岐阜県飛騨地方の古い町並みといえば飛騨高山が有名ですが、飛騨古川にも魅力的な町並みがあります。JR高山駅から電車で約15分、瀬戸川と白壁土蔵街は落ち着いた雰囲気でどこか懐かしく、ゆったりした時間が流れていています。
飛騨市は、岐阜県の最北端
岐阜県最北端の飛騨市は、高山市からJR高山線で約15分。車の場合は約25分。
県庁所在地のある岐阜市からは、なんと約150kmも離れていて、岐阜県は南北に広いのです!
町並みまでは、JR飛騨古川駅から徒歩5分。車の場合は、駐車場が飛騨市役所前とJR飛騨古川駅の裏に若宮駐車場があり、どちらも無料です。
ゆったりとした時間が流れる瀬戸川と白壁土蔵街
透き通った瀬戸川にはたくさんの鯉が泳いでいて、初夏には白壁が眩しい!飛騨高山から移動してみるとよくわかるんですが、飛騨古川は静かで大人っぽい雰囲気で、ゆったりとした時間が流れています。
瀬戸川には約1,000匹の鯉がいて、泳ぐ姿を見ていると清々しい気持ちに。冬は除雪した雪を流す流雪溝として使われるため、鯉達は冬の間は引っ越しをします。そして春になると再び瀬戸川に戻ってくるのです!
無人販売で鯉のえさが設置されているので、購入してえさやりができますよ。久しぶりにえさやりをしていると、なんだか懐かしい気分になります。
せせらぎを聞きながら、観光地でものんびりと過ごせることが魅力の飛騨古川。 人混みがないため、写真を撮るのも楽しくなります。近くに飛騨牛コロッケやもなかアイスを販売しているお店があるので、食べ歩きもできます。
他にも飛騨古川では酒造めぐりができるので、お気に入りの一本を見つけてお土産にするのもいいですね。
毎年1月15日の伝統行事「三寺まいり」は飛騨古川の冬の風物詩。三つの寺、円光寺・真宗寺・本光寺を参拝します。多くの縁が結ばれたといわれ、若い女性に人気があります!地元の方以外に観光客でも楽しめるよう、着物レンタルのサービスがあるので気軽に着物での参加ができて嬉しいですね。
思わずホッとする飛騨古川
飛騨古川の観光は、2~3時間あるとゆっくり楽しめると思います。瀬戸川周辺の移動のため、たくさん歩くこともなく、ちょうどいい散策です。思わずホッとしてしまい、何度も訪れたくなる飛騨古川、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。