夏の秋田では、小さな箱のような舟に乗って、あの高級食材「じゅんさい」の摘み採り体験を楽しめます。三種町はじゅんさいの収穫量日本一の産地。じゅんさいの収穫期は5月から8月までの約4カ月の間で、最盛期は6月・7月まで。この時期に秋田に行くなら絶対に体験してみてください。
じゅんさい摘み採り体験は三種町観光協会へ
じゅんさい摘み採り体験は、三種町観光協会のホームページから申し込みができます。希望日の3日前までに申し込めばOK。複数ある沼から、希望の日時にじゅんさい摘み採り体験ができる沼を割り当ててくれます。
当日は「道の駅ことおか」内にある観光協会に立ち寄りましょう。
ここで沼までの道案内や、簡単な摘み採り方や調理方法の説明をしてくれます。支払いは沼で行います。
じゅんさい沼に到着
各沼までは車で約20分。細い道もあるので、レンタカーなら軽がよさそう。
成分の90%以上が水分でツルっとした食感が夏にぴったりのじゅんさいは、スイレン科の多年草植物で水のキレイな沼に自生しています。
実はこの日は大雨予報だったので、沼は貸し切り状態。沼主からも「観光協会から、どうしても体験したい人がいると聞いていたけど、まさか本当に来るとは!」と驚かれました(笑)
舟の乗り方とじゅんさいの摘み採り方をレクチャー
観光協会では簡単にじゅんさいの摘み採り方を教えてもらいましたが、沼では更に詳細なレクチャーがあります。
それと同時に、舟(箱)から落ちない乗り方も重要! ちなみに沼の深さは40~50㎝なので万が一落ちてもあわてなくて大丈夫だそうです。
いざ、摘み採りへ!
沼の師匠の教えをしっかりと胸に刻んで、沼に繰り出します。どこで摘み採ってもOKですが、遠くに行ったからといって沢山収穫できるという訳でもなさそう。30分ほど自由にさせてもらってから、師匠のチェックが入ります。
摘み採ったじゅんさいを師匠に確認してもらって、見事OKをいただきました! ここからが本番!
この開いていない葉っぱ(芽)がじゅんさいです。摘み採り体験は渡されたバケツがいっぱいになるか、3時間までのどちらかです。残念ながら私たちは1時間程度しか滞在可能な時間がなかったので、後ろ髪を引かれながら終了。
体験終了後はじゅんさいをお持ち帰り
それでも満足のいく摘み採りができ、体験後には自分の手で摘んだじゅんさいをお土産に持ち帰ることができました!
摘み採ったじゅんさいは飛行機の手荷物で自宅まで持ち帰って、おいしくいただきましたよ。今度は最盛期の6月辺りに本気モードで挑戦したいと思います!
●三種町観光協会 じゅんさい摘み採り体験
※令和6年度の受付は、令和6年8月9日に終了とのことです。