混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ
日本

混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ_pompon cakes gare

観光地として多くの人々が訪れる鎌倉。
美しい歴史的な街並みと共に楽しみたいのが、ここでしか買えないお土産。とはいえ、鎌倉の定番のお土産はもう買い尽くしてしまった…という方もいるのではないでしょうか。
今回は、定番のお土産に飽きた方や特別な一品を探している方に向けて、お土産にもぴったりな2つのオススメ店をご紹介します。

「okashi nikaido」〜二階堂エリア、素材にこだわったお菓子〜

混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ_okashi nikaido


鶴岡八幡宮を抜け、二階堂エリアに佇む「okashi nikaido」。素材にこだわった焼き菓子が魅力の小さなお店です。周辺には荏柄天神社や鎌倉宮などの名所があり、観光地の喧騒から離れた落ち着いたエリアに位置しています。

混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ_okashi nikaido
混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ_okashi nikaido


お店の内装は白を基調としたシンプルで温かみのある雰囲気。お菓子の魅力を引き立てる控えめな照明やディスプレーも、手作りの温かさを感じさせます。

混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ_okashi nikaido


優しくてフレンドリーな店員さんから人気の焼き菓子を聞き出し、テイクアウト。早速味わってみました!

混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ_okashi nikaido


今回チョイスしたのは、以下の4つ。左から反時計回りにご紹介します!


CHOCOLATE MUFFIN

しっとり、ホロホロな食感のマフィン。
アーモンドの香りがふわっと広がり、甘さ控えめのチョコレートの味わいに優しさを感じます。バターたっぷりの焼き菓子によくある重たさはなく、心地よい軽やかさがありながらも、しっとり感もしっかり残っていました。
噛むたびにほろっと崩れる口当たりで、コーヒーとの相性も抜群。ほっと一息つきたい時にぴったりの逸品です。


CHEESE NUTS COOKIES

開けた瞬間に広がるチーズの香りが印象的。ザクザクとした食感に、チェダーチーズの濃厚な風味と塩気が絶妙で、甘いものに飽きた時にぴったりの一品です。ワインのお供にも良さそうで、大人向けのおつまみスナックとしても楽しめそうだなと感じました。パーティーのお供とお土産として一品加えると、ちょっとした気遣いが感じられそうです。


LEMON CAKE

しっとりとした生地とアーモンドプードルのほろっとした食感、後からほんのりとレモンの香りが広がります。レモンピールの主張は控えめ。しっかりしたレモンの酸味を求める人には少し物足りないかもしれませんが、そのさりげない酸味が絶妙なバランスを保っていて、軽く甘すぎず、食べやすいケーキに感じました。


CRANBERRY CEREAL

ザクザクとした食感と香ばしいナッツやオーツ麦の風味が際立ち、ドライクランベリーのねっとりした噛みごたえと甘酸っぱさで美味しさが倍増。蜂蜜や甜菜糖の優しい甘さもありつつ、ほんのりとした塩気が全体の味を引き締めてくれていました。食べるたびに多様な食感と風味を感じられる、楽しい逸品でした。
店員さんのおすすめでアイスクリームにトッピングしてみると、ミルクの甘さに負けない香ばしさがあり、塩気が甘さとのバランスを整えて、特に相性が抜群でした。

混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ_okashi nikaido


okashi nikaidoのお菓子は、手作り感と素材のこだわりが詰まった優しい味でした。

●okashi nikaido

神奈川県鎌倉市二階堂27-10

「pompon cakes gare」〜鎌倉駅近くの隠れたスイーツスポット〜

混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ_pompon cakes gare
混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ_pompon cakes gare


鎌倉駅西口から徒歩1分ほどの場所にひっそりと佇むpompon cakes gare(以下pompon cakes )。
駅に近い本屋さんの隣にひっそりと黄色い看板が立つ階段があったら、それが目印。その階段を上がった先の2階に、ポップなカラーリングが楽しいお店があります。

混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ_pompon cakes gare


店名の「gare」はフランス語で「駅」を意味するそう。お店に入って一番最初に目につくレジ周りは、鎌倉駅のホームにある売店をオマージュしたスタイルになっています。馴染みある駅の雰囲気を連想させつつ、素材や色使いの工夫で今どきのポップな印象を与えているのが面白いですね!

混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ_pompon cakes gare


店内全体は、コンクリート調のシンプルな躯体に黄色を基調としたカラーリングが特徴。
そこにアクセントカラーとして印象的な緑やオレンジの色のボックスや什器が点在しています。

混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ_pompon cakes gare
混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ_pompon cakes gare
混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ_pompon cakes gare


これらの色は「工業色」というのだそう。初めて知りました。
工業色を用いたデザインは駅の施設をオマージュした発想とも繋がりますね! 遊び心のあるデザイン。

混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ_pompon cakes gare
混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ_pompon cakes gare
混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ_pompon cakes gare


他にも大きく開ける入り口の扉につけられたキャスターが物販スペースとして利用できるワゴンと共通していたり、オリジナルのTシャツや「レモンケーキくん」という親しみやすいキャラクターグッズも販売されていたり。楽しい気持ちになれるお店でした。

時期によってはアーティストがギャラリーや物販スペースとして利用することもあるのだとか。
伺った日は展示の入れ替え時期でしたが、次回はギャラリーとして使われる様子もぜひ見てみたいと思います。

そんなpompon cakesで試してみたスイーツもご紹介します。

混んでいても大丈夫! お土産にもぴったりな、鎌倉のテイクアウトスイーツ_pompon cakes gare


今度は右から反時計回りにご紹介しますね!


すもものクランブルケーキ

季節限定の商品で、人気の商品とのことでチョイス。
口の中に広がるすももの甘酸っぱさが特徴的で、酸味が最後にキュンと爽やかに残ります。ベースのケーキは控えめな甘さで、フルーツ本来の甘さを引き立てます。
クランブルのホロホロとした食感がアクセントになっており、特に春夏の爽やかなデザートとしてぴったりな印象の軽やかな口当たりのケーキでした。ベースの生地がサクサクしているので、最後まで飽きずに楽しめました◎
これからの季節限定スイーツもチェックしたいところです!


レモンケーキ

アイシングなしのシンプルなスタイル。割るとすぐにレモンの爽やかな香りが広がり、しっとりした生地が特徴です。レモンピールが程よく練り込まれ、キュンとした酸味が口に残りながらも、上品で控えめな甘さがとても心地良いです。レモンの風味が存分に感じられ、国産の神奈川県産レモンを使っているだけあって、フレッシュな酸味が印象的。甘すぎるケーキが苦手な方でも、軽く食べやすい一品でした。


アーモンドクッキー

ザクザクとした食感に、グラニュー糖の甘さとバターのリッチな香りが口いっぱいに広がります。アーモンドの風味がほどよく香り、クセになる美味しさ。ついつい「もう一つ」と手が伸びてしまう、満足感の高いクッキーでした。

テイクアウトだけでなくイートインもできます。旅の途中や帰る前の時間に、一息つきながらお土産を選んでみるのも良いかもしれませんね◎


pompon cakes gare

神奈川県鎌倉市御成町11-40 2F


鎌倉のお土産に特別なスイーツを

今回は鎌倉エリアのお土産にもぴったりな、「okashi nikaido」と「pompon cakes gare」をご紹介しました。小さなお菓子屋さんならではのこだわりが詰まったスイーツは、どれも手土産やちょっとした贈り物にぴったり。
定番とは一味違う、心温まるお菓子を求めて、鎌倉観光の合間にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

mei

mei建築家/カフェ研究家

建築家でありカフェ研究家。街歩きが趣味で、ひとりでもホッとできるような居心地の良いカフェを求め歩いています。 デザイナーの視点で、空間からメニューまで幅広く観察します。

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