「あ~あぁ~!」と言いながら木々の間をつるを使って飛び抜けていくターザン。それが体験できる場所が、近年観光地として人気上昇中の福井県にあるという。
地上20階のビルの高さから山の木々を飛びぬけていくジップライン。その魅力とは? さっそく福井県池田町にてジップラインを体験してみた!
そもそもジップラインって何?
ターザン。その名を聞いて少しは想像していただけるのではないかと思うが、ジップラインとは、木々の間にワイヤーロープを引き、そこを滑車で滑り落ちる遊びだ。別名フライングフォックスともいうらしい。
誰もがターザンのように、清々しく木々の間をすり抜けていくことに一度は憧れると思うが、それが体験できる、まるで夢のようなアトラクションなのだ。
福井県のジップラインを勧める理由
▲装備をする人々
今回そんなジップラインを筆者が試したのは、福井県池田町の「ツリーピクニックアドベンチャー いけだ」。ここは2016年の春にオープンしたばかりのアスレチック施設である。
ジップラインが体験できる施設は日本に何ヶ所かあるが、ここでジップラインを行う一番のおすすめポイントは、地上高も長さも日本一、ということ。
2本ジップラインを体験するのだが、もっとも高いポイントで地上20階建てビルほどの高さがあるという。
▲こんなにもがっちり装備でいざ出陣! 「露出度が高いので蜂に気をつけて下さい」と言われてしまった。
さらにおすすめポイントは、山の美しさ。「山なんて毎日見てるわ!」という声も聞こえそうだが、山を山の外から見るのと、山の中から木々の美しさを堪能するのは全然違う。
青々とした緑の中を通り抜けるこの爽快感は、ジップラインを試さないと体験できないのだ。
そんな爽快感を2回も楽しめるのが嬉しいところ。下に流れる川を見たり、木々のリアルな美しさを感じたり……。映画「もののけ姫」を思い出す瞬間でもある。(*木々の中を走り抜けるイメージ)
日本最大級のアスレチック施設
また、この「ツリーピクニックアドベンチャー いけだ」ではジップラインだけでなく、様々なアトラクション、そしてコテージがあるので、1日かけて楽しむことができる。
▲アドベンチャーパーク。参加者の必死な顔が伺える
▲ちょっと一休み。美しい山の景色に息を呑む。
▲コテージもあり、BBQもできるようになっている。子どもから大人まで存分に楽しめる! またミニラフティング(ラフトと呼ばれるボートを使って川下りをするレジャースポーツ)もできるとのこと。
やってみなくちゃ損! 福井でターザンになりきれ!
都心からいくと、福井県は新幹線も繋がっておらず、まだまだ遠いイメージを持たれるかもしれない。しかしぜひ足を一歩伸ばして、この「ツリーピクニックアドベンチャー いけだ」に訪れてみて欲しい。
山の中を飛ぶことがこんなに楽しいことか。この高さだから、この美しい山だからこそ得られる刺激。子どもから大人まで一日中無邪気に楽しめる場所。自然の真の美しさを、体全身で感じてみていただきたい。