世界中から車好きが集まる「ポルシェミュージアム」に車好きが行ってきた
ドイツ

ポルシェミュージアム ウェルカムカー

ドイツの南西部にあるシュトゥットガルトという工業都市には、世界中から車好きが集まる場所が2つあります。ひとつはポルシェミュージアム、もうひとつはメルセデスベンツミュージアムです。

2つとも、工業大国ドイツらしいミュージアムですよね。今回筆者はフランスのストラスブールに前泊し、早朝に出発してシュトゥットガルトに到着。

弾丸スケジュールですが、2つのミュージアムを1日でまわってきました。今回は、ポルシェミュージアムの様子をお伝えします。

まずは「シュトゥットガルト」って10回言ってから出発!

私がこの都市名を知ったのは、恥ずかしながらここ最近のことで、しかも名前を覚えられるまでわりと時間がかかりました。

ちょっと……なんていうか、覚えにくいですよね(文句じゃないよ? ただの感想だよ?)。そして今、打ち込みがしにくい都市名だということを実感しています(これも感想だよ?)。
シュトゥットガルト駅
車内放送の言語の順序が入れ替わりドイツ語が1番先に流れるようになって、窓から工場や貨物車に乗せられた大量の車を目にするようになると、ドイツに入ったんだなとなんとなく実感します。

陸続きの隣の国なのにフランスとは言語も国民性も違うし、得意産業も違うなんて不思議だな~と、そうこう思っているうちにシュトゥットガルト駅に到着。

ストラスブール駅から1時間30分かからないぐらいでした。ポルシェミュージアムまでは駅からタクシーで向かい、20分もかからずに到着。
ポルシェ 駅
ちなみにシュトゥットガルト駅から電車で行くなら、ミュージアムの最寄り駅はこちら「Neuwirtshaus」です。すぐ隣にポルシェミュージアムがあります。

帰りはこの駅から電車でシュトゥットガルト駅に行きましたが、車内放送はドイツ語のみだったのでちょっとパニックになりました。電車を利用する場合は、事前に路線図を確認したほうがいいですよ。

建物はかなり近代的

ポルシェミュージアム外観
ポルシェミュージアム ウェルカムカー
着くと、まずはポルシェがお出迎えしてくれます! ウェルカムポルシェとでも言いましょうかね。

違うシーズンに行った方に写真を見せてもらったときは車が変わっていたので、ここに展示されている車は変わるみたいですね。行くたびに楽しみがあっていいですね~。

ポルシェづくしの館内へ!

ポルシェ カフェから
館内には、入ったフロアにチケット売り場とミュージアムショップ、小さなカフェがありました。ここでは、飲み物、パンなどの軽食、ドイツ名物のプレッツェルなどが売られていました。

カフェからはガラスの向こうにポルシェを見ることができます。レジの横にピンクのブタさん貯金箱があって「かわいい。なんだろう?」と思っていましたが、これが何か、後でわかることになります。

お詳しい方は、この文章ですでにピンとくるかもしれませんね。スロープを昇って上階に行くかたちで、展示スペースへと向かいます。
ポルシェ館内 上階へ
上に何があるんだろう?と、向かっている間もワクワクする! そんな演出がステキです!
ポルシェ 最初
上がってすぐの展示品はこのあたりでした。
ホイールハブインモーター
ポルシェ部品
説明文章はドイツ語と英語の2表記がありました。展示は年代別にたどることができたので、私はそう進むことにしました。

館内は、8割9割が男性。三脚つきの一眼レフを持っている人も多かったです。何かの撮影かな?と思ったぐらい。言語もバラバラで、いろんな国から来ているんだな~と実感。
ポルシェ スペード
ポルシェ のっぺり
ポルシェ 一人掛け
ポルシェ 一人掛け2
ほとんどの展示車が周りに柵もロープもなく、間近まで行くことができ、覗きこむこともできました。車内部が見られるのもうれしいですね。

自分にとって1番のポルシェは、人によって違う

館内にはたくさんのポルシェがあり、どの写真を載せようか迷い 何人かのポルシェ好きに相談したところ、

「思い入れのあるものが人それぞれ違うから、一概には選べない」と、全員から同じ答えが返ってきました。言われてたしかに、その通りだなと思いました。

自分が実際に乗っていたもの、ただただ好きで憧れのもの、レーシングカーかもしれないし、車じゃなくて部品かもしれないし、エンジン本体かもしれないし……。

考えていたらキリがなくなってしまうので、館内の様子も含めて 勝手なチョイスでできるだけ載せさせてもらいますね。
ポルシェ
ポルシェ中


勝手なチカさんチョイス、もう少し続きますよ。



もちろん、比較的 最近の車種の展示もありました。

怒涛の写真攻撃、これぐらいでやめておきましょうかね。この他にも、本当にたくさんの車の展示がありました。

レース仕様の車たち

館内を進んでいくと、興奮する車に出会いました!
ポルシェ ピンクピッグ
さっきのカフェの、レジ横にいたピンクのブタさん! この子と同じ模様でした! 実際に目の前にすると、この子は車幅が広いのね。けっこう後ろに下がらないと全体が写真に納まりませんでした。
ポルシェ ピンクピッグ2
『ピンクのブタ』と呼ばれているニックネーム通りの大きさです。車体に書かれている点線と文字は、体の部位名なんだとか。ユーモアたっぷり!
ピンクピッグ
ブタさん貯金箱、すごくかわいかったのでミュージアムショップで探してみたけど売っていなくて、すごく残念でした。

……と思ったら、先日 都内の本屋さんで発見しました! 私の記憶が正しければ、たぶん同じ貯金箱です。貯金箱にもちゃんと点線と体の部位が書かれていてかわいらしいです。




さて、ブタさんに夢中になって話がそれましたが、他にもレーシングカーがずらりとありましたよ! これも全部 間近で見られます!

変り種?のポルシェたち

他にも消防車やトラクターなど、これもポルシェ製なんだなーと思えるようなちょっと変わっている車の展示も随所にあり、見ごたえありました!
ポルシェ 消防車
ポルシェ消防車

中でも個人的に印象的だったのが……
ポルシェ パトカー
ポルシェ パトカー2
こちら! ポルシェのパトカー! 逃げる側として想像してみてください。後ろからポルシェのパトカーが追いかけてくる……。一瞬で逃走意欲がなくなるのは、私だけでしょうか。これならすぐに捕まえられそうですね。

そして突然出てきた、カーズ仕様になった車! 館内のどこかにいるので、会えたらラッキーかも?

展示品は、車だけじゃありません!

ポルシェトロフィー
トロフィーの数々~!
ポルシェ部品
ポルシェ部品
パーツの展示もたくさんありました。専門知識をお持ちの方は、違う目線でも楽しめそうですね。

ポルシェのロゴじゃない車

ん? あれ? ビートル? 館内でこれも発見しました。そうそう、そうですよね! ポルシェさんと言えば、こちらの展示車があるのも納得ですね!

この車だけで、専用ミュージアムが建てられちゃうんじゃないかって言っても過言じゃないぐらい重要な、そして有名な車。
ワーゲンタイプ1
フォルクスワーゲン・タイプ1。ロゴがポルシェじゃない?と気になりましたが、フォルクスワーゲンの本拠地がある都市、ヴォルフスブルクの紋章のようです。この街はフォルクスワーゲンのテーマパークがあることでも有名ですよね。

後ろから見ると、丸みがあって本当にカブトムシみたいだなと、かわいらしくて微笑んでしまいました。

滞在時間は自由自在

私はカフェとショップも含めて、全体で3時間ほど滞在しました。生産車もレーシングカーもパーツも展示されているので、気分を変えて見ることができ、最後まで楽しめます。

自分の好きなカテゴリーから優先的に見てまわるのもよさそうですよね。最後に、小さいと噂されている(?)ミュージアムショップについてですが、私個人の意見としては、そんなことはないと思います。

ミニカーや服飾品もたくさん並んでいましたし、ポストカード、マグネットやマグカップ等のお土産にできそうなものも充実していました。

特に関連本は、見本が出ているものもあり内容を見て買うことができますし、外装もオシャレで飾っておいてもいいなと思いました(もちろん自慢用です!)。ビートルに関しての本もありましたよ。

ポルシェミュージアム
Porscheplatz 1, 70435 Stuttgart, ドイツ
公式HPはこちら

車好きの人たちを見て思うこと

いきなり個人的なことを書きますが、私の父は、私が生まれたときからスポーツカーが好きでした。ちょっと特徴的な車に乗っていたので音がうるさく、小さい頃はそれが嫌で嫌でたまらなかったのを覚えています。

理解できるようになったのは、本当にここ最近のことで、一緒に車に乗ったり、イベントに行くようになりました。そばで見ていると、父にとって、車は人と縁をつなぐものとしてあるようです。

ポルシェミュージアムには、キラキラした目で車を眺めて写真を撮ったり、車を囲んで説明したり、議論したりしている人がたくさんいました。少年のように、とはまさにこのことだなと思えたほど。

自分が大人になって気づきましたが、好きなこと、好きなものというものはそれ自体に意味があるのではなく、それを通して人とつながれることに もっと意味があるのだなと、ここに行ってそんなことをあらためて思いました。
車好きの人たちを見て思うこと

この記事を書いた人

チカさん

チカさん日本語教師

現在パリ在住。2018年3月帰国予定。 滞在中はフランスの日常を体験しながら、近隣国も含めてぶらっと訪れる予定です。 初めてのこと好き!実際に経験してみることも好き! 行きたい!と思ったら、一人でもわりとどこへでも行っちゃいます。 車好きの父の影響で、幼い頃からヨーロッパ車が身近にあったこともあり、最近 特に興味を持ち始めました。 昨年、日本国内でサーキットデビューしました! 「大人しそうに見えて、ご活発ですね」と最近よくほめられ(?)ます! ちなみに、英語しゃべれません! フランス語も・・・ちょっとしかしゃべれません! ジェスチャーと単語と行動力だけで、ハプニングもありながらなんとか乗り切ってます。 それでも旅はできるんだなと、ちょっと出かけてみようかなと、そう思っていただけるような、小さなきっかけと大きな情報をお伝えできたらいいなと思います。

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