沖縄本土からフェリーで30分の離島! あのトンガリ山“伊江島タッチュー”に登ってみた
日本

沖縄本土からフェリーで30分の離島!あのトンガリ山“伊江島タッチュー”に登ってみた

沖縄の美ら海水族館辺りから沖に見えるトンガリ山のある島、気になっている方いませんか? 私は20年来気になり続け、とうとうその島に上陸してあのトンガリ山に登ってきました! 今回は本部港からフェリーで30分の伊江島にあるトンガリ山「タッチュー(城山)」登山をご紹介します。

伊江島には本部港からフェリーで30分

トンガリ山がある伊江島に行くには本部港からフェリーに乗る必要があります。本部半島にはもう一つ港(運天港)があって、こちらは伊平屋島と伊是名島に渡るフェリーの発着港なので注意しましょう。

沖縄本土からフェリーで30分の離島!あのトンガリ山“伊江島タッチュー”に登ってみた

本部港にレンタカーを置いて島に渡る場合は、有料駐車場を利用することになります。港の斜め向かいに3階建ての駐車場がありますので、こちらに停めてください。ちなみに帰りはこの駐車場から出庫するのに時間がかかるので、なるべく早くフェリーを降りて事前精算をしてから車を取りに行き出庫、という流れがベストです。

沖縄本土からフェリーで30分の離島!あのトンガリ山“伊江島タッチュー”に登ってみた

所要時間は約30分。3年前に福徳岡ノ場が噴火した時にはこの辺りにも何筋もの軽石の帯ができていたのですが、今では海を漂う軽石を見かけることはなくなりました。思う存分美しい海を堪能しましょう。

見えてきた! 伊江島タッチュー

到着時間が近づくと、トンガリ山が見えてきます。

沖縄本土からフェリーで30分の離島!あのトンガリ山“伊江島タッチュー”に登ってみた

島は比較的平たいのですが、山だけが盛り上がった特徴的な形の島ですね。

沖縄本土からフェリーで30分の離島!あのトンガリ山“伊江島タッチュー”に登ってみた

ほどなく島の南側にある伊江港に到着です。

港でレンタカー、レンタサイクルを借りる

島の移動手段はレンタカー、レンタルバイク、レンタル自転車など。港の裏手の「TM.Planning」というお店で借りることができますよ。最近レンタルRimo(電動キックボード)も導入されたみたい。私が訪れた時はまだRimoが導入されていなかったのですが、もし次回行くならRimo一択です!

沖縄本土からフェリーで30分の離島!あのトンガリ山“伊江島タッチュー”に登ってみた

自転車は平地を走る分には問題ないのですが、タッチューまで自転車で行くのはなかなか大変。遠くからは平らに見えた島ですが、タッチューの登山口がまぁまぁ中腹にあるので、そこまでの自転車が大変なんです。逆に登山口に着いてしまえばあとはラクチン。

沖縄本土からフェリーで30分の離島!あのトンガリ山“伊江島タッチュー”に登ってみた

登山口に到着。自転車の人はここから登りますが、車の人は中腹まで行けますよ。ちなみにこの階段、地元の学生の部活のトレーニング場として活躍していました。島の子どもたちはみんな礼儀正しい!

お手軽15分の登山

登山口から階段を上って中腹展望台へ。ここには売店があるので水分補給を忘れずに。

沖縄本土からフェリーで30分の離島!あのトンガリ山“伊江島タッチュー”に登ってみた

売店のおばあちゃんに「上まで何分で着く?」と聞いたところ、「10分くらいで着くよ」とのこと。ちなみに私の足で10分~15分くらいだったので、このおばあちゃん、なかなかの健脚。

沖縄本土からフェリーで30分の離島!あのトンガリ山“伊江島タッチュー”に登ってみた

登山口が暗いのは、緑が豊かすぎるため(笑)

途中で真っ赤な超巨大ムカデが行く手を阻むなど、沖縄の離島登山の洗礼を受けました。

沖縄本土からフェリーで30分の離島!あのトンガリ山“伊江島タッチュー”に登ってみた

10分程度のお手軽登山なのに、中間地点の立て札があるなんて親切。「ちばりよー!」

頂上からの絶景

下の写真は頂上手前で振り返ったもの。振り返るんじゃなかった(高所恐怖症)。

沖縄本土からフェリーで30分の離島!あのトンガリ山“伊江島タッチュー”に登ってみた

トンガリ山の登山ルートは頂上までの最短コースで作られているので、階段が急。しかも最後のこの箇所はなかなかの恐怖。本当にタッチューだけがトンガっていて、あとは平たいのがよくわかります。

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こちらは港方面の様子。島の南側のほうが畑が少なく建物が多いんですね。

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山頂には白いゴツゴツした岩が剥きだし。琉球石灰岩でしょうか。景色に気を取られてこけないように気を付けてくださいね。

登山口までの自転車は大変でしたが、帰りは下り坂なので爽快ですよ!



この記事を書いた人

ヒイラギ

ヒイラギトラベルライター

国内中心に飛び回るトラベルライターです。心に残る風景、注目のグルメ・イベントを中心にお伝えします。

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