園の広場ではくつろぐ人達の和やかな声が聞えるのに、その古墳の存在感は、まるでアニメ・ナウシカに出てくる、森に眠る王蟲の残骸のよう・・・これまで数々のパワースポットへ足を踏み入れてきましたが、今まで感じたことがないような、独特なエネルギーを放ってました。(画像では伝わりにくいのが残念です!)

開運強化!? 港区のパワースポット巡り―芝大神宮・増上寺そして巨大古墳


現在は土砂崩れの危険性から通行止めになっている箇所も多く、隣接するホテル「ザ・プリンスパークタワー」の南エントランスに向かう小径側の階段から上がれます。(2025年10月現在)

開運強化!? 港区のパワースポット巡り―芝大神宮・増上寺そして巨大古墳


大都会とは思えないような森の中、ちょっとした登山気分で登るとそこは広場になっており、麓には先刻参拝した芝東照宮が小さく見えました。

開運強化!? 港区のパワースポット巡り―芝大神宮・増上寺そして巨大古墳


麓から見るよりも標高が高いことに驚きますが、それもそのはず、この芝丸山古墳は都内最大級の古墳で、当時南関東で勢力を持った豪族の墓と言われています。現在では埋め立てられて国土が広くなったものの、昔はすぐそこに海が広がっていたはずなので、海上・河川交通を掌握した強い権力者の弔いの場所としてふさわしい場所だったのでしょう。

開運強化!? 港区のパワースポット巡り―芝大神宮・増上寺そして巨大古墳


徳川家康よりもはるか前の時代、この地の利を活かした有力者の存在を通して、パワースポットとしての港区の歴史を知り、改めてこの土地が持つ底力を感じられた気がします。

個人的に今回のパワースポット巡りの中で、一番荘厳で濃厚なエネルギーを感じた場所でした。

●芝丸山古墳

東京都港区芝公園4丁目8-25

参拝の小休止はホテルでお茶を―ザ・プリンスパークタワーのラウンジ

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さて、たくさんの神社仏閣を参拝できたところで、一休みしたいところです。オススメは、芝公園に隣接するプリンスホテル系列の「ザ・プリンスパークタワー」のロビーラウンジです。ホテルのラウンジなので高級感があるのはもちろんですが、決して敷居が高すぎず、入りやすいのも魅力的。週末の午後などはアフタヌーンティーで満席になるそうですが、平日お昼頃に入店した筆者は待つことなくすぐに席につけましたよ。

開運強化!? 港区のパワースポット巡り―芝大神宮・増上寺そして巨大古墳


今回はおいしい紅茶とクラブサンドイッチでお腹を満たして、優雅なひとときを過ごせました。過去の記事でもお伝えしていますが、神社仏閣などを参拝後は近くのお店で飲食するなどして、その土地の火と水のエネルギーをいただくのが開運の秘訣と言われています。

ビジネスの中心地でセレブなイメージの港区らしく、ちょっと奮発してホテルラウンジでティータイムはいかがでしょうか?

ザ・プリンスパークタワー

東京都港区芝公園4-8-1