群馬県にある甘楽町(かんらまち)は、周りを山々に囲まれ自然豊かな山里の風景が広がるのどかな町。街の中央にある小幡地区は、江戸時代に織田信長の次男、信雄から約150年8代にわたり織田氏が治めた城下町で、武家屋敷や城下町の風情が残る古い街並みも残っています。そんな自然と歴史がとけあう甘楽でぜひ立ち寄っていただきたいのが今回ご紹介する道の駅「甘楽」です。
甘楽ブランドが揃う道の駅「甘楽」
町内で作られている農産物や町内に活動拠点を置いている事業者が手がけている優れた産物を「甘楽ブランド」と認定することで、付加価値を高め地域の活性化を図っています。そんな「甘楽ブランド」が揃っているのが、道の駅「甘楽」。町が自信をもって推薦し、地元の食材を使っているということもありその美味しさは保証付きです。
こちらは有精卵の「庭先たまご」。野菜などを混ぜた餌を与えた新鮮たまご。
「甘楽ブランド」には可愛らしい町のキャラクター「かんらちゃん」のポップがついています。
こちらは明治36年創業の菓子工房「こまつや」が手がけるレモンケーキ。しっとりと焼き上げたレモンスポンジに一つ一つ丁寧にバタークリームを塗り、最後にレモンチョコをコーティングした手間のかかった逸品。老舗でありながら伝統のみにとらわれず常に新しいお菓子を開発しています。
もともとガソリンスタンドを経営していた山富商店が新事業として立ち上げた食品加工所「la monte-cucina」。地元食材であるブルーベリーを加工し作られた「ブルーベリーソース」は道の駅の人気商品。
こちらはふるさと納税でも人気の「かんらの天水」。標高560mで採水されたまろやかな口当たりでコーヒーやお茶にとても合うお水です。ペットボトルのデザインはグッドデザイン賞も受賞し、可愛いです。
天然醸造の減塩手作りの「轟(とどろく)みそ」。毎年1月に仕込み一年間熟成させた麦みそです。麦の粒が少し残り辛口タイプで食欲をそそるお味噌。
城下町小幡に製麺所をかまえる富田製麺。群馬県産の小麦粉にこだわり麦を丸ごとすりつぶして製粉する全粒粉を使用し茶褐色の麺は小麦の風味を存分に味わえます。
その自慢の麺を使って作られたスナック菓子「menmen」。キャラメル、カレー、のり塩など7種類の味があります。
奥には休憩室を兼ねたフードコートがあります。本格ピザ窯で焼き上げるピザや道の駅で販売されている人気の「桃太郎ごはん」を温めてここで食べることもできます。
今回ご紹介した以外にもたくさん甘楽ブランドが取り揃えられているのでぜひ道の駅「甘楽」で甘楽の魅力を見つけてみて下さい!