旅行が大好きなあなたでも、なかなか行く機会のないアフリカ大陸。
私は、この大陸が日本ひいてはアジアに住むトラベルホリックの方々にとって、とても魅力的な大陸として徐々に認識されていくことを確信しています。
まだまだ未知の領域が多いアフリカ。
今回は、東アフリカにある世界遺産のある離島・ザンジバルをご紹介します。
東アフリカの海の色を知っていますか?
ザンジバル島はタンザニアに属する離島で、名峰・キリマンジャロの麓にある、キリマンジャロ空港から飛行機で1時間弱で行けます。
ここは、まだまだ知られていない穴場の美しいビーチが点在する島。
アフリカと言えば、サバンナや砂漠といった内陸部のイメージが強いと思いますが、今回はぜひ、ザンジバル島のビーチの美しさを知ってください。
地元の漁師さんが、100%木材でできた小舟で釣りに連れて行ってくれました。
透き通った海水、川の水のような透明度でした。
陽の光にあたると、碧色に変化するビーチ。
ここは、ザンジバル島の西側のパジェというビーチ。
「パラダイスビーチバンガロー」という、日本人が経営するバンガローがあります。
ここは、まさに天国のような場所。
1週間も滞在すれば、この絶景と人ののどかさに癒やされて、日常に戻ることが危ぶまれそうな怖さすら感じました。
アフリカでのイスラム文化と日本車
ザンジバル島は、アフリカの中でも少し独特の雰囲気を持っています。
これには、イスラムであるということが大きく影響しています。
島民の多くはイスラム教徒であり、外を出歩く女性はほとんどヒジャブを被っています。
地域の祭に行ってみると、こんな光景。
アジア人は珍しいようで、子どもたちから「ニーハオ!」「アニョハセヨ!」とすれ違うたびに声をかけられます。
世界遺産でもある、ザンジバルの中心地・ストーンタウン。
ここはタンザニア共和国に属していますが、走っている車の80%くらいが日本車。
日本のどこかで使われた車が、外装を変えずにそのまま使われている光景をよく目にしました。
港町ということもあり、古いアメ車が走っているキューバの首都・ハバナに非常によく似た雰囲気を感じました。
ザンジバルピザを片手に世界遺産を路地裏散策
ストーンタウンはその名の通り、石造りでできた古い町並みが残っています。
午前中、人通りが少ない時間帯に街を散策すると、平和な空気が流れています。
夕暮れになると、公園には屋台が立ち始め、賑わいが訪れます。
ここでのおすすめはザンジバルピザ。
ピザ、といってもお好み焼きのような見た目と食感で、ビールによく合う味でした。
夜が更けて、薄暗い小さな路地を歩くときは少し不安になりますが、路地を出たところでおじさんがボードゲームのドミノをしていたりしているので、治安の悪さを感じることはないでしょう。
こうして、またザンジバル島の一日が終わります。
ぜひ、次のご旅行にザンジバル島をご検討ください。